
「債務整理について無料で相談したい」
「無料で相談するなら、どこがおすすめ」
借金の返済が厳しくなってくると、債務整理の手続きや費用などについて検討したいと考える方もいるでしょう。
すでに生活が苦しい方も多いため、できるだけ無料で相談をしたいと考えているのではないでしょうか?
この記事では以下について解説します。
- 債務整理の無料相談先
- 無料相談する際の注意点
- 弁護士や司法書士事務所への相談をおすすめする理由
どこで相談するかによって、債務整理が上手くいくか変わる可能性があります。これから、債務整理を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

アヴァンス法務事務所では、全国から債務整理案件を受託しており、累計23万件以上の実績がございます。
借金や過払い金にお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
24時間対応しており、相談は無料です。
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Contents
債務整理の無料相談先6選
債務整理について相談できる場所は多くあります。とはいえ、どこで相談するのがよいのか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで、債務整理について無料で相談できる場所を6つ紹介します。
- 法テラス
- 国民生活センター
- 法律相談センター
- 日本クレジットカウンセリング協会
- 自治体開催の無料法律相談会
- 弁護士や司法書士事務所
順番に解説します。
1.法テラス
法テラスとは、経済的に余裕がない方向けに法的トラブルを解決するための機関です。
法テラスでは、以下の方法により無料で債務整理に関する相談ができます。
相談方法 | 利用料 | 連絡先や場所 | 利用時間 |
---|---|---|---|
法テラスサポートダイヤル | 0円 | 0570-078374 | 平日9時から21時、土曜日9時から17時 |
法テラスの事務所 | 0円 | 全国各地の事務所もしくは電話 | 平日9時〜17時 |
メール | 0円 | メール受付ページより | 24時間365日 |
弁護士や司法書士から電話で無料アドバイスをもらえます。無料相談は1つの問題につき3回までです。1回あたりの相談時間も30分と決まっているので、注意してください。
また、無料で相談するためには、収入や資産が一定の基準を満たしていなければなりません。
なお、法テラスの民事法律扶助を利用すれば、債務整理をする際に弁護士や司法書士へ支払う費用を立て替えられます。
法テラスを利用する際の費用については「知らないと損!法テラスでの債務整理をおすすめしない3つの理由&事務所選びのポイント」にて解説していますので、参考にしてみてください!
2.国民生活センター
国民生活センターでは、全国の消費生活センターなどを通して債務整理の無料相談が可能です。
相談先 | 連絡先 | 利用時間 |
---|---|---|
消費者ホットライン | 188 | 平日(窓口により違います) |
国民生活センター平日バックアップ相談 | 03-3446-1623 | 平日10〜12時、13〜16時 |
国民生活センター休日相談 | 188 | 土日祝日10〜16時 |
多重債務の相談件数も毎年1万件を超えています。
年度 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|
相談件数 | 25,334 | 23,656 | 20,753 | 13,530 |
引用元:国民生活センター
実際に、ヤミ金で借り入れした事例やクレジットカードのリボ払いにより返済が難しくなった事例などの相談がありました。
土日も開いているので、平日忙しい方も利用しやすいでしょう。
3.法律相談センター
弁護士会が運営している法律相談センターでも、無料で「破産」「債務整理」「過払い金」といった借金に関する相談ができます。
また、弁護士による電話での相談(15分程度)も受け付けています。
地域 | 電話番号 | 利用時間 |
---|---|---|
都内から | 0570-200-050 | 平日10~16時 |
その他の地域 | 0570-071-316 | 10~12時、13~15時(月~土) |
なお、最寄りの法律相談センターをお探しの方は、日本弁護士連合会のホームページから探しましょう。
4.日本クレジットカウンセリング協会
日本クレジットカウンセリング協会では、電話もしくは来所による無料相談を受け付けています。
方法 | 連絡先 | 利用時間 |
---|---|---|
電話 | 0570-031640 | 平日10〜12時40分、14〜16時40分 |
来所 | 全国20カ所以上※ | 平日10〜12時40分、14〜16時40分 |
※連絡先は日本クレジットカウンセリング協会ホームページより
さらにカウンセリングを予約し、以下の条件を満たしている場合は、無料で任意整理の手続きが可能です。
- 債務が消費者信用の利用により生じたもの
- 債務が消費生活の必要から生じたもの
- 債務の弁済意思がある
- 債務の減額、弁済条件の緩和などで弁済できる可能性がある
- 本人がカウンセリングセンターや相談室に来所可能
また、任意整理が難しい場合も、弁護士会などを紹介してもらえます。家計の見直しについてもカウンセリングを受けられます。
5.自治体開催の無料法律相談会
自治体の役所では、不定期で弁護士や司法書士による無料法律相談会が行われています。時間は限られているもの相談料は無料です。
相談を受けた専門家に、そのまま債務整理の手続きを依頼できます。
