消費者金融フタバは、「女性の方を応援します!レディースキャッシング・女性ローンならキャッシングのフタバへ」というキャッチコピーの通り、女性向けの融資を全面的に打ち出しています。
アルバイト・パート・派遣社員といった、比較的低収入の方への融資にも積極的な姿勢が見られます。
しかし、昨今の情勢によって派遣切りは増加し、アルバイト・パートは解雇や雇い止めが急増。
フタバが積極的に融資の対象としてきたのは、今やいつ収入が途絶えるかもわからない、弱く不安定な立場の方が多いといえるでしょう。
「クビになったら、返済どころか生活もできなくなって転落人生一直線だ…。」
「次回契約更新されなかったら、借金の取り立てに合うかも」
「シフトが減って、来月から返済できそうにない」
あなたは今、こんなふうに先行きの暗い未来を想像し不安だらけかもしれません。それこそ、今夜も目が冴えて眠れないという方もいるでしょう。
この記事を読めば、フタバで借入し今後の支払いに不安を感じている人が、返済に行き詰まった時の解決方法がわかります。ぜひ最後までご覧ください!
- フタバの情報
- フタバの借金を債務整理する時の注意点
- 借金を早期解決できる任意整理の方法
- パート・アルバイト・派遣でもできる個人再生の方法

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Contents
中小消費者金融「キャッシングのフタバ」基本情報
まず初めにお伝えしますが、フタバは闇金ではありません。「フタバ株式会社」は中小の消費者金融であり、いわゆる街金と呼ばれる会社です。
あまり知名度がないため、闇金と勘違いする方もいるかもしれませんが、1963年に創業以来50年以上の歴史がある老舗の貸金業者です。
貸金業者は貸金業法等の法律を遵守する義務があるため、違反すれば犯罪となり、監督官庁から行政処分される可能性があります。
例えば、次のような行為は貸金業法や金融庁のガイドラインで禁止されています。
- 弁護士・司法書士に債務整理を依頼した後も債権者に取り立てする
- 連絡が取れないなど正当な理由がないにもかかわらず、職場に連絡してくる
- 自宅に大勢で押しかけて借金を取り立てる
- 家族や知人に借金の肩代わりを強要する
フタバは法律を遵守する義務がある貸金業者のため、上記のような違法な取り立てはしないでしょう。
中小消費者金融「キャッシングのフタバ」審査基準や限度額は?
正規の貸金業者であるフタバの審査基準や限度額について、解説していきます。
審査基準
消費者金融の審査基準は、基本的に非公開です。
しかし、フタバの公式ホームページによると、融資の申込条件は「消費者金融にて他社での借入が4社以内(銀行、信販などのローン・キャッシングは除く)」「20歳以上73歳以下の安定した収入と返済能力を有する方」となっています。
- 他社からの借入が4社以内
- 20歳以上73歳以下で、安定した収入と返済能力がある
他社からの借入は4社以内としているため、5社以上借入のある人は借金の額を問わず利用できません。
20歳以上73歳以下で安定した収入と返済能力がある人ということは、無収入・収入が不安定・未成年・74歳以上の人への融資は不可ということでしょう。
なお、以前の申し込み対象は70歳以下だったようですが、2021年10月現在、73歳以下に引き上げられています。
公式ホームページの「よくあるご質問」には、アルバイト・パート・派遣社員でも安定した収入があれば融資の申込ができる(ただし、審査の結果希望に添えない場合もあり)と明記されています。
勤務形態は問われず、低収入の方への融資にも積極的といえるでしょう。
限度額
フタバの借入限度額は、ホームページに「200万まで融資可能」と記載されていますが、実際には50万円までの少額キャッシングがほとんどのようです。
貸金業者には、年収の3分の1を超える金額の借入を制限する「総量規制」というルールが設定されています。
例えば、年収が240万円の場合、借入は最大で80万円まで。他の消費者金融から60万円借りているとしたら、フタバから借入できるのは20万円までとなります。
しかし、少額のキャッキングといっても、他社への返済もあれば負担は大きいでしょう。
これまでは安定した収入があり何とか返済していたとしても、アルバイトやパートの雇用形態は不安定なもの。あっという間に返済が滞る危険性をはらんでいるといえます。
中小消費者金融フタバの借金を債務整理する時の注意点
前述のように、フタバは低所得でも収入が安定している人への融資に前向きです。大手の消費者金融の審査に通りにくい人でも、収入が安定している人に対しての融資は積極的なことで知られています。
そのため、イレギュラーな例ではありますが、融資を受けたいあまり収入や借入状況などを偽って借り入れしようとする方も中にはいるでしょう。
しかし、そうなると詐欺罪などに問われる恐れがある上、偽って融資を受けた借金は債務整理できないケースもあるので注意が必要です。
万が一偽って融資を受けた借金の返済に行き詰まった時は、借金が少額でもすぐに弁護士に相談し、正しい対策を取ってください。
消費者金融フタバの借金は任意整理で早期解決できる
債務整理には、主に次の3つの方法があります。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
3つの中では「任意整理」が最もポピュラーで、取り組みやすい方法といえます。
