出光カードから督促状や電話が来た際の対応策と債務整理の方法

今回は、出光カードを滞納してしまって督促状や電話がきたときの正しい対処方法について解説します。

出光カードは、ガソリンスタンド系のクレジットカードです。

最もよく知られているのは、「出光カードまいどプラス」ですが、これは出光クレジットとクレディセゾン(セゾンカード)の両者が提携して発行しているクレジットカードです。

また、まいどプラスの他にもアメリカンエキスプレスと提携したカードも発行しています。

ガソリンスタンド系のクレジットカードを滞納してしまったときには、「家計状況がかなり深刻な場合」が少なくありません。

なぜなら、ガソリンスタンド系のクレジットカードは、「2枚目以降のサブのカード」として利用している人が多いからです。

特に「まいどプラス」は会費も永年無料なので、サブのカードとしてむいています。

サブのカードの支払いが苦しいということは、すでに「メインのカードの支払いも苦しい」、「消費者金融や銀行カードローンからも借金がある」ということも想定されます。

クレジットカードが支払えなくなったときには、落ち着いて正しく対処しなければいけません。

「延滞を早く解消しなければ」と無理な金策を繰り返せば、問題が解決するどころか、借金をさらに膨らませてしまう場合が少なくありません。
出光カードを滞納してしまって「どうして良いかわからない」という人は、この記事の解説を参考にしてください。

また、『このまま返済をしていっても、完済が難しい事を頭では理解しているが放置している。』

『給料をもらっても返済でほとんど無くなってしまい、また借りてしまう状態が続いている。』

このような状況まで状態が悪化している方は、既に黄色信号が点滅している非常に危険な状態です。

手遅れになる前に、今すぐに法律事務所に相談を行ってください。

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それでは解説をしていきます。

出光カードを滞納したときのデメリットと取立ての流れ

出光カードを滞納してしまったときに発生するデメリットと、その後の手続きの流れについて確認しておきましょう。

カード滞納のデメリット

クレジットカードを延滞したときのデメリットは次のとおりです。

・出光カードが利用停止になる
・支払い日の翌日から遅延損害金が発生する
・クレジットカード会社から督促される
・滞納が長期間になると期限の利益を失い強制解約される

出光カードは、「ガソリンが安くなる」という理由で契約をした人がほとんどではないかと思います。

カードが使えなくなれば、ガソリンも通常の料金で給油しなくてはなりません。

滞納分の取立ての流れ

クレジットカード会社からの督促(取立て)の一般的な流れは次のとおりです。

①滞納の確認(電話・メール)

②督促状の送付

③期限の利益の喪失

④一括返済の請求

⑤債務名義の作成手続き(法的手続き)

⑥給料の差押え(強制回収)

滞納の確認

出光カードの支払い日は毎月7日です。

支払い日に指定口座の残高が足りないときには、「滞納」となってしまいます。

支払いを滞納したときには、発行会社である出光クレジットから滞納の確認のための連絡がきます。

この段階でのカード会社からの連絡は、本人直通の連絡手段で行われます。

通常は、カード会社に登録してあるスマホ・携帯への電話や、メール(ショートメールの場合も有)で行われます。

電話の際には、本人の確認が取れるまでカード会社であることを名乗ることもありません。

なお、最近は、クレジットカード会社を装ったメール(ショートメール)による架空請求が増えています。

不信なメール(ショートメール)を受け取ったときには、必ずクレジットカード会社に問い合わせをしましょう。

督促状による取立て

出光カードを滞納したときには、督促状(請求ハガキ)などによる取立てが行われることもあります。

出光カードからの督促状は、カード会社に登録されている「自宅住所」に送付されます。

利用明細書を自宅以外に送付してもらっている場合でも、督促状は自宅に送付されます。

関連記事⇒債務整理と取り立て?自己破産や任意整理をすると督促電話や手紙は止まる?

