トリマーとして働く人の債務整理4つのポイント

トリマーは、犬や猫の美容師です。

シャンプーやカット、ブラッシングだけでなく、動物病院勤務の場合には、動物衛生看護師の資格を得て、獣医師のサポートまで担当している方もいます。

ペット専用サロンを独立開業している人もいますが、多くは、ペットショップや動物病院に勤務しています。

また、ペット好きの女性に人気があり、トリマーの約90%は女性といわれます。

トリマーは、動物好きな方にとっては「夢のある職業」です。

しかし、収入面では不安があるという方が少なくないようです。

接客業務であることから「借金が他人に知られたら困る」と考える方も多いでしょう。

この記事では、トリマーの方が債務整理するときに知っておいたもらいたい4つのポイントについてお話します。

また、『給料だけでは生活が出来ず、お金を借りては返してまた借りる状態が続いている。』

『今の収入から考えて、借金を完済するの厳しいのは分かっているけど放置している。』

このような状態まで状況が悪化している方は、既にその借金を返済できる見込みはほぼありません。

手遅れになる前に、弁護士や司法書士に相談を行ってください。

法律事務所は匿名で利用できる、無料シミュレーションサイトの利用が便利です。

それでは解説をしていきます。

トリマーは収入が少ない・不安定な方が多い

トリマーの方には、収入が少ない方や、不安定なので、「もう返せないに決まっている」と考えている人もいるかもしれません。

多くのトリマー求人の広告などを確認しても、年収ベースで200万円台の募集が多いようです。

勤務条件によっては、歩合の比率が高く、収入が不安定ということもあるでしょう。

確かに、毎月の収入額が不安定だと、延滞のリスクが高くなります。

さらに、収入が少なければ、「行き詰まった返済を建て直すのは大変」なことも少なくありません。

しかし、本人があきらめているケースでも「債務整理すれば返せる」ことは少なくありません。

利息の負担がなくなれば返せることが多い

借金の返済を行き詰まらせる原因の多くは、「利息の負担が重い」ことにあります。

たとえば、プロミスから50万円借りたときには、返済額(13,000円)の半分以上である7,500円が利息の支払いに充てられます。

カードローンの返済で用いられる元利金均等返済方式は、借金の減りが遅い(利息の支払い割合が多い)返済方法です。

ですから、「返済が苦しい」と感じているケースでも、「利息が免除されれば完済可能」になることが少なくありません。

「任意整理」では利息を免除してもらう交渉をする

「任意整理」は債権者に「利息を免除してもらう」交渉をする債務整理です。

また、裁判所を利用せず、私的に債権者と交渉するので、「最もデメリットの小さい債務整理」です。

借金の状況(金額・返済状況)や債権者の意向にもよりますが、一般的な任意整理では、残っている借金を「利息なしの5年分割」で分割返済します。

「借金額を60で割った金額」なら返せるのであれば、今は「苦しい」と感じている借金も解決できます。

任意整理については下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒任意整理のメリットとデメリット?債務整理で1番多い手続きの注意点

任意整理が無理なら個人再生

任意整理の返済額が返済できなくても諦める必要はありません。

裁判所に個人再生を申し立てれば、利息だけでなく借金も減額してもらえます。

たとえば、150万円の借金を個人再生すると、100万円まで減額してもらえる可能性があります。

個人再生は、原則として3年で分割返済する必要があります。

借金が100万円に減額されたケースでは、毎月3万円弱の返済になります。

また、個人再生では、毎月返済する必要がありません。

3ヶ月に1度以上のペースで返済すれば十分です。

個人再生は、毎月の収入の変動が多いトリマーの方にもむいている手続きです。

個人再生については下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒個人再生は家を残せる大きなメリットがあるが2つのデメリットもある

