債務整理と生命保険の関係とは。解約返戻金は戻ってくる?

債務整理の中でも、自己破産の手続きを行なった場合、所有している財産で現金化できる物があれば、債権者に引き渡す必要があります。

例えば、自己所有の自宅を持っている場合には任意整理や競売にかけて現金化します。

車や生活をする上で最低限必要とはいえない、ゲーム機や車、テレビも財産とみなされる可能性もあります。

自己破産後の生活において、必要最低限の冷蔵庫や洗濯機、多少の現金を残したうえで資産をすべて処分する必要があります。

それらを現金化し、債権者に分配する事と引き換えに、借金を免除してもらう。というシステムです。

『保険は財産と言えるのか?』と疑問に思う方も多いですが、今回のテーマである生命保険についても財産として扱われます。

保険解約を行うことによって、解約返戻金が発生する場合には、解約をする事で現金化する必要があります。

しかし、解約返戻金が無いタイプの保険の場合、新規で保険契約を行わなくても継続して加入続けていられます。

独り身ならまだしも、家庭を持っている方にとって生命保険は非常に大きな問題と言わざる負えません。

特に、自分に何かあった時に子供や妻への金銭的な保証は無くてはならないものとも言えます。

今回は、債務整理と生命保険の関係について具体的に解説していきます。

また、『毎月赤字で元金が全く減らない生活が1年以上続いている。』

『現在の収入から考えて、借金返済が厳しいことは頭の中では分かっているが放置している。』

このような状態まで状況が悪化している方は、既に黄色信号が点滅している状態です。

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それでは解説をしていきます。

自己破産をすると、生命保険や学資保険の解約返戻金は没収される

生命保険とひとくちにいっても、大きく分けて「積立タイプ」と「掛け捨てタイプ」の2種類の生命保険があります。

債務整理を行なったときに解約して、借金返済にあてる必要があるのは、「積立タイプ」の生命保険です。

掛け捨てタイプではその名の通り、毎月支払う保険料は貯金として溜まっていくことはありません。

しかし、積立タイプの生命保険は、毎月の保険料のうち一定の割合が定期預金などと同様に積み立てられています。

積み立てた保険料は解約の手続きを行うことで「解約返戻金」として現金として受け取る事ができます。

(定期預金を解約して預金を引き出したのと同じような形になります)

その為、債務整理の中でも自己破産手続きを行なった場合には、解約返戻金も没収されることになります。

これは、生命保険だけではなく、子供の将来の為に掛けている学資保険も同様です。

自己破産については自己破産とは?意外と知らないメリットやデメリットって?で詳しく解説をしています。

任意整理や過払い金請求、個人再生の場合では、積み立てタイプの保険であっても解約の必要はないので安心して大丈夫です。

自己破産しても新しい生命保険に入る事は出来る

当然、生命保険を解約すると、解約した時点で万が一のことがあっても、家族に保険金を残すことができなくなります。

その為、これまで積立タイプの生命保険をかけていた人は、自己破産の結果、生命保険が解約となった場合、新たに生命保険に加入する必要があります。

自己破産をしてせっかく新しい生活を開始したのに、一家の大黒柱に万が一の事があっては、家族への影響は計り知れません。

現在では少額でも加入できる保険もありますので、自分で検討しておくか、専門家への相談時に聞いてみるのも一つの手でしょう。

弁護士や司法書士は、この手の質問を多く受けているので、解約しないですむ保険。等教えてくれる可能性が高いです。

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生命保険加入のときには「ブラックリスト」は関係ない

債務整理をした後に、生命保険に加入し直す際には、生命保険会社の審査を受けることになります。

その際に「債務整理を行なったことでブラックリストに載っているから、生命保険会社の審査にも通らなくなるんじゃ?」と心配する方も多いです。

結論から言うと、生命保険会社の審査ではいわゆるブラックリストは影響しません。

一般にブラックリストとは、『消費者金融や銀行など金融機関の、信用情報機関に事故情報が登録される』事を指します。

個人信用情報は、銀行や消費者金融が、貸付の際に参照する情報なので、生命保険会社の審査には全く関係がありません。

ブラックリストについては債務整理をするとブラックリストに名前や住所が載るの?で詳しく解説をしています。

債務整理と生命保険の関係まとめ

債務整理の中でも、自己破産を行うと「積立タイプ」の生命保険は解約する事になります。

生命保険解約後は、新たに別の保険に加入し直す必要がある方が多いでしょう。

この際に、自己破産をしたことによる「ブラックリスト」は関係ありません。

健康体であれば、生命保険会社の審査を受けることが可能ですので、まず新しい保険に加入する事は出来るでしょう。

また、補足ですが、仕事として保険募集人をしている方は個人再生・自己破産中には、職務につけなくなりますので注意が必要です。

いずれにしろ不安に思ったこと。ここはデメリットになるのでは?と感じた事は、どんな些細なことでも、弁護士や司法書士に事前に聞いておきましょう。

また、専門家は債務整理の中でもどの手続きを選ぶことが、債務者にとって最もメリットが大きく、デメリットが少ないかも判断できます。

実際に、『もう自己破産をするしかないのかな・・・』と思っていた方が、相談に行ったところ、多額の過払い金が発生していて、自己破産を選択せずに借金問題を解決できたという事例も多くあります。

いずれにしても、借金問題は時間との勝負です。1日も早く専門家に相談を行い、解決への第一歩を踏み出すことをおすすめします。

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