任意整理は「利息の免除」「分割払いのやり直し」による効果のみで、借りた元金自体は減りません。
フタバ1社からの借金だけであれば、任意整理でほとんどのケースは解決できると思われます。
しかし、他社からも借入があり、収入に対して借金が多額であれば、任意整理では返済できない可能性もあるでしょう。
特に、銀行カードローンからも借り入れているケースでは、借金が想像以上に膨らんでしまっているかもしれません。
銀行カードローンを債務整理する際には、「口座凍結」「預貯金との相殺」に備える必要もあります。
フタバから借り入れる方の特徴として低所得の方が多いため、早期の対応が非常に重要です。
まだ何とか返済できているけど、雇い止めを通告されているなど今度の見通しが立たない場合でも、一度弁護士に相談してみることをおすすめします。
任意整理については下記ページでも詳しく解説しています。
参考⇒ 任意整理のメリットとデメリット~債務整理で1番多い手続きの注意点
消費者金融フタバの借金は主婦・パートでも個人再生できる
「個人再生」は、裁判所に再生計画を認可してもらうことで借金を減額してもらえる手続きです。
注意点として、すべての借金が対象になるため、フタバの借金だけを整理することはできません。
法律が定める基準で算出された返済額を、原則3年で分割返済します。
個人再生を申し立てれば、100万~500万円以下の借金は100万円に減額できる可能性があります。この場合、主婦やアルバイト・パート・年金生活の方でも、毎月2万8,000円返済できれば、個人再生の利用ができるでしょう。
返済ペースは毎月・2カ月ごと・3カ月ごとの中から選択できます。年金の受給は2カ月に1回なので、年金生活の方は2カ月ごとに5万6,000円返済してもよいのです。
しかし、そんなに返せないという方も多いでしょう。
あなたの収入が足りない場合は、同居家族の収入を合算して返済可能であれば、個人再生が利用できる可能性もあります。
借金の悩みだからこそ家族に言えず、何とか隠し通したいと思う気持ちはよくわかります。
しかし、結局多額の借金を自分で返済できなくなってしまったら、隠したまま解決することは難しく、精神的ストレスも非常に大きくなります。借金が原因でうつ病になってしまう方も少なくありません。
問題が深刻化する前に、まずは弁護士に現状について相談し、最善の方法をアドバイスしてもらいましょう。
個人再生については、下記ページでも詳しく解説しています。
参考⇒ 個人再生は家を残せる大きなメリットがあるが2つのデメリットもある
消費者金融フタバの借金は財産がない人なら自己破産できる
低所得の方であれば、150万~200万円の借金でも「自己破産」できる場合があります。
自己破産というと一般的に悪いイメージがありますが、借金問題を解決するための最も強力な手続きといえます。
自己破産後に免責されると、すべての返済義務がなくなるので、借金のない新しい生活をスタートできるからです。
自宅などのまとまった財産がなければ、「同時廃止」という処理で迅速に手続きが終了できる場合もあります。
同時廃止できれば、手続費用も個人再生より安くなるでしょう。
自己破産すると、年金を失ったり保険が解約されたりするのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、自己破産しても年金は問題なく受給でき、医療保険のように貯蓄性のないものについては解約する必要もありません。
解約返戻金のある養老保険などは、契約者貸付制度(解約返戻金の事前給付)や家族の協力等(介入権の行使)によって、解約を回避できる可能性があります。
まずは、弁護士などの専門家に相談してください。
自己破産については下記ページで詳しく解説しています。
参考⇒ 自己破産はメリットしかない?家族や子供、仕事にデメリットはないの?
消費者金融フタバの借金問題は弁護士に無料で相談できる
借金問題を適切に解決するためには、弁護士の力が必要不可欠といえます。
しかし、フタバから借入する人の中には、収入に余裕がない方もいるでしょう。弁護士に相談・依頼するお金なんてないと思うのは当然です。
今では多くの弁護士が無料で借金の相談を行い、依頼費用についても柔軟に対応してくれる事務所が増えています。
それでも、生活すら苦しい場合は、弁護士費用を立て替えてくれる法テラスの「民事法律扶助」という公的制度もあります。
借金の返済で行き詰まったと思ったら、諦める前に弁護士に相談してください。
無料相談については、下記のページでも詳しく解説しています。
参考⇒ 債務整理の無料相談は弁護士や司法書士にどのくらいの時間できる?
まとめ
借金がすでに返済できないという方も、今後の返済を不安に思っている方も、債務整理という方法があることを知り少しは気持ちが楽になったのではないでしょうか?
フタバの借金の対処方法は、以下の3つです。
- 早期解決できる任意整理
- 個人再生、自己破産
- 弁護士に無料相談
借金問題は早めの対応が肝心です。職場をクビになったり収入が激減したりで、今後借金を返済できる目途が立たず返済を苦しく感じているなら、速やかに専門家に相談するべきです。
お金のことを他人に相談するのは、かなりの勇気が必要かと思います。しかし、早めに手を打つことで労力も精神的なストレスも最小限に抑えられます。
まずは、弁護士に相談してみることをおすすめします。