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福岡県で債務整理~190万円の借金を債務整理した横井さんの体験談

今回は、福岡県で債務整理をした横井さんの体験談を紹介します。

横井さんのように生活費を削って趣味にお金を投じてしまい、結果として借金地獄に陥る方は非常に多いです。

このケースでは対応が早かった事で最悪の事態にはならなかった良い例です。

それではよろしくお願い致します。

福岡県で債務整理をした31歳男性の体験談

私は現在31歳男性で、2014年まで隣県の福岡県福岡市に住んでいました。

大学を卒業後、2009年から福岡市内にて就職し働いていました。

そんな私が借金をする事になったきっかけはギャンブルです。

私は学生時代からパチンコが大好きで暇を見つけてはパチンコ屋に行っていました。

学生時代は実家住まいということもあり、バイトで稼いだお金は全て自分の遊びに使っておりその大半がパチンコに費やされました。

当時はそれでもまだ生活出来ていましたが、実家を出ると自分自身歯止めが利かなくなってしまいました。

学生時代は自分の小遣いの範囲でやっていたものが、気づけば生活費もパチンコにつぎ込んでしまうほどになっていました。

福岡市だけでなく、北九州市や久留米市でイベントがあると聞けばわざわざ足を運ぶほどのめり込んでいたのです。

そんな私は生活費だけでは足りずに、銀行のカードローンを利用し始めたのです。

これもあっという間に限度額に達し、2つの銀行から借金をしました。

借金を繰り返し金銭感覚がマヒ!借金地獄へ突入

人間面白いもので、簡単に借りられるお金があると金銭感覚が麻痺して自分のお金のように使ってしまいます。

最終的には消費者金融にまで手を出していました。

それからの生活は(もちろん自業自得ですが)肉体的にも精神的にも辛いものがありました。

給料日にはその大半が返済に消え、銀行の通帳はいつもマイナス分との相殺で五桁前半くらいの金額しか無い様な状態でした。

私はそれに懲りることなくそれどころか、まだ借りられるから大丈夫!パチンコで勝って返すから大丈夫!とさえ思っていました。

今思えば本当におかしくなっていた時期です。

当然ながら、返済が苦しくなっていくと手紙や電話での督促が来ます。

督促電話が毎日何回も来て、無視していると会社に匿名での連絡がかかってくるようになっていました。

他の社員からも不審がられ、職場でもなんだか気まずい雰囲気にもなってしまいました。

このような事があって日常生活はもちろん、仕事にも全く集中することが出来ない日々が続きました。

凡ミスを繰り返し上司から罵倒される毎日に、嫌気がさし逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

その頃、借入先の一社から家庭裁判所経由で裁判の通知が届いたのです。

このままでは給与が差し押さえられ、会社にもばれてしまうという恐怖から必死で解決策を調べました。

結果、債務整理という方法しか状況を打破する事は難しいと考え法律事務所に相談をする事にしたのです。

債務整理を決意!返済できる見込みがあるため任意整理で解決

無料相談の申し込みから数日後、福岡天神にあったオフィスで債務整理の面談が行われました。

そこで借金をした経緯と、借り入れ金額の総額と借り入れ期間を伝えました。

当時は2つの銀行でそれぞれ20万円と30万円。

消費者金融が50万、20万、30万、10万。

更に姉から借りた30万円で私には総額190万の借金がありました。

借り入れ期間は私が入社した2年目の2010年春頃から始まり、法律事務所に相談したのが2012年の春くらいだったので2年程度でした。

まず最初に言われたのは「ご親族のものは対処できません」との事でした。

姉からの借金は踏み倒すわけにもいかないので、特に問題ではなかったです。

そして、私の場合は平均的な収入もありましたし返済の見込みがあった為、自己破産や個人再生ではなく任意整理を選択する事になりました。

このうち20万円を借りていた消費者金融については弁護士からこのようにアドバイスをもらいました。

この消費者金融は他の会社に比べて、減額や支払い条件の変更などに消極的です。

すぐに訴訟を起こすことが多いので手続きはせずに返済を続けていきましょう。

私としても裁判沙汰や面倒は嫌だったので大人しく聞き入れました。

その他の会社については支払いの減額などを交渉してくれると言うことを約束してくれました。

結果的にこれらの150万は利子の減額などで120万程度に収めてもらうことが出来ました。

意外と30万の減額と言うものはことのほか大きく、支払い期間の延長にも応じてもらえました。

また、金利が無くなった事で支払いが本当に楽になりました。

金利がなくなると返済は非常にスムーズに進むんだな。というのをこの時初めて実感しました。

毎月それぞれの金融機関に合計6万5千程を返済していたのが、弁護士を通じて窓口が一本化された事も大きな変化です。

毎月4万円を法律事務所の口座に収める形になったので、面倒な多くの会社への支払いもなくなりました。

そして、何より一番嫌だった督促の電話が一切なくなった事は精神的に非常に大きかったです。

弁護士は私の浪費癖、ギャンブル癖についても親身に話を聞いてくれました。

自分自身、生活態度を改善する事ができお金が余るようにもなったのです。

その結果、繰上げで返済し当初の予定よりもかなり早い2年ほどで完済する事ができました。

因果応報ではあるものの、借金から開放された今晴れ晴れしい気持ちでいっぱいです。

福岡県での債務整理を終え、人生をやり直す為に地元へ

今、私は福岡県から引っ越し地元へ戻っています。

福岡県は様々なところで自分にとっては誘惑が多すぎるしお金もかかってしまう。

このような理由から、会社も辞めて地元に帰りそこで新たな仕事を見つけて新しい生活を送る事に決めたのです。

地元にもパチンコ屋はありますが、過去の経験からもう行きたいとも思いません。

こちらではお金のかからない趣味も多数見つけられることが出来たので、今とても毎日が楽しいです。

貯金も出来ていますし、当時では考えられなかった彼女や多くの友人もでき充実した生活が出来ています。

最後に、借金で悩んでるなら少しでも早く行動することが大切だと思います。

借金は戦争で国が滅んだりでもしない限り、なくなることはありませんし、むしろ悪化していくだけです。

私も、あの時弁護士からは「取り返しがつかなくなるギリギリ手前でしたね」と言われました。

あの時、相談をしていなかった闇金に手を出して本当に人生が終わっていたかもしれません。

廃人状態になりながら、減らない借金の金利だけを永遠に支払い続けていたかもしれません。

もしかしたら魔が刺して犯罪に手を染めていた事だって考えられます。

あのまま行動していなければ、自分はどうなっていたかと思うと今でもゾッとする時があります。

しかし、行動を起こせば案外すんなり解決する可能性も十分にあるでしょう。

悩んでいるなら即行動。これに限ると思います。

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