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夫が経営する会社が倒産して900万円の借金を債務整理した愛知県豊橋市夫婦の体験談
今回は愛知県豊橋市に在住の手塚さんです。
ご主人が経営する会社が不況の波にのまれ、倒産してしまいます。
従業員へ給料など、倒産に伴い900万円もの多額の借金を抱えます。
夫婦力を合わせて、なんとか高時給の仕事で働いていました。
寝る間も惜しんで働く日々が続く為、ある日ご主人の体に限界が来てしまいます。
到底、自身のアルバイトの給料では借金を返済することは難しいです。
そこで弁護士に借金について相談するに至りました。
手塚さんご夫婦は多額の借金を抱える状況からどのように手続きをしたのでしょうか。
それではよろしくお願いします。
愛知県豊橋市の法律事務所で900万円の借金を債務整理した体験談
私は愛知県内に住む32歳既婚女性です。
6歳上の夫と4年前に結婚しました。
子供はいませんが夫婦2人で仲の良い時間を過ごしてました。
夫は小さいけれども十分社会貢献をしている、家具の卸売関係の会社を経営していました。
しかし、社会は不況の波にのまれ、年々経営は悪化し、ついには経営回復できずに昨年倒産してしまいました。
従業員への給料なども払うお金がなくなりました。
それまでは贅沢こそできないものの人並みの生活が送れていたのですが、倒産により900万という多額の負債を一気に抱えることになりました。
私たちは頻繁にかかってくる借金取りの電話や、直接家に来る取り立ての際に利息分を払う。
そして時には期日の延長を頼み込みながら、お互いとにかくお金を集めようと決めました。
寝る間も惜しみ働き続ける毎日もついに限界が
無我夢中で毎日とにかく借金返済のことを考えていました。
そのため、1日1食だったり、睡眠時間を削ったりして無理をしながらとにかくお金を稼ぐことだけを最優先にしました。
夫は朝から晩まで体力勝負で高時給でもある「現場仕事」をし、私はガールズバーと出会いカフェ、そしてチャットレディのバイトを始めました。
しかし月々に返済できる金額というのは利息分が限界で元金は全然減っていきませんでした。
何とか4ヶ月ぐらいは寝る間も惜しんで働き続けましたがそんな生活にも限界が来ました。
「収入が良い」という面だけに着目し、今までやったことのない現場作業をひたすら繰り返した夫は倒れてしまいました。
貯金は既に底をついていた状態だったので、私たちに残されたお金はもう有りませんでした。
私がどんなに高時給のバイトを続けていっても借金なんて返せるわけも無かったので、私たちは債務整理をせざる得ない状況になりました。
借金に追われどうにもならない状況から弁護士に相談
私は夫と相談し、学生時代の友人のツテでとある弁護士を紹介してもらいました。
過払い金や債務整理などを専門とする弁護士だとのことで、私たちがおかれている状況や、借金を抱えることになった詳しい状況などを事細かく話しました。
私たち自身の考えでは継続した収入が見込めないことから、はじめは自己破産手続きを考えていました。
しかし、弁護士は私たちに「任意整理」という手続きを勧めることが最適だと言い、任意整理の手続きを進めることに決めました。
借金の減額や金利の引き直しなどを交渉することにより、毎月の返済金額を減額して生活に支障のない範囲での返済を行えるようにする手続きのこと。
なので、自分たちが抱えた借金を無理なく返していくために、弁護士の協力を得ながら手続きを進めていきました。
弁護士にその調査と手続きを一任していました。
任意整理の手続きが開始される
まず貸金業者から開示された取引履歴をもとに、金利の上限(15~20%)に基づく引き直し計算を行い、借金の総額を確定しました。
そして次に「和解交渉」をしていきました。
和解案を提示し、貸金業者と和解内容について交渉したのですが、賃金業者とこちらの折り合いがなかなかつかず、交渉は難航しました。
しかし法的な視点から、弁護士が頑張ってくれて何とか落ち着きました。
そして、交渉が確定し、和解内容を確認するため合意書を作成しました。
その後は和解に関する合意書で確認されたその内容に基づき、毎月貸金業者の指定する口座に分割金を振込んでいくことになりました。
任意整理の手続きを進める一方で、夫は身体に負担のかからない仕事をしながら稼ぎ、私は夜の仕事を本格的に始めました。
その仕事で得た報酬を、弁護士の協力もあったことから得た和解内容に沿って返済していったので、「無理のない返済」ができていきました。
そして、本当に少しずつですが徐々に人間らしい生活ができるようになっていきました。
任意整理をするまでは毎月20万円ずつ返済していたのが、半額以下の8万円の返済で済むようになってきました。
任意整理がきっかけで普通の生活を取り戻せることに
それにより体調が回復していった夫は「無理に体力勝負の高時給の仕事」をすることはなく、「高時給だけど身体に負担が大きくない仕事」をすることができるようになっていきました。
もちろん今でも借金は返し続けていますが、無理のない返済を続けています。
以前より貧しく生きていくのにギリギリであるものの、何とか生活はできています。
これまでこんな多額の金額の借金を抱えるとは思ってもいませんでした。
お金に関してもそこまで重要に考えていませんでした。
「まさか自分が」と思っていました。
しかし、いざ自分が借金を抱えたことによりお金の怖さとお金の重要さに気づきました。
同じ悩みを抱えているなら今すぐ弁護士に相談を
結果的に私は弁護士を通じ、法的な目線から任意整理をすることができました。
「任意整理をする」ということに対して悔しい気持ち、情けない気持ち、そして「任意整理何かしてたまるか」というヤケクソになった気持ちもありました。
しかし、そこはすべてのプライドを捨てて現実を見て、生きていくことを最優先とした結果今では任意整理をして良かったと思っています。
私たちと同じ境遇にたたされている人がいたら「自分たちだけで何とかなるのであればいいけど、それが命に関わるような状況になるなら思い切って弁護士に相談してください」と言いたいです。
プライドが大事か、生きていくことが大事かを考えたら答えは一目瞭然だと思います。