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経営していたラーメン屋が倒産!東京都武蔵野市で500万円の借金を債務整理した個人事業主の体験談

武蔵野市にお住いのご夫婦の体験談です。今回取材したのはその奥様。

ご主人が独立して出店したラーメン店。

経営不振から初期費用の返済が原因でカードローンやクレジット会社からの借金地獄に。

しかしそんな状況から抜け出すべく弁護士事務所に相談したことで、無理のない返済方法を知り自己破産を回避しました。

同じ状況の方にぜひ読んでいただきたい、

それでは白井さんよろしくお願いいたします。

武蔵野市の弁護士事務所で500万円以上の借金を債務整理した体験談

全国展開の飲食関係企業のサラリーマンだった夫が、独立して飲食店を始めました。

きっかけは、吉祥寺で店長として働いていたラーメン店を個人で経営しないか、と会社から打診されたこと。

働きなれた環境や固定客もいることから、それほどの不安もなく近くの三鷹市で起業しました。

最初の1年間は会社からの家賃サポートもあり順調な滑り出しで、サラリーマン時代よりもはるかに年収もアップしました。

貯蓄も増えたことから店舗を移転、銀行から融資を受け、お店も規模を大きくして従業員も増やしました。

しかし、4年目くらいから競合他社が増えてしまい売り上げが伸び悩んでしまった為、移転時の初期投資の返済が大きな負担となってきました。

経費削減のため規模縮小しましたが、経営は悪化の一途をたどり、徐々に月々の返済も滞るようになりました。

当時、お店の経営は夫だけにまかせ、私は地元では比較的大きな会社で正社員として働き、安定した収入を得ていました。

お店を維持していくことだけを考えていた私は、銀行への月々の支払いを自分の収入から補填するようになりました。

それでも間に合わなくなって、自分名義で銀行のカードローンを利用するようになりました。

カードローンの返済から自転車操業の始まり

月々の支払で足りない金額はカードローンで借りて間に合わせ、カードローンの支払いの足りない金額はクレジット会社でカードローンを組みます。

そこから借りて返済に回す、まさしく自転車操業です。

あっという間に、借金総額は合計7社、総額は500万ほどになりました。

こうなると本当にどれだけ毎月支払っても全く借金は減りません。

なぜかというと返済しては借りる、をずっと繰り返していいくからです。

冷静に考えればいつか破綻するのは明らかなのですが、必死で返済に奔走している間はまったく気づきませんでした。

この状態に疲れ切っていた時に、テレビコマーシャルや広告宣伝などで頻繁に“過払い金請求”という言葉を目にしました。

偶然、私の会社の近くのビルで相談会が開かれることを知り、特に期待もせず連絡をしてみました。

弁護士事務所で現状の借金状態を相談

完全予約制で、他の人と顔を合わせることもなく、個室で二人のスタッフと面談しました。

そこで借金額や借入先などを申告していくうちに、あらためて目にした金額や返済期間を知り、茫然としました。

自己破産・・・という言葉がよぎり、お先真っ暗になりました。

どうしても自己破産だけは避けたい、と考えました。

恥ずかしながら、まだまだ体裁を取り繕いたかったのです。

自分がこのような状況にあることは職場の友人や両親には気づかれないようにしていましたので。

弁護士事務所に相談したおかげで知った債務整理の方法

その弁護士事務所で、自己破産とは別の道があることを初めて教えてもらいました。

それは、債務整理という方法です。

自己破産との大きな違いは次の通りです。

まだ返済する意思がありある程度の金額を、月々返済できる能力があるという場合に選択する方法だと教えてもらいました。

まず、私の場合は銀行への支払いを何とか必死にかき集めて返済しました。

これが約150万。

しかし、この時点でもう手元にはお金は全くありません。

残り350万は、6社ののクレジットカード会社からのキャッシングです。

5年以上支払い続けた利息だけでもものすごい金額ですが、元本はほとんど減っていません。

この時点で、債務整理を行うことを決めました。

債務整理を決断したことにより毎月の返済額が激減

所定の手続きを行い、その場で内金を支払ました。

お金が全くない時期でしたので、いくらでもいいとの言葉に甘えて1万円。

あとは書類を作成してもらい、同意書・委任状を提出した上で、クレジットカード会社と弁護士事務所にて交渉がすすめられていきました。

結果、毎月合計約20万円の返済額が5万5千円に減額されました。

この金額を毎月弁護士事務所へ支払い、その中から6社分へ振り分けて送金されます。

その中には弁護士事務所への手数料も含まれます。

この減額に関しては簡単にいうと月々定額返済するので、これまでの利息の一部や今後の利息は取らないという条件のようです。

中には、数年前にさかのぼって過払い金請求(法定利息以上の利息を取っていた場合にそのオーバーした利息を返却してもらえる)をした結果、債務から相殺して、大幅に減額された会社もありました。

債務整理手続き後に起こった変化

手続きをした直後からクレジットカード会社より、契約解除(カードの無効化)の通知が続々と届きました。

6社中、5社から解除通知を受けました。

でも、これは想定内でしたので、少しショックでしたが日常生活に支障がでるほどではありませんでした。

それは、クレジットカードは、キャッシングでしか使用していなかったから。

新規のクレジットカードの申し込みや各種ローンの審査は通りません。

しかし、しっかり返済を続けていけば、数年後(5~10年位?)には審査が通るケースもあるようです。

個人の経験としては、八方塞がりで絶望的な借金地獄も、今となっては過去のものになりました。

自分の今出来る範囲でコツコツと返済しているという自負もあり、自己破産のような後ろめたさはありません。

もちろん、自己管理の甘さからこうなってしまった反省は十分にしております。

今、借金で苦しんでいる人には、こういう返済方法もあるのだということを知って欲しいと考えます。

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