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借金が減らなかった場合、債務整理を途中で辞める事はできる?

『債務整理をして、もし借金が思ったように減らなかったら無駄になってしまうのではないか・・・。』

借金が本当に減るのかどうか、不安に思う方は意外と多いです。

せっかく債務整理をしても借金が減らなかったら意味が無いですもんね。

結論からお伝えすると、『債務整理をしたのに借金が少しも減らない。』という事はまずありません。

ですが正しい手続きで債務整理を行わないと、本来もっと減るはずだった借金が思うように減らないという可能性は否定できません。

今回は、正しい手続きで借金を1円でも多く減らす方法と注意点を解説します。

また、『2社以上から借入をしていて、一方の返済の為に利用している。』

『給料が出ても返済で多くが消えてしまい、月末になるとまたお金を借りてしまう。』

このような状態まで状況が悪化している方は要注意です。

手遅れになる前に1人で悩むのではなく、今すぐ法律事務所に相談をして下さい。

 

それでは解説をしていきます。

借金が減らない債務整理はない

債務整理と一言で言っても、方法は一つではなく債務整理にはさまざまな種類があります。

自己破産は支払い義務の、全額が免除になる可能性がありますし、個人再生では、家を残しつつ借金を最大5分の1程にすることができます。

任意整理の場合は、将来利息のカットと分割の組み直しが手続きのメインになり、元金が必ずしも減額されるとは限りません。

ですが、仮に元金が減らなくても利息や遅延損害金がカットされれば、これから支払う返済額は結果的大幅に減額されます。

たとえば、1つの消費者金融で元金200万円を借り入れているケースで考えて見ましょう。

200万円を借り入れ利息が15%だった場合、年30万円の利息が発生します。

この場合、月に換算すると25,000円もの利息を支払うことになります。

新たな借入れをせず支払いを継続すれば、徐々に利息部分は減っていくでしょう。

しかし、仮に200万円を元利均等で5年で返済した場合、約76万円もの利息を支払うことになります。

実際は、ある程度返済して元金が減ると、また限度額近くまで借りてしまう。

このような事をと繰り返す人がほとんどですから、支払う利息はこの金額よりずっと多いのが実情です。

何年経っても元金が減らない現実にショックを受ける人が大勢いらっしゃいますが、債務整理をすれば最低でも利息や遅延損害金を無くす事は出来るのは間違いありません。

利息ははっきりと目に見えて金額が分からないので、軽く考えてしまいがちですが、このように数字にしてみるとその金額の大きさがわかるでしょう。

ですので、債務整理をして借金が全く減らなという可能性はまず考えられないのです。

重要なのは、借金の元本だけではなく全体をしっかりと知る事です。

いずれにしても、借金問題は時間がたてばたつだけ状況は悪化するだけで、良くなることは絶対にありません。

1人で悩み続けるのではなく、1日でも早く問題解決に向けて動くことが重要なのは間違いありません。

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債務整理を辞めたい場合の対応策

債務整理にメリットが感じられず、辞めたい時はどうしたら良いのでしょうか。

結論から言えば、債務整理を辞めることは簡単です。

ただし、債務整理を辞める場合状況は更に悪化する事になるでしょう。

債務整理を始める際、弁護士・司法書士から債権者に受任通知という書面を送ります。

受任通知って?支払い督促が止まる流れとはで詳しく触れていますが、債務整理を依頼されたので、担当する事になりました。早速ですが○○さんの書類を送付してください。

というようなものです。

受任通知を送り、債務整理が始まった段階で信用情報には影響がでます。

新たな借り入れができなくなり、ローンも組めなくなります。

ブラックリストや債務整理後のローン等については債務整理をするとブラックリストに名前や住所が載るの?で詳しく解説をしています。

信用情報は債務整理を途中で辞めたからといって、何か特別な事情がない限りすぐに元に戻すことはできません。

さらに、いったんは債務整理をしようと考え、弁護士・司法書士に手続きを依頼したという現実もあります。

債務整理を途中で辞めても、支払能力に限界が来ているということを債権者は察知するでしょう。

弁護士や司法書士が担当から外れると、直接借金の取立てができるようなります。

その結果、クレジットカード会社や消費者金融の取り立てや督促が、一気に押し寄せる可能性が高いでしょう。

そうならない為にも、法律事務所の対応が原因で債務整理を辞めたいのであれば、法律事務所を変更するのも一つの手です。

法律事務所の変更に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

債務整理を依頼した後に弁護士や司法書士を変える事は可能?

もちろん、大手のカード会社や消費者金融であれば、昔のように家の前で怒鳴ったり、夜中に電話をしたり訪問して来るといった迷惑行為をすることはありません。

しかし、執拗な督促は覚悟しなければならないでしょう。

債務整理を途中で辞めるのであれば、借金を一括して返済できるくらいの資金があったほうが安全です。

また、債務整理を始めるのであれば、途中で辞めることはできないくらいの覚悟で取り組みましょう。

いずれにしても、借金問題は時間との勝負です。

債務整理をしたのに借金が全く減らない事は絶対にありませんし、放置すれば借金が増え続けるだけです。

放置していて借金問題が解決する事は絶対にありません。

今すぐに、専門家に相談を行い借金問題解決への第一歩を踏み出しましょう。

債務整理ならアヴァンス法務事務所

アヴァンス法務事務所では、全国から債務整理案件を受託しており、累計23万件以上の実績がございます。借金や過払い金にお困りの方はぜひ一度ご相談ください

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