期限の利益の喪失と強制解約

カードの滞納が1ヶ月を超える(2回続けての滞納)になると、出光カードからの取立ても当然さらに厳しくなります。

滞納が長期化したときには、カード会社から「期限の利益喪失予告通知」といった名称の書類が届くことがあります。

通知書で指定された日までに滞納が解消できないときには、「期限の利益を喪失し、利用残額全額をすぐに一括返済しなければならなくなります。

たとえば、「出光まいどカードプラス」の会員規約では、次のような場合に期限の利益を喪失すると定められています(まいどプラス個人会員規約27条)。

他の出光カードでも同様の規定が用意されています。

① 弁済金または分割支払金の支払いが遅れ、20日以上の相当な期間を設け、その旨を書面で催告したにもかかわらず、その期間内に支払いがなかったとき
② 営業目的のためにカードで購入した商品の弁済金等の支払いが1回でも遅れたとき(特に法人カードの場合)
③ 支払いが完了していない商品等の所有権は当社にあるにもかかわらず、購入された商品等を質入、譲渡、賃貸等に利用したとき
④ キャッシング利用分の支払いが1回でも遅れたとき(グレーゾーン金利の支払いは除く)
⑤ カード会員が振出しまたは引受けた手形、小切手が不渡り処分を受ける等、支払停止状態に至ったとき
⑥ 差押、仮差押、仮処分または滞納処分を受けたとき
⑦ カード会員または本人会員の経営する会社が、破産、民事再生、特別清算、会社更生、その他債務整理に関して裁判所の関与する手続きの申立てを受けたとき、または自らこれらもしくは特定調停の申立てをしたとき
⑧ 出光カードとの契約について重大な違反をしたとき
⑨ カード会員の信用状態が著しく悪化したとき
⑩ カード会員が反社会的勢力(暴力団など)と関わりがあることが判明したとき

