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信頼していた上司に裏切られて500万円の借金を背負うことに!茅ヶ崎市の法律事務所で債務整理した体験談

今回は茅ヶ崎市に在住の垣本さんです。

垣本さんはご自身のせいではなく、信頼していた元上司のせいで多額の借金を抱えてしまいます。

新店舗を出す運転資金として信用して貸したお金なのに、待てど暮らせど返済はされず。

督促をしに自宅に伺うと、更に追加でお金を貸してほしいと。

押し問答の末にまた貸してしまいます。

そうしていると、先輩は新店舗どころか各所から借金をしているとの噂を聞きつけます。

垣本さんが貸していた借金も別の返済に使っていただけなのでした。

そんな1円も返済されない中、上司はとんでもない事件を起こし10年以上の禁固刑で捕まってしまいます。

垣本さんは一体どうなってしまうのでしょうか?

それでは体験談をお話ください。

茅ヶ崎市の法律事務所で500万円の借金を債務整理した体験談

自分の都合で借金を作ったのなら納得も出来たでしょう。

ギャンブルで大損してしまった。

女性に入れ込み貢いでしまった。

こんな理由ならあきらめもついたでしょう。

だけど、私は納得もあきらめもつかない様な事で借金を背負ってしまいました。

今から15年ほど前の出来事です。

当時30歳になったばかり。

神奈川県内の飲食チェーンの店長をしておりました。

仕事は忙しかったのですが、給料は額面35万円。

派手な事をしなければ、じゅうぶん暮らして行けます。

20歳頃にクレジットカードで買い物を重ね、月に5万円程度の返済をする期間が数年ありましたがこの頃には清算し、特に支払いもなく過ごしていました。

暮らしに困らない、穏やかな日々。

そんな30歳のある日、とんだ悪魔が私のもとにやって来たのです。

自分を借金地獄に落とすことになる悪魔が訪れる

あれは、夏本番を間近に控えた7月上旬。

開店前準備をしていた私の前に、とある男性が顔を出しました。

以前世話になった、直属の上司のFさんです。

私が駆け出しの頃より指導してくださり、プライベートでも色々な面倒を見て頂いた方です。

家族で小さな店をやるという事で半年ほど前に退職していたFさん。

近くまで来たから寄ってみたという事でした。

私もうれしかった為、近況や世間話などして盛り上がりました。

さて、そうこうするうちに開店時間間近です。

Fさんもこの仕事をしていたので、こちらの忙しさが分かっているはずですが一向に帰ろうとしません。

ふと見ると、なにやら困りげな顔をしています。

『どうかしたんですか?』の問いにもすんなり答えてくれません。

借金をするきっかけになってしまう

帰ろうとしない為、こちらも仕事がある為手を動かしながら問い続けます。

するとこう言ってきました。

『すまん、運営資金を貸してくれ』と。

驚きましたが、良く訳を聞いてみようと思い、休憩時間まで待ってもらう事にしました。

そして話を聞いてみると、新店舗をおさえる為の金は払ったのだが、改装や準備金が少し足りないとの事。

50万貸してくれと頼まれました。

だいぶ悩みましたが、相当世話になり信用もしていた為貸す事にしました。

月末ごとに5万円づつ返すという条件で。

特に貯金もないので、以前作った消費者金融のカードで50万借り入れて、その金をそっくり渡しました。

借金の返済は一向にされない

そしてFさんからの最初の返済日。

待てど暮らせど連絡がありません。

そんな状況でもこちらの返済は待ってくれませんので、身銭を切り返済します。

次の休みの日にFさん宅へ直撃しました。

Fさんは、やや困惑した表情でしたが『悪い悪い』と平謝りです。

さらに驚くことに『もう50万追加で貸してくれ』との申し出。

だいぶ断りましたが、結局は貸すはめに。

こんなやり取りがあと2回ほどあり、あっという間に私が消費者金融から200万の借り入れ状態になりました。

衝撃的な事実が発覚する

しかし、もっと前に気付くべきでした。

Fさんの異変に。

後々考えればおかしいことだらけ。

部屋に入れてくれない。

新店舗の住所も教えてくれない。

家族の様子も教えてくれない。

実は私、とある事が判明するまで信じ切っていたのです。

そのとある事とは、Fさんから新店舗の内装屋さんの名前を聞いたあと、しばらくしてその内装屋さんと町でばったり出会いました。

その時こう言われました。

『Fさんあちこちから借金まみれらしいよ』と。

結局新店舗どころではなく、色んな方々から借りて、それで返済を回していく悪循環に陥っていたのです。

気付いた時には遅し!

自分の借金も増え続けて自転車操業に、そして大事件勃発

催促しに行った時点で、もう廃人の様な風貌。

言う事も支離滅裂です。

こちらも色々ツテをたどり、仲介してもらい何とか返済してもらえるように、段取りをつけてもらいました。

しかし、この時点で私自身も返済がうまくいかず、借入額がどんどん増え2社計500万円です。

毎月10万円ほどの返済です。

もうこの頃には借りては返すか、利息のみを入れるという死の自転車操業です。

そして、Fさんからの返済段取り後の最初の約束の日、大事件が起きました。

多くは語れませんが、Fさんは10年以上刑務所に入る程の事をしてしまったのです。

私は色々な意味でパニックになりました。

友人の勧めで法律事務所に相談を

その後何とか日常に戻りましたが、あれから10数年が経ち、毎月10万円以上の返済はほとほと疲れかけた時に過払い金請求を友人から勧められました。

ブラックリストに載るだとか会社にバレるだとか、悪いイメージしかなかったのですが、半ば強引に弁護士事務所に連れていかれて手続きをしました。

するとどうでしょう。

2社500万の借金はすべてチャラ。

勿論今後返済はしなくて良い。

さらに100万円ほど戻ってくるというではありませんか。

数十年生きてきましたが、この時ほど幸せをかみしめたことはありません。

44歳の中年の男の秋の事でした。

過払い金請求のおかげで平穏な暮らしを取り戻せることに

30歳頃から約15年借金返済のために生きてきたようなものです。

しかし、過払い金請求をしたことにより、一気にその重しが取れました。

月末の憂鬱が一切ないのです。

稼いだ金はすべて自分に入ってくるのです。

もし過払い金請求に躊躇しているのであれば、思い切って踏み出すことをお勧めします。

私は当時勘違いしていました。

過払い金請求は、全額返済してからでないと無理だと。

そんな事はありませんでした。

借入残高があっても過払い金返済申請は出来ます。(いくつか条件はあるようですので専門家に相談して下さい)

今よりはマシな将来が待っているはずです。

明日の未来のために、一歩踏み出してみましょう。

ちなみにFさん。

恐ろしい事件を起こしたにもかかわらず、7年程度で出てきた様です。

当時の借用書があるので、仕返しを考えています。

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