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消費者金融からの借金は債務整理する事ができる?

テレビでも連日多くCMが流れるアコムやアイフル、プロミスといった『消費者金融』

サラリーマンや学生、主婦でも気軽に借りる事が出来る事もあり、非常に便利な事は間違いありません。

また、多くの方が消費者金融でカードローンや、キャッシングを利用していて、その人口は年々増えています。

しかし、便利な反面ついついお金を借り過ぎてしまい返済が困難になってしまった。

『消費者金融への返済が出来ずに、また別の消費者金融からお金を借りて返す。』という悪循環に陥る人も多いのが現状です。

そんな時に、考える債務整理ですが、消費者金融からの借入も対象になるのでしょうか。

結論から言うと、消費者金融からの借金は債務整理を行う事で、ゼロにしたり利息や遅延損害金を免責してもらう事が可能です。

今回は消費者金融からの借金と債務整理の関係とスムーズな方法について解説します。

また、『現実的に考えて、自力で借金を返済していくのは厳しいと分かりながらも問題を先送りにしてしまっている。』

『給料が出ても、返済や支払いで多くが無くなってしまいカードでしのいだり結局またお金を借りてしまう。』

このような状態になっている方は、既に黄色信号が点滅している危険な状態です。

1人で悩み続けて手遅れになる前に、今すぐ法律事務所に相談を行ってください。

 

それでは解説をしていきます。

消費者金融は債務整理の対象!任意整理で支払いを楽にする方法

アイフルアコムプロミス等今でもテレビでもおなじみの消費者金融から、現在では倒産しました武富士など、多くの消費者金融が存在します。

消費者金融、いわゆる【サラ金】は、どの会社でも債務整理手続きの対象となります。

実際、債務整理手続きには必ずと言っていいほど消費者金融が含まれているのが実情。

任意整理の場合、多くのケースでは消費者金融が対象となります。

法改正により、利率が法定利率以下に下がったとはいえ、年15%から18%程度の利息はやはり高金利。

100万円借りたら、年間15万円の利息を払うことになりますので生活を圧迫してしまうのは当然です。

消費者金融からの借り入れが癖になってしまい、いつの間にか借り入れ限度額を自分のお金と勘違いをし借金にどっぷりとつかっていくケースは多いです。

また、平成19年以前から借り入れをしていた方は、グレーゾーン金利での借入れに該当している可能性が大きく、過払い金が発生している事がほとんど。

結果、過払い金請求を行う事で、借金を帳消しにできる可能性もあります。

また、借り入れ年数の関係から、過払い金請求を行えなくても、高い金利や遅延損害金を減らすだけでも消費者金融からの借金を債務整理するメリットは大きいでしょう。

消費者金融からの借金は自己破産や個人再生で減額する事も可能

任意整理と過払い金請求を行っても、消費者金融からの借金を解決する事ができない場合、自己破産や個人再生を選択する方法があります。

先に紹介した任意整理の場合、利息や遅延損害金の減額や全額カットはできますが、元金まで減らす事は難しいと言わざる負えません。

そんな時には、個人再生や自己破産をする事で元金も減らせるように手続きを進めていくことになります。

実際に、どの手続きを選ぶのが一番メリットが大きく、デメリットが少ないかは人によって異なります。

法律事務所に相談をした際に、収入や財産、借金総額等を聞いたうえで、専門家がどの手続きが一番メリットが大きいのかをアドバイスしてくれます。

任意整理でも返済ができそうであれば、無理に自己破産や個人再生をする必要はありません。

しかし、目立った財産もなく収入から考えて返済は難しいと判断したら自己破産の方がメリットがあります。

持ち家があって家を手放さずに、借金を減らしたければ個人再生を選択します。

この辺は、それぞれの状況が全く異なるので、専門家に相談をする時に状況をしっかりと伝え最善の方法を選ぶようにしましょう。

いずれにしても、借金問題は時間がたてばたつだけ取れる対応策は減っていきます。

逆に言えば、借金問題は早期の段階であれば解決するのはそれほど難しいことではありません。

問題を先送りにして取り返しがつかない状況に陥ってしまう前に、今すぐ専門家に相談することをおすすめします。

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消費者金融からの借金は給与とのバランスを意識する事が大切

債務整理によって支払いスケジュールを見直す事で、支払いを楽にする事も可能です。

利息には、名目利率と実質利率という区別があります。

実際の負担感、楽に返済できる利率かどうかの判断は、実質利率で考えたほうがより正確です。

実質利率は、簡単に言うと利率マイナス物価上昇率と言われます。

乱暴な言い方をすれば、利率と給与の上昇率で負担感が決まるとも言えます。

どういうことかというと、給与が毎年10%上昇していれば、利息が15%でも実際の感じる利息の負担感は、15%-10%=5%です。

5%であれば、そんなに負担は感じないでしょう。

逆に、給与が上がらない、または下がっているといった場合はどうでしょう。

会社の業績が悪く、ボーナスの支給額が下がり、給与が前年より5%下がった場合15%-(-5%)=20%と、利息を年20%も払っているような負担感を感じることになります。

ですから、お金を借りるときは、利息だけではなく給与の上昇率も考えて借入れるかどうかを判断することが大切です。

最近では、あてにしていたボーナスが支給されなかったり減った事が原因で、新しく借入れをはじめてしまったという人も増えています。

以前のように毎年決まった金額がボーナスとして支給されたり、給料が年齢と共に上がり続けるという、時代ではないということを痛感させられます。

歩合給や昇給、ボーナスをあてにして、消費者金融から借入れをするのは危険です。

そんな誤った返済スケジュールも債務整理をする事で、見直す事が可能です。

例えば、毎月3万円返済していたのが毎月1万5千円になるというイメージです。

支払いスケジュールを変えても利息はカットしているので、返済が非常に楽になるのは言うまでもありません。

消費者金融の利息は銀行やクレジットカードと比較して高い

デフレ状態が続く今の日本では、やはり消費者金融の利息は高いといわざるを得ません。

消費者金融からの借金を債務整理をすると、ブラックリストに5年間載りますが、それ以降は新しく借り入れをする事が可能になります。

債務整理とブラックリストの関係についてはこちらの記事で詳しく解説をしています。

最近では消費者金融だけではなく、銀行の審査も以前に比べて緩くなっているといって良いでしょう。

債務整理をしてこれから新しい借り入れを検討している方、将来の借入を考えておきたい方は使い道が自由なフリーローンはやめた方が無難です。

それよりは、学資ローンのように使途が限定されていて、利息が安い商品をできるだけ活用することをおすすめします。

債務整理後の参考に覚えておくと良いでしょう。

消費者金融からの借金の返済が困難になったら早めに債務整理を検討しよう

消費者金融、いわゆるサラ金からの借金も債務整理の対象となります。

債務整理をする方のほとんどが、消費者金融からの借金も対象に手続きを成功させているので安心して大丈夫です。

しかし、借り入れてから半年以下の場合、和解条件は厳しくなると思ってください。

絶対というわけではないのですが、あまりに早い時期に債務整理をすると、始めから返す気などなかったのでは?

このように、疑われてしまい話し合いに応じてもらえない可能性も少なからずあります。

ですが、そのようなケースでも放置をしてしまう事は絶対にやめてください。

借金問題は放置が一番よくありません。

消費者金融からの借金を放置してしまうと、利息や遅延損害金が増え続け取り返しがつかなくなってしまいます。

いずれにしても、一人で悩まずに今すぐ弁護士や司法書士に相談をすることをおすすめします。

債務整理ならアヴァンス法務事務所

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