債務整理による連帯保証への迷惑や影響

金額の大きい借り入れやローンの場合、連帯保証人がついているケースが多いです。

『債務整理をして保証人に迷惑がかかったらどうしよう・・・。』

このような不安から、連帯保証人がついている借金をしている人は手続きを躊躇してしまう人が多いのも事実。

結論からいうと、連帯保証人がいる人は債務整理をする事で少なからず連帯保証人に迷惑がかかる可能性が大きいです。

しかし、借金問題を後回しにしていても保証人に迷惑がかかることに変わりはありませんし、逆に大きな迷惑をかける事にもなりかねません。

今回は債務整理を行う事で、保証人にどのような影響を及ぼすのか。

債務整理をする上で、どのようにして保証人と向き合っていけばよいのか。解説していきます。

また、『複数の会社から借入をしていて、返済の為に別の会社からお金を借りている。』

『現在の収入から考えて、自力で借金返済していくのは厳しいと分かりながらも後回しにしてしまっている。』

このような状態まで陥っている方は、既に黄色信号が点滅している危険な状態です。

今すぐに法律事務所に相談をしてください。

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それでは解説をしていきます。

債務整理をすると連帯保証人には大きなデメリットと影響がある

連帯保証人がついている債権に対して債務整理をすると、保証人にも大きな影響を与えます。

銀行やローン会社が連帯保証人をつけるのは、『借金が返済できず、債務整理をされた時のため。』といっても過言ではありません。

本人が債務整理をして、支払い能力が無い事が分かると債権者は連帯保証人に返済を要求することになります。

法律的にも連帯保証人は、支払いを拒むことができません。

債務者が支払う事が出来なかった借金を肩代わりし、銀行やローン会社の請求に応じなければいけません。

しかし、消費者金融など比較的少額の借金とは違い、連帯保証人がつくような借金は金額も大きいのが一般的です。

当然、その借金を一括で返済できる人は多くはないでしょう。

その結果、支払いできないのであれば連帯保証人も債務整理を検討することになります。

債務整理をするといっても、本人の債務整理と連帯保証人は、あくまでも別の手続き。

あなたが債務整理をしたからといって、連帯保証人への債権まで免除されるわけではないのです。

連帯保証人への影響をシミュレーション

ここでは実際に、債務整理をする事で連帯保証人にどのような迷惑がかかるのか。見ていきましょう。

例えば、あなたは弟の銀行からの借金の連帯保証人になっていたとします。元金は500万円。

始めは遅れる事もなく返済を続けていました。

しかし、1年後、転職をした事で収入が不安定になり返済が遅れるようになりました。

督促も来るようになり、『返さなくてはいけない。』と思いながらも、うまく引き伸ばし借金を放置してしまいます。

その結果、利息と遅延損害金で借金は増え続け、総額は550万円に膨れ上がってしまいました。

弟はいよいよどうする事もできずに、自己破産の手続きをする事に。

そうなると、債権者である銀行はあなたに550万円支払えと請求してきます。

注意しておきたいのが、保証人はその時に借りた金額だけを保証するのではなく、借金の契約そのものを保証するという事。

元金だけではなく、利息や遅延損害金等についても返済義務が生じるのです。

ですので、借金を放置して利息が膨れ上がればその分、連帯保証人への影響は大きくなります。

いずれにしても、借金問題は後回しにすればそれだけ事態は深刻化していきます。

1人で悩むのではなく、今すぐ専門家に相談することをおすすめします。

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任意整理なら連帯保証人に迷惑はかけない事も

シミュレーションでも見てきたように債務整理をすると、基本的には連帯保証人に大きな影響を及ぼします。

しかし、連帯保証人のついている債務を、対象にしなければ、債務整理をする事で連帯保証人に迷惑がかかることはありません。

自己破産の場合、どの借金を対象に手続きをするのか自分で選択することはできません。

すべての借金を手続きの中に含める必要がありますから、連帯保証人のついている借金だけを除外することができません。

詳しくは自己破産とは?意外と知らないメリットやデメリットって?で詳しく解説しています。

ですが、任意整理であれば債務整理の対象にする借金を自分で選択することができます。

例えば、連帯保証人には迷惑をかけたくないからそれ以外の借金を任意整理する事で返済を楽にする。

浮いたそのお金で、連帯保証人がいる借金は返済をしていく。という方法です。

『どうしても連帯保証人には迷惑をかけたくない』

このような場合は、任意整理を選択する事で迷惑をかけずに借金問題を解決する方法を選ぶ必要があります。

任意整理については任意整理の特徴とメリット・デメリットを参考にしてください。

早期の段階なら連帯保証人に迷惑をかけずに債務整理できる可能性も

連帯保証人に迷惑をかけたくない人は、早い段階で任意整理を考えるのが得策です。

実際に、早期の段階で対策をした事が功を奏し自己破産をせずに借金問題を解決する事に成功した人は多いです。

では、具体的にはどの段階で債務整理を考えればよいのでしょうか。

一昔前は、借金の総額が返済可能額×60を超えるかどうかが、自己破産と任意整理を分ける目安でした。

例えば、普通に生活することを前提として、5万円なら返済にまわすことができるといった場合、300万円が自己破産と任意整理を分ける分岐点でした。

ところが今は、過払金請求が殺到した結果、債権者からの任意整理の和解条件が厳しくなってきています。

かつてのような長期の分割を、認めないケースが増えているのが実情です。

あくまでも目安にすぎませんが、返済可能額×30~40くらいが、自己破産と任意整理を分ける目安と考えるとよいでしょう。

毎月借金が少しづつ増え、収入以上の生活が続いている。

このような状態であるならば、早めに債務整理の手続きを検討したほうが結果的に賢明なのは言うまでもありません。

債務整理を行う前には必ず連帯保証人に相談と報告を

債務整理をする事で、連帯保証人には大きな影響をもたらします可能性は大きいです。

また、保証人の家族や周りの人の人生にも影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

金銭トラブルが原因で良好な関係に亀裂が生じ、その後の人間関係にも影響を及ぼすケースもあります。

しかし、今回説明したように借金問題は後回しにしていても状況は悪化するだけ。

悩んでいる間にも利息や遅延損害金は増え続けるので、連帯保証人への負担は増えるだけです。

また、延滞・滞納が続けば回収不能と判断され、債務整理前に連帯保証人へ請求が移行する事もありえるでしょう。

結論、いずれにしても借金問題は早期での対応が非常に重要です。

実際に、早期の相談をすることで自己破産を免れ任意整理と他社からの過払い金請求で問題解決をした人もいます。

いずれにしろ、1人で悩んでいても何も解決はしません。

1日も早く法律事務所に相談をする事をおすすめします。

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