【要注意】債務整理は車を失うリスクがある!デメリットを避ける方法について解説

「債務整理すると車は失うの?」
「車を手元に残す方法はある?手続き後も乗り続けたい!」

あなたはこんな疑問を持っていませんか?

車を失うかどうかは、自動車ローンの返済状況や選んだ債務整理手続きによって変わってくるため、一概には言えません。

ただし、債務整理すると基本的に自動車ローンは組めないと考えておきましょう。

この記事では、債務整理後に車を残したいと考えているあなたに向けて、以下の情報について解説します。

  • 債務整理で車を失うのか
  • 各手続きごとの車の扱いについて
  • 債務整理後でも車を利用する方法

債務整理しても車に乗り続ける方法が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください!


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債務整理には車を失うリスクがある

まず、債務整理には以下3つの方法があります。

主な債務整理手続き
  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

債務整理後に車を残せるかどうかは、どの手続きを選ぶかによって変わるため、簡単にまとめてみました。

手続き内容
任意整理自動車ローンを債務整理の対象から外すこともでき、この場合は車を引き上げられずに済む
個人再生ローン返済中の自動車は失う可能性が高い。ただし、生活や仕事に必要だと認められれば残せるケースもある
自己破産ローン返済中かそうでないかに関わらず、車は失うことになる。ただし、自動車の価値が20万円に満たない場合は差し押さえを免れられる

では、各手続きについて詳しく解説します。

任意整理のデメリットと車について

任意整理なら、基本的に車を残せる可能性は高いでしょう。

差し押さえの規定はありませんし、返済中の自動車ローンがあっても、債務整理の対象から外すことで車を手元に残せます。

手続きの概要や車を残せるかどうかについて詳しく解説します。

1. 任意整理とは

任意整理とは、債権者と交渉して利息を免除してもらう手続きのこと。

債務整理の中でも、もっとも費用やデメリットが小さいことから、少額の借金を解決する際によく用いられます。

ただし、利息を免除するだけで元本は減らないため、多額の借金には対応できないと考えておきましょう。

任意整理については「任意整理のメリットとデメリット~債務整理で1番多い手続きの注意点」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

2. 自動車ローンを債務整理すると車を失う

返済中のローンを任意整理すると、車を失うことになります。

というのも、一般的にローン返済中はお金を貸している金融機関が車の所有者となり、ローンの担保にしているためです。

もしローンを組んだ人が債務整理、すなわちローンが支払えない状態になった場合、車は引き上げられてしまいます。

なお、任意整理に差し押さえはないため、自分が名義人になっている車を失う心配はありません。

3. 自動車ローンだけ支払いを続けることも可能

任意整理は他の手続きと違い、どの借金を債務整理するか自由に選ぶことができます。

つまり、他の借金を任意整理して自動車ローンだけ残すことで、車を手元に残すことも可能です。

この場合、自動車ローンの返済は今まで通りですが、他の借金は利息がなくなっているため相対的に返済が楽になるでしょう。

個人再生のデメリットと車について

個人再生は、任意整理と違って特定の借金のみ残すことはできません。

したがって、自動車ローンを返済中の車に関しては、ほとんどのケースで引き上げられてしまうでしょう。

手続きの概要や車を残せるかどうかについて詳しく解説します。

1. 個人再生とは

個人再生とは、裁判所に申し立てて借金の大部分を減額してもらう手続きのこと。

元本を大きく減らせるため、多額の借金にも対応できます。たとえば、500万円の借金であれば、個人再生手続きによって100万円ほどまで圧縮可能です。

ただし、任意整理と比べると手間も費用もかかります。

個人再生については「個人再生は家を残せる大きなメリットがあるが2つのデメリットもある」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

2. 別除権協定によって残せることもある

個人再生は裁判所を介した手続きで、すべての債権者を平等に扱う必要があるため、特定の借金だけ残すことはできません。

したがって、返済中の自動車ローンも債務整理しなければならず、車も引き上げられてしまうでしょう。

ただし、個人再生には「別除権協定」という決まりがあり、生活や仕事に車が必要だと認められれば、自動車ローンのみ残すこともできます。

稀なケースではありますが、仕事などでどうしても車が必要な場合は、その旨を主張してみると良いでしょう。

3. 車によって弁済額が高くなることもある

個人再生に差し押さえはないため、自分が名義人になっている自動車であれば、失うことはありません。

ただし、個人再生には「精算価値保証原則」があり、最低でも自分が持っている財産以上の金額は返済する必要があります。

保有している車が高額だと、その分返済額が大きくなるため注意です。

たとえば、200万円の車を持っている場合、借金額がいくらであったとしても最低弁済額は200万円以上となってしまいます。

自己破産のデメリットと車について

自己破産を行うと、車を残すことはまずできないでしょう。

自己破産は全ての借金を対象にする必要がありますし、ローンを完済している車に関しても差し押さえの対象となるためです。

手続きの概要や車を残せるかどうかについて詳しく解説します。

1. 自己破産とは

自己破産とは、裁判所に申し立ててすべての借金を免除してもらう手続きのこと。

まったく返済義務が残らないため、収入がほとんどないような方でも借金解決できますが、その分デメリットも非常に大きいです。

また、裁判所から「支払い不能」と認められなければ免責が下りないため、そう簡単に行える手続きではありません。

自己破産については「旦那の借金で債務整理をするとどうなる?マイホームは処分される?」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

