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見栄の為に借金が増えてしまった!青森県弘前市の法律事務所で債務整理をした体験談
今回は青森県弘前市に在住の門田さんです。
学生の頃にクレジットカードを作ってから、日々の生活を豊かにする為にカード利用をすることが増えました。
周りからリッチな生活をしているように見られたい門田さんと、当時お付き合いしていた彼は旅行が趣味で出費はどんどんかさみました。
同棲も初めて生活必要品などを揃えるにもクレジットで支払い購入。
更には、通勤用の車もローンで購入。
派手な暮らしと比例するように膨らむ借金。
とても裕福な暮らしはできなくなった時に彼は無職となり、収入が減ってしまいます。
借金の返済が厳しくなってきたときに、インターネットで債務整理の広告を見つけ、弁護士さんにすかさず相談することとなりました。
門田さんの借金はどのようになるのでしょうか。
また、債務整理にかかる費用はどのくらいか。
それでは体験談をよろしくお願い致します。
法律事務所に出向かずに電話のみの相談で120万円の借金を債務整理した体験談
私が初めてクレジットカードを作成したのが、大学生の頃でした。
その当時アルバイトをしていたので、思いのほか簡単にクレジットカード(カードA)を発行できたのを覚えています。
そして、その時の利用可能額は30万円で大学生の私にとっては手持ち金が無くても新しい化粧品や洋服が買えたので、とても有意義な生活を送っていました。
大学を卒業後就職をし、一旦カードの支払いは終わり利用残高が0円の頃がありました。
その頃に通勤に必要だということで、車を購入することになり、手持ちのクレジットカードの満額を利用し残りはローンを組むことになりました。
そしてローンを組んだ際に2枚目のクレジットカード(カードB)が発行され、なんと利用可能額は50万円の枠でした。
自分の車を持った後に恋人ができ二人で同棲したころに、二人の生活場に家電や生活用品を買うことになりました。
そこでカードBを利用して10万円ほどの買い物をしました。
カードが増えるとともに増えていく借金
もともと節約が苦手で周りの目を気にし、人よりも良い生活を送っていると見せたい私と、旅行が趣味な彼だったので外食費や旅行にお互いのカードを利用して裕福な生活を送っている感覚がありました。
車の買い替えで3枚目のクレジットカード(カードC30万)が手に入った私と、収入が減った彼。
気がつくと、私の財布の中のクレジットカードは6枚にも及んでいました。
毎月のカードの支払いや車のローン、日々の生活費で今までの生活を続けることが難しくなってきたころ、彼(現在の夫)が職を失い無職になってしまいます。
ますます生活が厳しくなりました。
生活と日々の戦災の補填として、私がこっそり手を出したのが消費者金融です。
返済の為に、消費者金融で70万を借りました。
借金返済が厳しくなったときに見つけた債務整理の広告
一時期は順調に返済できていましたが、家電が壊れたり車の修理が必要だったりで、カードの枠が空けば使わざるを得ない状況になってしまい、月に20万円ほどのクレジットカードの支払いが来たこともあります。
どうしても払うことができなくなった時にインターネットで、債務整理の広告を見つけました。
相談であれば無料でできるとのことだったので、すかさず電話で相談しました。
最初に電話を掛けた事務所は、実際にお会いすることが条件ということでしたが、その当時私は青森県に住んでいたので時間を作って弁護士の方と会うことができずに諦めました。
二つ目に連絡を取った事務所は、電話でのやり取りと書類のみで大丈夫とのことでしたので、過払い金と任意整理をお願いしました。
任意整理を依頼することを決意
この当時私は28歳で、債務整理を依頼した額は120万円程度でした。
任意整理にした理由としては、車のローンに保証人を付けていたため、債務整理の対象にしてしまうと保証人に一括請求がいってしまう恐れがあると事前に告知を受けていました。
その為、保証人がついていないクレジットカードと消費者金融のみを任意整理してもらいました。
着手金約25万円を半年間払い続け、半年後から各会社への返済が始まりましたが、月の支払いは各会社で2分の1程度まで減額することができました。
カードを作成してからの年月が浅かったこともあり、過払い金として減額されたのは、大学生の頃に発行したクレジットカードのみです。
ネット広告などでは、申請することであなたにも過払い金が発生します等の文句をうたったものを良く目にします。
しかし実際過払い金が発生する事例は、中年や年配の方で、長く払い続けている方のみだと私は思います。
将来を見据えてお金を使うように気を付けるべき
現在は月々の支払い額が減ったことにより、贅沢な生活ではないですが、人並みの生活は送ることができています。
しかし、景気の悪化や夫の収入減は時折ありますし、車のローンや家賃は減額することができなかったので、毎月の支払いは多い状況には変わりありません。
そして、月々の支払額が減ったことにより、返済期間が長くなってしまいました。
他にも債務整理が完了してから5年間は、個人信用情報機関に登録されること等リスクはたくさんあります。
現在、私は結婚もしており、子どももいます。
仕事は正社員で朝から晩まで働き詰めです。
家に帰ってから家事育児と忙しい毎日を送っています。
しかし私の給与は、車のローン・家賃・保証人付きのクレジットカードの支払いと減額されたクレジットカードや消費者金融への支払いで、ほぼ無くなってしまします。
光熱費や食費、その他生活に関する費用は夫の給与で賄えていますが、正直貯金はできない状況です。
今思うと後悔することがたくさんありますし、やり直せるなら就職した頃に戻って、堅実な生活を送りたいと思うこともあります。
独身の頃は自分自身にお金をかけることは、悪いことではないと思います。
しかし、結婚して子供が生まれ、老後を迎えた時にやはり必要なのはお金だと思います。
今が楽しければ良いわけではありません。
未来を見据えて生活をすることが本当に大切だと思いました。
そしてすでに借金があって、債務整理をするか悩んでいる方がいれば、債務整理をする前に各会社ともう一度話し合ってみてください。
私は着手金で25万円を支払い約10年の個人信用情報機関への登録というリスクを背負いました。
もしカード会社に事情を説明し、支払いを調整できるのであれば、着手金に充てる高額費用を返済に充てることができると思います。
冷静になって物事を考えることが本当に大切だと思います。