なお、期限の利益を喪失したときには、出光カードは「強制解約」となります(まいどプラス会員規約32条)。

給料の差押えは勤務先に通知される

期限の利益を失い一括返済を求められても、毎月の返済額すら支払えない人が返せるはずもありません。

そのため、期限の利益を喪失すると、取立ては法的措置による回収まで進むことが少なくありません。

カードの未払い分を「給料などの差し押さえ」で強制回収するためには、民事訴訟や支払督促といった「法手続」を行う必要があります。

強制執行をするためには、「債務名義」とよばれる公的な書類が必要だからです。

債務名義の典型例は、「民事訴訟の確定判決(仮執行宣言付き判決)」です。

また、支払督促は、「債務名義を民事訴訟よりも簡易迅速に作成する手続き」といえます。

強制執行される際には、「給料の差押え」を選択されることがほとんどです。

資力の確実な勤務先に未払い分を支払ってもらうことは、カード会社にとってもっとも確実な回収手段だからです。

なお、給料が差し押さえられるときには、裁判所から給料の支払者(勤務先)に必ず通知がいきます。

そのため、カードの未払いが原因で差し押さえられたことを勤務先に必ず知られてしまいます。

また、給料の差し押さえは、「1回限り」ではなく、カードの未払い分を完済するまで何ヶ月でも継続されます。

関連記事⇒債務整理すると給料は差し押さえられる?給与所得者が注意したい事

カードの滞納と信用情報

出光カードの支払いを滞納すると、信用情報にも悪い影響がでます。

毎月の支払いを滞納すると、「遅延」の記録が、信用履歴(クレジットヒストリー)に残ってしまいます。

1度記録されたクレジットヒストリーは2年間保存されます。

さらに、滞納が「61日以上または3ヶ月以上」になったときには、「延滞」が「異動情報」として登録されます。

異動情報とは、クレジットヒストリーとは別に管理される「事故情報(ブラック情報)」のことです。

また、「カードの強制解約」も異動情報となります。

異動情報が登録されると、他社の審査に通ることが難しくなります。この点は、債務整理をした場合と同様です。

「延滞」、「強制解約」の異動情報は、「借金完済・強制解約などから5年経過する」まで登録されます。

延滞の異動情報は、延滞の解消だけでは消去されません。

つまり、「完済の目処のない借金」を延滞してしまうと、「永遠にブラック情報が残り続ける」可能性があるということです。

出光カードを滞納してしまったときの対処方法

カードの支払いを滞納してしまったときには、「カード滞納の原因」に応じて、適切な対応をする必要があります。

対応が遅くなったり、間違えた対応をしてしまえば、状況をさらに悪化させかねません。

延滞分の支払い方法

出光カードの滞納分は、出光カードが指定した金融機関口座への振り込みによって支払います。

毎月の支払いのために設定している振替口座からの「再振替には対応していない」ので注意しましょう。

返済用の振込口座は、出光カードからの督促状に記載されています。

督促状が届く前に振込口座を確認したいときには、出光カードのコールセンターに問い合わせて確認できます。

「支払期日当日」に残額不足に気づいて「遅延したくない」ときには、すぐに電話確認すると良いでしょう。

出光カードからの連絡を無視してはいけない

カードの支払いを滞納してしまった人のなかには、「カード会社からの連絡(電話・メール・督促状)を無視してしまう」人もいるようです。

しかし、延滞したときにカード会社からの連絡を無視することは絶対にいけません。

カード会社からの連絡を無視すれば、自宅固定電話や勤務先への電話連絡、訪問による督促が行われる可能性が生じてしまうからです。

特に、出光カードの滞納を「家族などに知られたくない」ときには、スマホ・携帯への電話連絡にきちんと対応することが大切です。

「電話にでると怒られそうで気まずい」、「仕事中で電話にでられなかった」とさまざまな理由があるとは思いますが、カード会社からの連絡には必ず応じるようにしましょう。

カード会社からかかってきた電話にでられなかったときには、こちらからコールセンターにかけ直すのでもかまいません。

きちんと対応すれば取立ては最低限でおわる

カードの支払いを滞納してしまったときには、「誠実に対応する」ことで、カード会社からの取立てを最低限にすることができます。

たとえば、カード会社からスマホ・携帯に電話連絡があった際には、「〇日までに必ず支払います」と伝えれば、その指定した期日までは再度の取立てを受けることはありません。

