Contents

奥さんにバレて債務整理を決意!債務整理で人生をやり直した函館市男性の体験談

今回は函館市に在住の伊藤さん。

伊藤さんは小さいころからギャンブルはよくないことだと育ってきていた。

その為ギャンブルには手は出すまいと決めていました。

しかし、ひょんなことから一度パチンコで暇つぶしをすることに。

ちょっとした時間つぶしのハズが大勝してしまい、パチンコの楽しさにハマってしまう。

それからというものの、暇があればパチンコに手を出す日々が繰り返される。

結婚後はお小遣い制だったが、足りない分を複数の消費者金融で借り入れしてパチンコに使ってしまう日々。

しかし奥さんに借金がバレて自分の過ちにやっと気づく。

こうした状況を家族の為にも変えようと弁護士に相談することになります。

それでは伊藤さんの体験談についてお聞きしましょう。

よろしくお願いします。

函館市の法律事務所で500万円以上の借金を債務整理した体験談

育ったのは北海道の競馬場の近く。

子どもの頃からギャンブルは怖いものだと教えられてきた。

競馬、パチンコによる借金苦で失踪してしまった友人の父も知っている。

ギャンブルとは無縁の人生を送るはずだったのに…。

社会人2年目の26歳でのことだった。

父が失踪した友人と久しぶりに会う約束をしていたが、その友人が仕事をしていて遅れるとのこと。

「近くの喫茶店で待っている」と連絡すると、「隣にパチンコ店がある。そこは割と出るからパチンコでも打てば? 男なんだからたまには勝負してみろよ」と言われた。

その友人も父に習ってしまい、大人になるとパチンコ狂になっていた。

喫茶店に入ってもお金はかかる。

まあ、パチンコなんて勝てるわけがないけど、1000円だけ投資してみようか。

これがすべての始まりだ。

その初めて打ったパチンコでいきなり大当たり。

何が何だかわけがわからず、隣にいた年配の男性に大当たり後の打ち方などを教えてもらいながら、みるみる玉を入れたドル箱は積みあがっていった。

そして遅れてきた友人がそれを見て、「ほらな?勝てただろ?」

これがトンネルの入り口。

勝った快感が忘れられず、その後は給料のほとんどをパチンコに費やす生活となってしまった。

1年後に結婚した。

一度ハマってしまったギャンブルからなかなか抜け出せない

その頃、借金はしていなかったが、もちろん貯金はなし。

自分の金銭感覚がおかしくなっている自覚はあったので、新妻に給料のすべてを管理してもらい小遣い制で新生活を始めた。

それでも結局やめられなかった。

たまに大勝すると、その先は連戦連勝できる感覚に陥ってしまう。

結婚して2年目の29歳の時、出張先で会社から支給されている旅費を、まだ日数を残して使い切ってしまった。

原因はもちろん出先でもパチンコを打ってしまったため。

ついに消費者金融に手をだしてしまう

妻に言って嫌味を言われたくない。

ついに消費者金融に手をつけてしまった。

会社はまずまずの給料に恵まれていたため、相当な額を借りることができていた。

借金しているはずなのに「これでしばらく安泰だ」などと勘違いしていた記憶がある。

それから10年以上が経った。

膨れ上がる借金で自転車操業の日々

借りている消費者金融は5社、そして借金の総額は500万円以上に膨れ上がっていた。

他社で借りて他社の利息を振り込む生活。

自転車操業の日々が続いた。

借金の上限を引き上げる申し込みをしても、もう受付してもらえるところはなくなってきた。

「土地などを担保にしていただければ…」などと言われるが、妻にバレるのが怖く、絶対にそれはできない。

限界が近づいてきた。

妻は夫の携帯をのぞき見したり、財布の中身を確認したりするタイプではないが、ある日、妻の前で財布を落としてしまい、中の領収書などを全部ぶちまけてしまった。

名の知れた消費者金融の明細なども一緒に…。「どういうこと?」

妻にすべてを告白した。

思い切り泣かれた。

債務整理をしようと法律事務所へ駆け込む

自分のバカさ加減を反省し、両親にも相談。

まずはテレビCMなどで見かけている過払い金請求をすることに、「ゼロにならなかったら、残った分は払ってやる。ちゃんと出直せ」。

自分は当時42歳。

いいおっさんが年老いた両親に迷惑をかけていることを恥じた。

すぐに弁護士事務所を調べてかけこんだ。

「すべておまかせください」。10年以上も借金をしていたので、500万円あったのは80万円までに減らすことができた。

弁護士にもきちんと対応してもらい、連絡も密にしてくれた。

残った借金は銀行振り込みにする手段もあったが、自分で消費者金融に出向き、親からもらったお金で残額を払った。

債務整理ということで消費者金融からは嫌味のひとつでも言われるのかと思ったが、いずれも大手だったせいか、至って事務的な対応だった。

お金の誘惑はたくさんあるが惑わされない強い意志を

そのうちの1社だが、「何かお困りのことがあれば、またご相談ください」と丁寧な言葉で言われた。

その会社はその後も携帯に電話をかけてきて「ご用命はありませんか?」。

こちらはさんざん懲りている。

もう思い出したくもないのに営業をかけてくるのには腹も立ったが、すべて自分でまいた種なのでしょうがない。

それでも10年以上にわたった自転車操業から脱出できたのは本当にホッとした。

妻には平謝りして何とか離婚も避けることはできた。

会社にはもちろん伝わっていないし、自分が借金まみれだったことを知っているのは本当に家族だけだ。

小遣いは半分にしての出直し。

もちろん、もうギャンブルに手を出すつもりはない。

振り返ると、人生で本当に嘘をつくことはよくない。

借金地獄に陥ってしまったのも、妻に心配や不安をかけたくないために嘘の上塗りを続けていたためだと思う。

何とかトンネルの入り口で引き返すことはできなかったのか、と思うこともあるが、今は借金のない生活を謳歌できている。

債務整理をして良かったと心の底から思っている。

もしお金で悩んでいる人がいれば、安易に嘘をついて他人や消費者金融から借りたりせずに、本当に信頼できる人に相談して解決してほしいと思う。

そして、自分の場合はギャンブルだったが、いろんな誘惑は断ち切ってほしい。

債務整理ならアヴァンス法務事務所

アヴァンス法務事務所では、全国から債務整理案件を受託しており、累計23万件以上の実績がございます。借金や過払い金にお困りの方はぜひ一度ご相談ください

アヴァンス法務事務所の無料相談はこちらです。