債務整理はキャンセル可能!キャンセルに関する3つの注意点&事務所探しのポイント

「債務整理はキャンセルできる?」
「弁護士費用が高い!別の事務所に変えられないかなぁ…」

あなたはこんな疑問や悩みを抱えていませんか?

基本的に、債務整理のキャンセルはいつでも可能です。

しかし、着手金は返ってこなかったり、キャンセルできなかったりする場合もありますので、デメリットについて理解した上で検討することをおすすめします。

この記事では、債務整理をキャンセルしたい、法律事務所を変えたいと考えているあなたに向けて、以下の内容をまとめました。

  • 債務整理のキャンセルについて
  • キャンセルする際の注意点
  • 法律事務所探しのポイント

ぜひ最後までご覧ください!

Contents

債務整理はキャンセル可能!理由は問われない

冒頭から繰り返しになりますが、債務整理は基本的にキャンセル可能です。

債務整理の手続きは、依頼人と弁護士・司法書士の合意に基づいて行われます。逆に言えば、合意であれば契約を解除することができるのです。

弁護士業は依頼者からの信頼がないと非常にやりづらい仕事ですので、弁護士側も無理に引き止めないケースがほとんどでしょう。

ただし、債務整理のキャンセルはデメリットが多いのも事実。したがって、一度債務整理を始めてしまったら後戻りはできない、これくらいの気持ちで望むことが大切です。

どうしてもキャンセルする場合は、次項の注意点を読んで了承した上で、弁護士・司法書士に相談してください。

債務整理のキャンセルに関する3つの注意点

債務整理のキャンセルに関して、注意すべきなのは以下の3点です。

  1. 着手金は返ってこない
  2. キャンセル料を取られる可能性がある
  3. 受任通知送付後は手続きが複雑になる

それぞれ詳しく解説します。

1. 着手金は返ってこない

債務整理をキャンセルすると着手金は返ってきません。

債務整理を弁護士に依頼した直後でもキャンセルは可能ですが、自己都合で取り消す場合は、払ってしまった着手金は諦めるしかありません。

ただし、キャンセル理由が弁護士側の過失である場合は話が別です。

例えば、事務所側が明らかに説明不足だったり、事実と異なることを告げていたりする場合、着手金が返還される可能性があります。

そうでなかったとしても、信頼できないと感じたらこの時点でキャンセルする方が良いでしょう。

2. キャンセル料を取られる可能性がある

基本的に、債務整理にはキャンセル料という概念はありません。

しかし、依頼からある程度時間が進んでいて、書類の作成などが進んでしまっている場合、その時点までの費用を請求されてしまうことがあります。

特に、こちらの都合でキャンセルする場合は弁護士側の落ち度はないため、費用が請求されるのも無理はありません。

なお、工程が進むにつれてキャンセル料も高くなる可能性があります。したがって、債務整理のキャンセルを考えているなら早い段階で相談しましょう。

3. 受任通知送付後は手続きが複雑になる

すでに受任通知が送付されている場合は要注意です。

そもそも受任通知とは、弁護士から債権者に対して送付される書類です。簡単に言えば、借入先に「債務整理を開始しました」と伝える工程ですね。

受任通知が送られた後にキャンセルする場合、これを取り下げる必要があります。

そのためには、債権者に対して「辞任通知」を送り、債務整理がキャンセルになったことを報告しなければなりません。当然、キャンセルした事務所は協力してくれない可能性が高いため、早急に別の法律事務所を探す必要があるでしょう。

なお、キャンセルすれば事故情報は登録されません。受任通知を送った後でも、辞任通知をきちんと送れば債権者が信用情報機関に連絡して、事故情報も取り消されます。

債務整理をキャンセルして事故情報だけ登録されることはないですので、安心してください。

債務整理のキャンセルができない場合

債務整理はキャンセルできない場合もあります。

任意整理の場合は、債権者との和解完了後は取り下げできません。

個人再生や自己破産の場合、裁判所に申し立てた後キャンセルするには「裁判所への取り下げ」も必要になります。さらに、手続き開始決定後は撤回できません。

債務整理をキャンセルする際は、手続きが進めば進むほどデメリットが大きくなります。弁護士が合わないと感じたら、できるだけ早い段階で取り下げを行いましょう。

債務整理に適した法律事務所を探す3つのポイント

「別の法律事務所に変えたいが、どこがいいかわからない…。」

そんなふうに悩む人も少なくないでしょう。そこでこの項では、債務整理に適した事務所を探すポイントをまとめました。

  1. 債務整理の実績が豊富
  2. 報酬が明快でわかりやすい
  3. リスクをしっかり説明してくれる

なお、こちらの事務所でも無料相談を行なっていますので、借金でお悩みでしたらご気軽にご相談ください。

無料相談⇒ https://ty-lawoffice.jp/

1. 債務整理の実績が豊富

1つ目のポイントは、債務整理実績が多いこと。

法律事務所とはいえ、得意ジャンルはそれぞれ異なります。したがって、できるだけ債務整理の実績が多い事務所を選ぶことで、安心して手続きを任せられます。

実績件数が書かれていたり、公式サイトに「債務整理が得意」と明記されていたりする事務所がベストですね。

2. 報酬が明快でわかりやすい

2つ目のポイントは、報酬がわかりやすいこと。

債務整理をキャンセルする人の中には、報酬が思ったより高かったからという人も少なくないでしょう。

債務整理の費用は状況によって変わってきます。しかし、費用が不明瞭なのをいいことに規定よりも高い費用を請求してくる事務所も少なくありません。

したがって、無料相談の時点でどれくらい費用がかかるのかハッキリ説明してくれる事務所を選ぶと良いでしょう。

間違っても費用をはぐらかすような事務所に依頼してはいけません。

3. リスクをしっかり説明してくれる

3つ目のポイントは、リスクをしっかり説明してくれること。

債務整理のデメリットは小さくありません。信用情報に傷が付き、借入ができなくなったりクレジットカードが使えなくなったりするリスクがあります。

債務整理の流れだけでなく、リスクについて説明してくれるところは、信頼できる事務所である可能性が高いでしょう。

もちろん、一番大切なのはあなた自身が信頼できると感じた事務所に依頼することです。

債務整理はキャンセル可能!着手金は返ってこない点に注意しよう

基本的に債務整理のキャンセルは依頼後でも可能です。

しかし、すでに依頼している場合着手金は返ってきませんし、進捗状況によってはキャンセル料が請求されることもあります。

また、任意整理の和解後や個人再生・自己破産の手続き開始決定後は、キャンセル自体できません。

基本的に、キャンセルが遅ければ遅いほどデメリットが大きくなると覚えておきましょう。

最後に、キャンセルに関する注意点をおさらいします。

キャンセルする際の注意点
  • 着手金は返ってこない
  • キャンセル料を取られる可能性がある
  • 受任通知送付後は手続きが複雑になる

キャンセル後は新たに弁護士事務所を探す必要があります。

手続きをスムーズに進めるためにも、費用が明瞭で債務整理のリスクについてきちんと説明してくれる、信頼性の高い事務所を選ぶことが大切です。

しっかり面談を受け、あなた自身が信頼できると感じた事務所を選びましょう。

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