2. 基本的に車は差し押さえられる

自己破産は個人再生と同じく、債務整理の対象を選ぶことができないため、ローン返済中の車は引き上げられてしまいます。

さらに、任意整理や個人とは違って「差し押さえ」というペナルティもあるため、ローン完済している車も残すことはできません。

自己破産を行うと、自動車ローンを返済中でも完済していても、車は失うことになるでしょう。

3. 売却額が20万円以下の車は残せる

自己破産すると基本的に車は残せませんが、評価額が20万円を切る安い車の場合、処分されずに済みます。

これは、処分するコストと得られる金額が釣り合わないためで、車だけでなく土地や建物などの財産にも当てはまることです。

ただ、評価額は査定する場所によって変わってきますので、気になるなら何社も見積もりをとってもらいましょう。

債務整理後は自動車ローンを組みにくくなる

債務整理すると、当面は自動車ローンを組むことができなくなります。

債務整理手続きを行うと、信用情報機関に「事故情報」が登録されてしまい、いわゆる「ブラックリスト」の状態になるためです。

ブラックリストは、いわば著しく信用を損ねている状態とも言えますから、ローンの審査にはまず通りません。

自動車に限らず、債務整理後は一括購入が基本になると知っておきましょう。

債務整理後に自動車ローンを組む3つのポイント

ブラックリストに載ると、基本的に自動車ローンは組めませんが、諦めきれない方は以下のような方法を実践してみましょう。

  1. 頭金を多めに用意する
  2. 車体価格をできるだけ抑える
  3. 家族名義でローンを組む

それぞれ詳しく解説します。

1. 頭金を多めに用意する

頭金はできるだけ多くしましょう。

ブラックリストに載っている人がローンを組めないのは、ローン会社のリスクが大きすぎると判断されるためです。

しかし、頭金を多めに支払ってローン会社のリスクを減らすことで、少しでも審査に通りやすくなります。

ローンを組むにあたっては、一般的に収入状況などが重要になりますが、債務整理後は頭金を多めに用意することも必要になるでしょう。

2. 車体価格をできるだけ抑える

車体価格もできるだけ抑えましょう。

先ほども解説した通り、ローンを組む金額が大きいとローン会社のリスクも大きくなるため、審査に通りにくくなります。

中古車を選ぶ、余計なオプションを付けないなどの工夫で車体価格を抑えれば、少しでもローンが組みやすくなるはずです。

3. 家族名義でローンを組む

借入額を抑えても審査に通らないなら、家族名義でローンを組んでもらうのも良いでしょう。

債務整理しても、家族の信用情報には一切影響がありません。

したがって、家族名義でローンを組んで返済は自分で行うことで、問題なく自動車を購入することができます。

ただし、家族がローン審査に落ちてしまっては意味がありません。収入がない、もしくは少ない方ではローンに通らないため、「自分で働いていてある程度収入のある人」に名義人になってもらう必要があります。

自動車ローンを組まず車を利用する3つの方法

債務整理後はローンを組まず、以下のような方法で車を利用する方が現実的だと言えるでしょう。

  1. 一括で購入する
  2. レンタカーで借りる
  3. カーシェアリングを活用する

1. 一括で購入する

自家用車が欲しいなら基本は一括購入になるでしょう。

いくらブラックリストに載っても、一括購入まで制限されることはないため、問題なく購入できます。

とはいえ、一括で自動車を購入するにはかなりの資金が必要になりますから、配偶者と協力するなどの工夫が必要になるでしょう。

購入できたとしても、自動車には車検や保険料、駐車場代などのランニングコストがかかるため、維持が難しいという問題もあります。

収入的に余裕がないなら、後述するレンタカーやカーシェアリングといったサービスを利用した方が良いでしょう。

2. レンタカーで借りる

日常生活で車を使わないならレンタカーで十分でしょう。

レンタカーは一見高額に見えますが、車検などの維持費がかからないため、使用頻度が低いなら自家用車よりもお得です。

特に、任意整理や個人再生は手続き後も返済していく必要があるため、自分で車を持つよりもレンタカーを利用した方が返済も楽になるでしょう。

3. カーシェアリングを活用する

最近ではカーシェアリングというサービスもあります。

カーシェアリングは、ちょっとした月額費用を支払えば車を好きな時に借りられるサービスで、使用頻度が多くてレンタカーでは不便という方におすすめです。

さまざまな会社がカーシェアリングサービスを提供していますから、興味があればぜひ調べてみてください。

債務整理すると車を失うこともある!リスク回避方法を知っておこう

債務整理すると車を失う可能性があります。

ローン返済中の場合、ローンを債務整理すると車は引き上げられてしまいますし、自己破産の場合はローン完済している車でも処分されてしまいます。

最後に、手続きごとの車の扱いについておさらいしましょう。

手続き内容
任意整理自動車ローンを債務整理の対象から外すこともでき、この場合は車を引き上げられずに済む
個人再生債務整理の対象を選べないため、ローン返済中の自動車は失う可能性が高い。ただし、生活や仕事に必要だと認められれば、残せるケースもある
自己破産ローン返済中かそうでないかに関わらず、車は失うことになる。ただし自動車の価値が20万円に満たない場合、処分の対象にならないため差し押さえを免れられる

債務整理で車を失っても、一括購入なら問題ありませんし、レンタカーやカーシェアリングといったサービスで代用可能です。

もし借金で困っていれば、一刻も早く弁護士や司法書士に相談してください!

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