6.弁護士や司法書士事務所
弁護士や司法書士事務所に直接相談する方法もあります。一部の事務所では、時間を設けて無料で、借金に関する相談を承っています。
周りの目もないので、安心して利用できるでしょう。さらに、実績が豊富な弁護士や司法書士に相談すれば、できるだけ希望に添った方法での解決も可能です。
債務整理の無料相談を利用する3つのメリット
債務整理をする前に無料で相談するメリットは何なのでしょうか。
- 無料で相談にのってもらえる
- 弁護士を探す手間がかからない
- 選んだ方法によっては、依頼時の費用を抑えられる
それぞれ解説していきます。
1.無料で相談にのってもらえる
無料相談の場合、費用を支払う必要はありません。相談できる回数や時間に制限があるケースがほとんどですが、費用を気にすることがないので、安心して利用できるでしょう。
「少しだけ聞きたい点がある」「できるだけお金をかけたくない」といった方にもおすすめの方法です。
2.弁護士を探す手間がかからない
債務整理をしたくても、どの専門家に相談すればよいのかわからない方も多いでしょう。
法テラスや日本クレジットカウンセリング協会など、無料法律相談を承っている機関を利用すれば、弁護士や司法書士を探す手間が省けます。
相談した弁護士や司法書士の対応に満足できれば、そのまま依頼可能です。
3.選んだ方法によっては、依頼時の費用を抑えられる
無料相談先のなかには、債務整理を依頼すると費用が抑えられるケースもあります。
たとえば、法テラスを利用すれば、弁護士や司法書士の依頼費用を立て替えてもらえます。
また、日本クレジットカウンセリング協会では、任意整理なら無料で手続きを依頼可能です。
費用の安さを優先するなら、どの方法で相談すれば費用を抑えられるかも考えておきましょう。
債務整理の無料相談をする際の注意点
債務整理の無料相談を利用すれば、費用はかかりません。しかし、無料とはいえ、いくつか注意点があります。
- 債務整理の実績が少ない専門家が対応するケースがある
- 相談先によっては専門家との相性が合わない
- 時間が限られており込み入った回答がもらえない恐れがある
相談後に後悔しないためにも、必ずこれから説明する注意点は把握しておきましょう。
1.債務整理の実績が少ない専門家が対応するケースがある
多くの無料相談先では、自分で弁護士や司法書士を選べません。したがって、自分の相談を担当してくれた弁護士や司法書士が債務整理の経験に乏しいケースもあります。
できるだけ自分に有利な条件で債務整理をするためには、債権者との交渉や裁判所での運用方法の違いについて理解している専門家を選ぶべきです。
そのため、実績が少ない専門家にあたってしまえば、相談しても知りたい内容がわからない恐れがあります。
弁護士や司法書士の事務所以外で相談する際は、注意してください。
2.相談先によっては専門家との相性が合わない
債務整理について相談すると、家計状況や借金の原因などプライベートな領域について話さなければならないケースもあります。
しかし、相談先によっては専門家との相性が合わないケースもあります。たとえば、横柄な態度や配慮に欠ける対応が目立つ専門家には、依頼したくないと考えるのではないでしょうか。
相談方法によっては、こちらから専門家を選べない以上、相性が悪い弁護士や司法書士に何度もあたる恐れもあります。
なお、相談して相性が悪いと感じたら、無理に依頼する必要はありません。
3.時間が限られており込み入った回答がもらえない恐れがある
ほとんどの無料相談先では、時間や回数に制限が設けられています。無料で相談可能な時間はおおむね30分程度です。
債務整理の相談は、個々人により違いがあるため、相談内容によっては欲しい回答がもらえない可能性があります。
そのため、無料で長時間相談したい場合は、弁護士や司法書士事務所に直接相談されるのをおすすめします。
何度でも無料で相談できる事務所もあるからです。
「相談内容が複雑で時間がかかりそう」「落ち着いて時間を取って相談したい」といった方は、直接専門家の事務所で相談しましょう。
債務整理の無料相談をする際によくある疑問
債務整理の無料相談をする際、誰しも不安を感じているのではないでしょうか?
そこで、無料相談を検討する方がよく抱えている疑問について回答します。
相談できる時間は?
無料相談ができる時間は、相談先により異なります。短ければ15分、長ければ無制限で相談できる相談先もあるでしょう。
自分の相談したい内容の多さや状況に応じて、相談先を選んでください。
債務整理の無料相談はどの範囲までのってもらえるの?
無料相談でもちゃんと話を聞いてもらえるのか、不安な方もいるでしょう。
しかし、大半の弁護士や司法書士はモラルをもって対応をしています。とはいえ、時間が限られているケースでは、一般的な返答しかもらえないケースもあるかもしれません。
相談したら強く営業をかけられない?
無料で相談をしたら、営業されないか不安を感じるかもしれません。
無料相談をした際に、強く営業されるケースは多くありません。債務者の状況を判断して債務整理の必要がないと判断すれば、素直にその旨を伝えてくれるでしょう。
とはいえ、借金を放置すると状況が悪化しやすくなります。債務整理をしなかった場合のデメリットも考えて、よく検討しなければなりません。
直接弁護士や司法書士事務所に債務整理の相談をした方がよい
債務整理の相談は無料でできます。
しかし、市役所や機関などで相談をした場合、相談時間が限られていたり実績が豊富でない専門家が担当したりするなどデメリットもあります。
実績が豊富な専門家に時間を気にせず相談をしたい方は、弁護士や司法書士事務所を選びましょう。
借金の状況や希望をもとに、解決策を提案してくれます。借金を放置すると、利息の支払いが多くなるので注意が必要です。できるだけ早く相談をしてください。