借金を放置すると危険!放置した借金を債務整理する3つのポイントと時効について解説

「放置している借金は債務整理できるの?」
「このまま放置して大丈夫なのか……」
「借金の不安から解放されたい」

こんな悩みを抱えていませんか?

返済期間の長い借金は利息によってなかなか返済が終わらず、金銭的にも精神的にも辛くなってきますよね。

中には途中で放置している方もいると思います。

しかし結論から言うと、借金を放置するよりも債務整理したほうが良い結果になることがほとんどです。

この記事では、放置している借金をなんとかしたいと考えている方に向けて、以下の内容をまとめています。

この記事でわかること
  • 借金を放置するとどうなるのか?
  • 借金を時効や夜逃げで踏み倒せるのか?
  • 放置した借金はどうやって債務整理するのか

最後まで読んでもらえれば、放置している借金があったとしても解決可能です。

借金が自力では返済できないところまできている人は、債務整理で解決するほかないので、いますぐ法律相談事務所に相談してください。

どの法律事務所に相談をしたら良いかわからない方は、匿名で利用できる無料シミュレーションサイトが便利です。

借金を債務整理せず放置するのはデメリットが大きい

借金は基本的に放置すればするほど状況が悪化します。

その理由は以下の4つです。

借金を放置しない方が良い理由
  • 延滞すれば「遅延損害金」が発生する
  • 1年以上不払いだと「法定重利」が適用されることがある
  • 一括請求に応じなければならない
  • 長期の延滞は信用情報に傷が付く

放置しようと考えている、もしくは放置してしまっている人は要注意です。

延滞すれば「遅延損害金」が発生する

借金を放置するデメリットの1つ目は、遅延損害金の発生です。

借金を延滞していると、最大で年利20%の遅延損害金が発生してしまいます。

50万円の借金を3年間放置すると、遅延損害金は「50万円×20%×3年=30万円」となり、これを元金と合わせると借金額は80万円に膨れ上がります。

借金を放置しても、遅延損害金によりどんどん返済額が増えてしまうでしょう。

1年以上不払いだと「法定重利」が適用されることがある

借金を放置するデメリットの2つ目は、法定重利が適用されてしまうことです。

金利の計算は利息を元金に含めずに計算します。

しかし、下記のような場合には利息を元金に組み込む「法定重利」が認められてしまうのです。

法定重利が適用される条件
  • 利息の延滞が1年分以上あること
  • 債権者が催告(支払の督促)をしていること
  • 督促を受けた債務者がその利息を支払っていないこと

法定重利が適用されると、借金は雪だるま式に膨れ上がります。

たとえば、50万円の借金を3年放置したとすると、遅延損害金は約40万円(複利周期1日で計算)になり、単利よりも10万円多くなるのです。

一括請求に応じなければならない

借金を放置するデメリットの3つ目は、一括請求を受ける可能性があることです。

借金を放置していると「期限の利益」を失ってしまいます。

期限の利益が失われると、債権者は債務者に対して一括返済を求めることができます。

つまり、借金を放置すると返済の猶予すらなくなってしまうのです。

長期の延滞は信用情報に傷が付く

借金を放置するデメリットの4つ目は、信用情報に傷が付くことです。

借金を2〜3ヶ月以上延滞していると信用情報に事故情報が登録されます。

信用情報に事故情報が登録されている状態が継続すると、いわゆるブラックリスト入りしてしまうのです。

もし信用情報がブラックになれば、5〜10年経つまでローンやクレジットカードの発行ができなくなります。

債務整理すると事故情報が登録されますが、それは放置した場合も同様です。

借金を時効消滅させるのは難しい

結論からいうと、時効で借金を乗り越えようとするのはおすすめできません。

理由としては、債権者が権利を行使すると時効までのカウントがゼロになってしまうからです。

時効期間がリセットされるのは、以下のようなケースが挙げられます。

期限がリセットされるケース
  • 裁判を起こした場合
  • 差し押さえや仮押さえがあった場合
  • 債務者が返済する意思を示した場合

消費者金融やカード会社が時効消滅を許すことはないでしょう。

さらに、延滞している借金を法的手続き(訴訟や支払督促など)で請求されると、時効期間は10年まで延長されてしまいます。

借金と時効の関係については、下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒借金は時効を待っていても無理!債務整理で問題解決をする方が得策

夜逃げをしても踏み倒すことは難しい

夜逃げしたとしても、借金を踏み倒すことは難しいでしょう。

債務者のいる場所がわからなくなっても、公示送達によって裁判を起こすことは可能です。

公示送達をすれば、債務者がいないまま裁判を進行することができます。

要するに、夜逃げして運よく見つからなかったとしても、裁判を起こされる限り時効消滅は訪れないのです。

借金を放置した際の対処法は?債務整理するときの3つのポイント

結論として、放置した借金でも債務整理は可能です。

債務整理する際のポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

放置した借金を債務整理するポイント
  • 延滞が長くなると債権者との交渉が難しくなる
  • 給与所得者なら債権者の同意なしで個人再生できる
  • まったく返済せずに自己破産すると詐欺になることも

それぞれ順番に見ていきましょう。

延滞が長くなると債権者との交渉が難しくなる

放置期間が長いほど、債権者との交渉は難しくなるでしょう。

任意整理は債権者に利息の免除や、期限の利益の回復(再度分割払いをやり直すこと)に同意してもらう必要があります。

個人再生では過半数(債権者数・債権額の両方)を超える債権者が反対すると、再生計画は認められません。

すなわち、放置すればするほど債務整理もやりづらくなるのです。

給与所得者なら債権者の同意なしで個人再生できる

給与所得者なら債権者の同意なしで個人再生が可能です。

個人再生には次の2種類があります。

個人再生の種類
  • 小規模個人再生
  • 給与所得者等再生

給与所得者個人再生は、サラリーマン等の安定収入がある人向けの手続きです。

ほとんどのケースでは「法定可処分所得の2倍」が最も高額となり、小規模個人再生よりも多く返済することになります。

その代わり、給与所得者個人再生では債権者の同意が不要です。

個人再生については、下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒個人再生は家を残せる大きなメリットがあるが2つのデメリットもある

まったく返済せずに自己破産すると詐欺になることも

借金をまったく返済せず自己破産することは難しいでしょう。

返済しない状態での自己破産は、最初から返済する気がないとみなされ、詐欺罪に問われる可能性があるからです。

そもそも、借金を返済していない状態では、弁護士・司法書士は自己破産の依頼を受けてくれません。

このようなケースでは、債務整理の半年から1年程度の返済実績を作ることがあります。

自己破産については、下記ページにて詳しく解説をしています。

参考⇒自己破産はメリットしかない?家族や子供、仕事にデメリットはないの?

まとめ

借金を放置することは非常にデメリットが大きいです。

遅延損害金や法定重利によって借金は膨らみますし、長期間放置すると信用情報に傷が付いてしまいます。

どうしても返済が難しい場合は、債務整理での解決がおすすめです。

放置した借金を債務整理する際のポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

放置した借金を債務整理するポイント
  • 延滞が長くなると債権者との交渉が難しくなる
  • 給与所得者なら債権者の同意なしで個人再生できる
  • まったく返済せずに自己破産すると詐欺になることも

借金を放置していても状況が悪化するだけです。

すでに自力での返済が厳しいと感じている人は、1日でも早く弁護士・司法書士に相談して債務整理での解決を図りましょう。

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