借金が減らない場合に考えられる原因と、借金を減らす3つの方法を解説!

『借金の返済を続けているのになかなか減らない』
『借金の返済が難しくて、どうすればよいのかわからない』

と悩んでいませんか?

返済を続けているにもかかわらず借金が減らないのには、必ず理由があります。

まずは、その理由を探すことから始める必要があります。

この記事では、

  • 借金が減らない場合に考えられる4つの原因
  • 返済に困ったときに借金を減らす3つの方法
  • 債務整理の方法

について解説します。

なお、借金の返済額が多すぎて悩んでいる方は、早めに法律事務所へ相談することをおすすめします。

どの法律事務所に相談をして良いかわからない方は、匿名で利用できる無料シミュレーションサイトが便利です。

1.最低返済額しか返済していない

返済しているのにもかかわらず、借金の減りが遅い場合、毎月の返済額が少ないことが考えられます。

消費者金融や銀行カードローンのほとんどは、「元利均等返済方式」と呼ばれる返済方法を採用しています。

元利均等返済方式で返済する場合、毎月支払う金額は同じです。

しかし、借金の返済開始当初、元金の返済に充てられる金額は多くありません。借金額が減っていくにつれて、だんだんと元金の返済に充てられる金額が増えていきます。

銀行カードローンで50万円を年14.6%で借りた場合を例に考えてみましょう。

まず、一般的に銀行カードローンで50万円借りた場合の最低返済額は1万円です。

そして、1万円返済した場合に元金と利息に充てられる金額は以下の通りです。

元金の返済に充てられる金額6,083円
利息の返済に充てられる金額3,917円

元金の返済額よりも、利息の方が高くなります。

元金の返済をスムーズに進めるためには、借金額を減らさなければなりません。借金額が少なくなり始めると、徐々に元金返済額は増え、利息の返済額は減ります。

最低返済額での返済を続けていると、長期間利息を支払い続けることになり、最終的に支払う利息が増加するでしょう。

特に、銀行カードローンは、消費者金融よりも最低返済額が低く設定されているケースがあります。実際に50万円を借りた場合を例に、以下の条件で最終的な返済期間と返済額を計算してみましょう。

返済方法銀行カードローン消費者金融
金利14.6%17.8%
最低返済額10,000円13,000円
初回返済時に元金返済に充てられる金額3,917円5,584円
返済期間78か月58か月
総返済額775,050円746,160円

上の表の通り、消費者金融の方が最低返済額が3,000円も高く設定されています。そのため、初回返済時に元金返済に充てられる金額も1,500円の差があります。

そして、最終的に最低返済額で返済を続けた場合、銀行カードローンの方が総支払額が高くなりました。その理由は、銀行カードローンの方が、返済期間の長期化により、支払った利息が多かったからです。

2.何度も借入をしている

借金の返済がなかなか終わらない人のなかには、返済中に何度も借入をしていることがあります。

返済中にもかかわらず、何度も借入をしていれば、借金はいつまでもなくなりません。むしろ、借金額が多い期間が続くので、いつまで経っても元金返済に充てる金額が増えません。

このように、返済中に何度も借入をした場合、半永久的に利息をたくさん支払うことにつながります。

3.借入時の金利が高い

借入時の金利が高い場合、返済までの期間も長くなります。

例えば、50万円を年利17.8%の消費者金融と年利14.6%の銀行カードローンで借りたケースで考えてみましょう。なお、毎月の返済額は13,000円で計算します。

返済方法銀行カードローン消費者金融
金利14.6%17.8%
最低返済額13,000円13,000円
初回返済時に元金返済に充てられる金額6,917円5,584円
返済期間53か月58か月
総返済額678,302円746,160円

毎月の返済額が同じ場合、金利の高い消費者金融の方が返済期間が長くなります。

なぜなら、金利が高いため、利息の返済に充てる金額も高くなるからです。元金の返済に時間がかかることで、返済までの期間も長期化しやすくなります。

4.クレジットカードでリボ払いをしている

クレジットカードのキャッシング機能を利用して借金している場合、返済方法がリボ払いになっていませんか?

リボ払いとは、毎月の支払額を一定の金額に固定して返済する方法です。リボ払いは、借金額が多い場合でも、毎月の返済額が一定になるので便利な方法に見えます。

ところが、借金額が多いにもかかわらずリボ払いの金額が少なければ、返済した金額の多くが利息への返済に充てられてしまいます。そのため、なかなか借金が減りません。

返済に困った場合に借金を減らす3つの方法

借金の返済に困った場合、まずは借金を減らすために自分でできることを解説します。

借金を減らす3つの方法
  1. 繰り上げ返済や月々の返済額を増額する
  2. おまとめローンで借金を一本化する
  3. 節約をして返済に充てる

詳しく見ていきましょう。

1.繰り上げ返済や毎月の返済額を増額する

借金を早く減らすためには繰り上げ返済をしたり、毎月の返済額を増額するのが一番です。ボーナスが支給されているのであれば、ボーナス月だけでも繰り上げ返済して借金を減らしましょう。