カード会社などの金融機関は、「具体的な返済日を指定した債務者」に対して、執拗に取立てることを規制されているからです。

ただし、カード会社に「返済予定日を告げる前に督促状が送付されている」ときには、後日送付状が届くことがあります。

したがって、「出光カードを延滞してしまうが取立ての電話や督促状は困る」というときには、支払い期日当日までに、出光カードにこちらから事前連絡すれば対応できます。

出光カードの支払えなくなったときの対処方法

出光カードの滞納は「家計が苦しい」、「資金繰りに行き詰まった」ことなどを原因にしているときには、慎重に対応しなければいけません。

カードの延滞を早く解消しようとして、慌ててマズイ対応をしてしまうと、状況がさらに悪くなってしまうからです。

滞納を解消するための金策はリスクが大きい

カードの滞納分を、他社から借金して支払うことを考える人は少なくないようです。

特に、「何度も取立ての電話を受けたくない」、「滞納を家族に知られる前に早く解決したい」という理由で、あわてて金策に走るケースは、よく見受けられます。

しかし、借金して出光カードの滞納を解消することは、問題の解決になっていません。

むしろ、借入件数が増えたことで、状況が悪化している場合の方が多いといえるでしょう。

借入件数が増えれば、「翌月以降の返済日が増える」ので返済の負担はさらに重くなるからです。

また、「ヤミ金の利用」や「クレジットカードの現金化」も絶対にすべきではありません。

特に、最近は、ウェブを通じてヤミ金に簡単にアクセスできるようになったので、注意する必要があります。

ヤミ金に対する規制は強化されていることに反比例して、ヤミ金業者は非常に増えています。

ウェブ上で見かけることのできる「090金融」、「個人間融資」はヤミ金業者です。

また、ソフトヤミ金、スーパーソフトヤミ金も「優しいヤミ金業者」ではありません。

ヤミ金業者は1度貸し付けたお金を絶対に完済させてくれません。

完済されれば暴利をむさぼることが出来なくなるからです。

また、ヤミ金と関われば、犯罪に巻き込まれる、自分自身が犯罪者となってしまうリスクも生じます。

数万円の滞納を解消するために人生を棒にするようなことは避けたいものです。

「クレジットカードの現金化」も「借金を増やす行為」にほかなりません。

また、クレジットカードの現金化は、「カードの強制解約事由」にもなる危険な行為です。

クレジットカードの現金化によって借金をさらに膨らませてしまったときには、免責不許可となってしまう可能性があります。

また、換金屋、チケット屋などと呼ばれる違法業者と関わってしまうリスクも抱えます。絶対にやめましょう。

カード滞納とリボ払い

「リボ払い」は利用額とは関係なく毎月の支払額を設定できるため、「カードの支払い額を低く抑える」支払い方法として便利です。

出光カードのリボ払いを滞納してしまったときには、「残額が完済可能であるか」を冷静に判断する必要があります。

低額(定額)に抑えられた支払いすら行き詰まったときには、「すでに残額を完済できなくなっている場合」が多いといえます。

また、一括払いや分割払いの返済額が厳しいときに「リボ払い」に変更するのも注意が必要でしょう。

たしかに、リボ払いに切り替えれば、毎月の支払額を少なくすることができます。

しかし、リボ払いに変更すれば、毎月手数料を負担しなければならず、返済期間も長くなるので、支払総額はかなり増えてしまいます。

家計状況によっては、リボ払いの返済に耐えきれずに途中で破綻してしまう場合もあるかもしれません。

関連記事⇒リボ払いと債務整理?クレジットカードのショッピング枠は対象なの?

自力での支払いが難しいときは「債務整理」

資金繰りが行き詰まったことを理由に出光カードを滞納してしまったときには、弁護士・司法書士に債務整理を依頼しましょう。

特に、出光カードを滞納してしまったときには、家計状況が「かなり深刻」になっていることが少なくないといえます。

出光カードは「2枚目以降のカード」として利用されることが多いので、すでにメインのカードの支払い状況も苦しくなっていることが考えられるからです。

債務整理でカードの滞納を解決するときには、次の点に不安を感じる人もいると思います。

債務整理をしたことは誰かに知られるのではないか?
債務整理の費用を支払えない
ブラックリスト入りしたくない

しかし、債務整理をしても誰かに知られる心配はほとんどいりません。

むしろ、誰にも知られずに滞納を解決したければ債務整理した方が良いといえます。

債務整理に着手すれば、カード会社は債務者本人(や家族など)に連絡することを禁止されるからです。

カード会社からの取立てを止めることができれば、借金バレのリスクはほとんど解消できます。

債務整理の費用も、実際には何とかなる場合がほとんどです。

債務整理に着手すれば、出光カードの支払いなどの借金返済は、一時的にストップさせることができるからです。

また、弁護士・司法書士への着手金の支払いは、分割で支払える場合がほとんどです。

借金の返済をストップさせられれば、家計にも余裕をつくることも可能でしょう。

低所得が原因で、「借金返済を一時停止しても費用を払えない」ときには、「法テラス(民事法律扶助)」による費用の立て替え払いを利用できる場合があります。

法テラスの利用についても、法テラスではなく個別の弁護士・司法書士に相談することができます。

借金問題・債務整理の相談は、ほとんどの事務所では無料です。

関連記事⇒債務整理費用が払えない?分割や後払いが出来る法律事務所で相談を!

いわゆる「ブラックリスト入り」がイヤで債務整理に踏み切れない人はたくさんいるようです。

しかし、クレジットカードの延滞を自力で解消できないときには、債務整理をしなくてもブラックリスト入りする可能性は高いといえます。

むしろ、1度「長期延滞してしまったクレジットカード」をいつまでも完済できない場合の方が、ブラックリスト入りする期間も長くなってしまいます。

まとめ

支払い日忘れ、入金忘れが原因で出光カードを滞納してしまったときには、できるだけ早く出光カードに連絡しましょう。

きちんと対応すれば、取立てを回避できる場合もあるからです。

他方で、資金繰りが行き詰まってしまったことを原因に出光カードを滞納してしまったときには、慎重に対応しなければなりません。

慌てて無理な金策を重ねれば、状況はさらに悪化してしまうからです。

「自力で完済することが難しい」と少しでも感じたときには、できるだけ早く弁護士・司法書士の無料相談を申し込みましょう。

借金問題は1人で抱え込むと、間違えた対応をしやすいからです。今すぐ行動することをおすすめします。

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