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北海道で債務整理~300万円を自己破産をした増田さんの体験談

今回は、現在34歳の北海道で自己破産をした方の体験談を紹介します。

それではお願いします。

ギャンブルで作った300万円の借金を債務整理した体験談

私が自己破産をしたのは33歳の時でした。

今34歳になったばかりで自己破産をしたのはつい最近のことです。

生まれも育ちも北海道で、地元の函館を出て札幌の大学を卒業してから北海道内の会社に就職しました。

大学に通っていところパチンコ・パチスロを初めてやり、最初はとくにのめり込むほどではありませんでした。

しかし、他にやることもなく趣味程度で何度か通っていました。

アルバイトをしており自分で稼いでいたお金でやっていたので、たまに数万程度負けることもありましたが、特に罪悪感もなく暇があれば通っていました。

パチンコ屋に通い始めて1年くらい経ってから、気づけばほぼ毎日のように通うようになり、多いときでは1日10万近く使うこともあり完全にのめり込んだ状態になっていたのです。

負けたときは後悔はしますが、よくある「いつかは取り返せる」と思い込み止める事はできませんでした。

社会人になってから消費者金融からはじめての借金

ギャンブル中心の生活をしていたので学校もろくに通わず、就職も危うかったですが、何とか地元の一般企業に滑り込みで就職ができ社会人1年目をスタートさせました。

その会社では旭川市や釧路市、苫小牧市は勿論、帯広市、小樽市と北海道内を車で色々回る事も多く肉体的には非常に疲れていました。

しかし、特に仕事のストレスなどは感じることが少ない性格で無難に社会人生活を送っていたのです。

ですが、休日や仕事帰りはパチンコに引き続き通っていて、給料が底をつくまで遊んでいました。

早いときは1週間ほどで全部使ってしまい、当然家賃やその他の支払いがギリギリになったり、払えなくなる状態になっているという有り様。

その結果、返済を遅れてはいけないと思い、消費者金融から借り入れをすることになりました。

最初はやっぱり抵抗感はかなりありましたが、それ以上にお金がなく困っていたので勇気を出して申し込みをしました。

良いのか悪いのかわかりませんが意外にも簡単に借りることができ、また限度額も50万とかなりの高額でした。

最初の頃は、諸々の返済の為に使っていましたが、ちょっとくらいならと借り入れをしてパチンコもするようになってしまったのです。

私にはギャンブル運がないと言いましょうか、まず勝つことは少なく、今度は取り戻さなきゃ!と思いまた借り入れをしては負けるを延々と繰り返していました。

借金がいよいよ自転車操業状態に。困り果てて弁護士に相談

1社目であるプロミスのカードの限度額を使い切ってしまうと、次はアイフル、次はアコムと俗に言う自転車操業状態になっていました。

そんな生活を10年以上やっており、稼いだ分は返済にほとんど取られる状況になっていました。

そんな状況でもギャンブルは止めることができず、返済は遅れるようになり督促の電話の嵐が始まったのです。

また総量規制法が施行されたことにより、消費者金融からの借り入れや新規での契約は当然できなくなり、何度新規で申し込んでもどこも審査が否決される状態でした。

いよいよ自分ではどうすることもできなくなり、債務整理のことは何度も自分で調べていたので、もうこの方法しかないなと思い弁護士に助けを求めることにしました。

結局、総額で300万ちょっとの借金がありました。

どの法律事務所に頼めばよいのかわからなかったので、チャット相談を通して弁護士をマッチングしてもらいました。

紹介してもらった弁護士はベテランの債務整理に慣れている弁護士でした。

初回、面談時に借り入れ状況などを整理し見てもらったところすぐに「自己破産しかないね」と言われました。

私も全くその通りだと思いました。

ギャンブルの借金は債務整理出来ないと言われたが免責がおりた

私の場合は、ほとんどがギャンブルによる借金だったため、自己破産はできても免責が下りるかどうかは保障できないと言われました。

また、今後しっかり反省してギャンブルをやめる意思があるのかどうか見極めてからでないと申し立ては出来ない。

このように先生から言われ、そのことを約束できるならという条件で私も同意し受任をしてもらいました。

申し立てに必要な費用は、親が工面してくれました。

北海道の中でも債務整理の費用も安い法律事務所でしたが、親には非常に申し訳ない気持ちだったのは言うまでありません。

申し立てまでの期間は月に2回弁護士と打ち合わせや生活状況の報告を行うなどして進めていったのです。

初回、面談時から約半年後に反省の色が見られているとの判断で裁判所に申し立てをすることになりました。

申し立て後は当然のごとく、管財人がつきます。

しかし、私の場合は、債権者に分配する物がなかったので、管財人との面談も2回ほどでした。

借金をした経緯などをあらためて正直に話し、一通りの手続きは終わりました。

本来であれば免責は下りない事項と、裁判官からも弁護士からも言われましたが、しっかり反省もしているということで何とか免責をもらうことができ私の借金はすべてなくなりました。

債務整理をして当たり前の生活を手に入れられた

その後の生活について少し話します。

私は、借金がない生活を社会人になってから経験をしたことがないので、初めての経験でこれが「普通の生活なのか」と感じました。

当たり前の普通の生活を手に入れることが出来たのが、嬉しくて涙さえ流したのを今でも覚えています。

勿論、自分のしてしまったことの罪悪感はやはりありました。

借金をして返せなかった会社には本当に申し訳ないことをしたと反省の日々を送っています。

今はギャンブルも止め、普通の生活を送る事ができています。

私の場合は自業自得ですが、事情があって借金をして結果的に失敗する方も多いと思います。

今回、私が学んだ経験から言える事としたら、しっかり法律で救済をしてくれる制度があるので、どうにもならない状態になる前に早めに専門家に助けを求めた方が良いかと思います。

長引けば長引くほど、状況が悪くなるのは間違いありません。

本当に早めに行動をした方がいいです。

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