借金額が減ってくれば、元金への返済に充てられる割合が増えるため、返済期間の長期化を避けられるようになります。

とはいえ、繰り上げ返済をした結果、生活に支障が出てしまえば、また借金をする原因になりかねません。

収入の見込みがある場合のみ使える方法です。

2.おまとめローンで借金を一本化する

金利が高くて返済に悩んでいるのであれば、金利の低い金融機関に一本化しましょう。

例えば、複数の消費者金融から借金をしている場合、銀行カードローンに一本化した方が金利が低くなる可能性があります。

金利が低くなれば、毎月発生する利息も少なくなるので、少しは楽になるかもしれません。

ただし、金利が下がっても返済期間が長くなれば、総返済額は増えるので注意してください。

また、おまとめ先金融機関の審査に通らなければ、この方法は使えません。

参考⇒債務整理とおまとめローンどっちがいい?任意整理や自己破産との違い

3.節約をして返済に充てる

収入が上がる見込みのない場合は、毎月の生活費を見直し、節約した金額を返済に充てましょう。

例えば、以下の節約方法は効果が高いため、月1万円以上返済額を増額できます。

効果の高い節約方法
  1. スマホを格安SIMに乗り換える
  2. 保険の見直しを行う
  3. 外食を減らして自炊にする
  4. 家賃が安い部屋へ引っ越す
  5. マイカーを売却する

環境次第では難しい方法もありますが、数千円でも節約できれば、返済が楽になる可能性があります。

借金の返済が難しい場合は債務整理を検討する

自分の力でなんとかしようとしても、借金が減らない場合は、債務整理を検討した方が良いでしょう。

特に、借金の返済のために他の金融機関から借金をしようか考えている場合は、すでに自分の力ではどうにもできないところまで来ています。

また、いつまでも返せない借金を抱えた状態でいるのは、精神的にもよくありません。

すぐに決断できない場合や家族や友人に恥ずかしくて相談できない場合でも、弁護士や司法書士に相談すれば、気持ちが楽になるかもしれません。

借金額が多くならない間に相談すれば、自己破産以外の解決策を提案できるケースもあります。

貸金業者からの取り立てや督促を止めることもできますので、1日も早く弁護士に相談することをおすすめします。

今すぐ専門家に相談する

借金を減らすために利用できる債務整理の方法を解説!

借金を減らすためには、債務整理を利用すれば、借金の返済期間を延ばしたり、借金額を減らすことができます。

借金を減らすために利用できる債務整理の方法
  1. 任意整理
  2. 個人再生
  3. 自己破産

それぞれの債務整理の手続きについて詳しく解説します。

1.任意整理なら交渉次第で利息のカットができる

任意整理の手続きでは、借金の減額はできません。

しかし、貸金業者と交渉をすることで利息をカットできる可能性があります。

また、毎月の返済額が多くて支払いが難しい場合は、返済期間を延ばして毎月の返済額を減らすこともできます。

任意整理のメリットやデメリットについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

参考⇒任意整理のメリットとデメリット~債務整理で1番多い手続きの注意点

2.個人再生なら自宅を処分せずに借金額を減らせる可能性がある

借金額が数百万円以上になっている場合は、借金の減額ができる方法を選びます。ただ、自己破産をして自宅を処分されると困る人も多いのではないでしょうか?

個人再生なら、自宅を処分せずに借金額を大幅に減らせる可能性があります。住宅ローンの返済中であれば、住宅ローン特例を利用できるので、自宅を処分しないで済むかもしれません。

また、借金額も最大10分の1に減らせます。

例えば、借金額が500万円ある場合、100万円については原則3年かけて返済しなければなりません。

しかし、残りの400万円については、返済する必要がなくなります。

借金額最低弁済額
100万円未満全額
100万円〜500万円未満100万円
500万円〜1,500万円未満借金額の5分の1
1,500万円〜3,000万円未満300万円
3,000万円〜5,000万円未満借金額の10分の1

個人再生についてもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

参考⇒個人再生は家を残せる大きなメリットがあるが2つのデメリットもある

3.自己破産をすれば、借金の免責を受けられる

借金が多額な場合や、現在の収入や生活状況では支払いの見込みがないと認められれば、自己破産により借金を全額免責してもらうことができます。

自己破産と聞くと、生活に必要なものまですべて失うイメージを持っている人もいるかもしれません。

しかし、自己破産をしても、生活に必要なものまで没収されることはありません。

とはいえ、自宅や売却価格が20万円を超えるものについては、処分する必要があるので注意してください。

自己破産した場合に持ち家がどうなるかについては、以下の記事で詳しく解説しています。

参考⇒債務整理と持ち家~自己破産や個人再生をするとマイホームが競売に!?

まとめ:借金の返済に悩んでいるなら早めに債務整理しましょう

借金の返済に悩んでいる場合、ついつい1人で抱え込む人も少なくありません。返済を続けても、借金が一向に減らない場合は、すでに自分の力だけでは解決できない可能性もあります。

借金の返済がスムーズに進まない状態が長く続くと、精神的な負担も重くなります。

特に、借金額が多い場合は、早めに弁護士に相談して債務整理の手続きをしましょう。借金問題は時間が経てば取れる対応策が減っていくため、最終的に自己破産しかできなくなる人もいます。

経済的に安定した生活を取り戻すために、1日でも早く専門家に相談することをおすすめします。

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