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兵庫県で債務整理~貧困に苦しんだ姉妹の債務整理体験談

今回は母子家庭で育ち、生活費を借りたことをきっかけに借金地獄に陥った今井さん(仮名)の体験談を紹介します。

ギャンブルや私欲が原因で借金地獄に陥る方は多いですが、近年では金銭的な生活苦を理由として借金地獄から抜け出せなくなる方も増えています。

また、今井さんと同じように20代、30代と若い方の借金問題も年々深刻化しています。

今井さんのケースでは早く借金問題と向き合い対応をすることで無事に借金問題を解決することに成功しています。

是非参考にしてください。

兵庫県の母子家庭で育ち作った借金を債務整理で解決した体験談

私は兵庫県に住む女性です。多額の借金を抱えていました。

借金をしたきっかけは19才の頃、母子家庭で家計が苦しく、母のためでした。

私は高校を卒業して就職をしなかったいえ、できなかったためアルバイトでなんとか生計をたてていいるような決して贅沢な暮らしではありませんでした。

そこに追い討ちうちをかけるかのように母が病気になり働けなくなり、ますます家計は苦しくなり、借金は返すよりも借りていく一方でどんどん膨らんで行きました。

ギャンブルをしてるわけでも遊んでるわけでもなく、生活費や治療費などでの借り入れでした。

なので当時はどうしようもなかった、という状況でした。

母も娘に借金を背負わせて悪いな、なんて思ってはなく、子供が親の面倒を見るのは当たり前という毒親だったので、毎日のように仕事から帰った私に念仏のようにお金貸してとたかりました。

私は娘としての責任を感じ、母に貸しつづけること数年。気づけば消費者金融2社から合計100万ほどの借金を抱えてしまい、返済に困り果てていました。

返済が困難になった姉は自己破産を決意

同じ境遇で借金を抱えていた姉がパニック障害になり働くことができなくなりました。

そして姉は返済ができないので自己破産を決意しました。

母は障害者年金を受給することができたのでこれ以上迷惑をかけられたくないと思い、私は姉と共に母とは縁を切りました。

そうして解放された私たちは弁護士さんに相談に行くことにしました。

姉は自己破産を、私は100万近い借金の返済に悩んでいましたがいわゆるブラックになるのが嫌で決めかねていました。

その時の私にはまだしっかり完済したいというプライドがあったからです。

姉の相談に付き添って話を聞くと、姉には病気の為、返済と弁護士費用が支払えないので法テラスという国の機関で弁護士費用を立て替えてもらい、分割して支払っていくという方法を勧められ、その手続きをふむことになりました。

弁護士さんは私にも有無を言わさず自己破産を勧めてきましたが、私は弁護士さんのブラックにならない方法すら提案してくれなかったことに逆にムッとしたし、ブラックになって世の中から抹殺されたくない思いで、今回はやめておきますと断りました。

この時の弁護士さんのやっつけ感は本当に失礼なものでした。

私はとりあえず働きながら返済を続けることにしましたが、姉の自己破産の手続きなどを傍らで見ているととても大変そうでした。

通勤に使っていた原付バイクも差し押さえられそうになって、なんとか裁判所にお願いして手元に残しておいてもらえたそうです。自己破産となると本当に何もかも失うのだなと、怖く感じました。

ブラックリストに載らずに借金を減らすことも出来る

そうしてしばらくして、この頃ぐらいから、CMやなんかで過払い金に関する話題が取り上げられてきました。

なので一応返済を続け、1社を頑張って完済した私は、あと残す借金は1社のみ、あと40万くらいだったと思います。

もしかして私もブラックにならずにこの残りの借金をなくせるのではないかとインターネットで熱心に調べました。

この当時はネット上の記事なんかがまだ乏しく、なかなか私のようなケースがどうなるのかがわかりませんでした。

が、やっと長期間のネットサーフィンで、返済残高によって過払い金が発生すれば、借金はなくなり、さらにお金が返ってくる可能性が高いことをようやく知りました。

しかも私が一番気にしていたブラックリストにものらないと知り、早速過払い金請求を依頼すべく、弁護士を探してみようかと思いましたが、以前の弁護士さんのおかげで全く弁護士さんが信用できない心境でした。

過払い金請求を勧めずに自己破産を勧められたのですから。

私が無知で当時返済に困っていたらそのまま自己破産をしていたかもしれません。

のらなくて済むブラックリストにのるところでした。詳しくは分かりませんが過払い金請求より自己破産の方が弁護士費用が高いから勧めたのではないかと今では思っています。

が、結局自分の身は自分で守らないといけないですね。無知は損しかありません。私は自分の身は自分で守るため、さらに過払い金請求についてインターネットで調べ、ようやく私のように100万以下の借金の場合は弁護士でなく司法書士でも依頼できることを突き止めました。

費用も弁護士よりは安く済むそうです。早速、近場で司法書士を探し、過払い金請求の依頼をしました。

ザッと計算したところ、やはり完済済みの1社から過払い金の返還があり、残金を残していたもう1社にも返済期間が長かったため、過払い金を充てると残金はなくなり、いくらか戻ってくるとのことでした。

そして私は返済がとまり、あまり詳しく覚えていませんが、半年くらいで2社合わせて60万円の過払い金の返還を受けることができました。

当時は大金だったこともあり、司法書士さんに振り込んでもらった形で契約を終えましたが、実際司法書士さんの費用が差し引かれての振込だったため、どれくらいの費用を差し引かれたのかが不明でした。

もう数年経ってしまったので今さらすぎて聞けませんが、明細みたいなものをもらっておけば良かったなと少し後悔しています。

完全な個人事務所だったのもあり、費用を多く差し引かれているかも知れないので。これから過払い金請求をされる方はそのへんを明確にしてもらっていたほうがいいかもしれません。

某弁護士事務所は着手金無料と謳っていながら実際には回収していたのですから。

まあ、業務停止にはなっていましたが大きな事務所ですらそうなので、少しでも過払い金を盗られないようにみなさん自身でも十分に注意してください。

さて、もともときっかけは母に作らされた借金でしたが、過払い金請求で私は自由になり、過払い金でトリミングスクールに通うことができ、今は憧れだったトリマーとして働いています。

過払い金請求によって名前もブラックにならず、クリーンなままで暮らせています。おかげでクレジットカードも作って、大きな買い物にも困りません。

本当にあの時、弁護士さんに流されて自己破産しなくて良かったし、過払い金請求を自分で調べて取り戻すことができて、安心しています。

若い頃から10年以上も返済に苦しめられてきましたので、欲をいえば、もっと早く過払い金請求ができる風潮になっていればもっと早く解放されたかも?と思います。

が、今でも苦しんでいる方には過払い金請求か、覚悟を決めて自己破産。

どちらも早めに決着つかたほうが良いです。借金にお困りなら、1歩まえに進んでみてください。

そうすれば新しい人生が待っていますよ。

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