アルバイトでも任意整理・個人再生で借金を解決できる

正社員ではなくアルバイトで働いているトリマーの方も多いと思います。

任意整理や個人再生は、アルバイトであっても可能です。

任意整理や個人再生をすれば、現状よりも毎月の返済額は必ず減ります。

また、債務整理の初回相談は、無料で受けられる弁護士・司法書士がたくさんいます。

弁護士・司法書士費用についても、分割払いに対応してくれる事務所が増えています。

収入状況によっては、国の立替払い制度(民事法律扶助)が使えることもあります。

まずは、弁護士・司法書士に相談してみると良いでしょう。

銀行カードローンの借金がある人は要注意

トリマーは圧倒的に女性が多い職業です。女性の方は、「消費者金融はやっぱり怖い」と感じている方が男性よりも多いのではないかと思います。

そのため、消費者金融からの借金よりも銀行カードローンを利用しているという人も多いかもしれません。

消費者金融よりも銀行カードローンの方が危険なこともある

「消費者金融よりも銀行の方が安心」と思っている人は少なくありません。

しかし、借金の問題に限っては、銀行カードローンの方が危険な場合もあります。

消費者金融やカード会社は、貸金業法という法律の厳しい規制があります。

そのため、「総量規制」といって顧客の年収の1/3までしか融資することができません。

契約実施の際には、他社の契約状況もチェックする義務もあります。

総量規制の範囲内(年収の1/3以下)の借金であれば、ほとんどのケースで自己破産することなく、任意整理や個人再生で解決できます。

しかし、銀行は貸金業法の適用を受けないため総量規制がありません。

そのため銀行カードローンの借金が「年収の1/3を超えている」ケースも少なくありません。

銀行カードローンが原因で自己破産するほかなくなったという方が増えています。

「銀行カードローンの過剰融資」は、近年、大きな問題となっています。

アコムやイオンカードの「借金を銀行カードローンで返済」と考えている方は、すぐに弁護士・司法書士に債務整理の相談をすることをおすすめします。

債務整理しても「借金していること」はバレない

債務整理すると「借金していることが他人にバレてしまうのでは」と心配される方は、トリマーに限らずたくさんいます。

しかし、債務整理したことで「借金が他人にバレる」ことは、ほとんどありません。

弁護士・司法書士がすべての窓口になる

弁護士・司法書士に債務整理を依頼すると、債権者や裁判所とのやりとりのすべての窓口になります。

つまり、債権者や裁判所から債務者本人に連絡がくることはなくなります。

金融機関は、弁護士や司法書士が債務整理を受任した旨の通知を受け取ると、債務者本人への直接連絡が法律で禁止されます。

また、個人再生や自己破産を申し立てる際には、弁護士・司法書士事務所を送達場所(書類の送付・電話連絡先)として指定します。

したがって、債務整理を依頼した後は、携帯電話や事務所を訪れることで、弁護士・司法書士と連絡を取るだけで良いのです。

また、弁護士事務所の多くは、目立たないところにあることが少なくありません。

弁護士事務所を訪れる依頼人の多くは、「弁護士事務所に入るところを他人に見られたくない」と思っているからです。

表通りに面したビルに入居している場合には、2階以上に事務所があることがほとんどです。

債務整理が遅れると逆に借金がバレてしまう

「債務整理すると借金がバレる」と心配する方が多いのは上でも書いたとおり。

しかし、実は「債務整理しない」方が「借金がバレるリスク」は高くなるのです。

実際に、家族や知人・勤務先に借金を知られてしまうのは、「連絡せずに延滞したとき」と「新規の借金をしたとき」です。

特に、延滞時に債務者と連絡がとれないときには、勤務先に連絡される可能性が高くなります。

また、「借金返済のための追加の借金」を申し込めば、審査のために「勤務先への在籍確認」がされます。

取立ての電話が頻繁にくるようなことになれば、ペットショップや動物病院の「営業に支障がでる」ということで、解雇事由になりかねません。

「借金を誰にも知られないため」、「職を失わないため」には、早めの債務整理が大切なのです。

債務整理と会社バレについては下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒債務整理が会社に知られる可能性?自己破産でも勤務先にバレない方法

独立を考えているこそ、早期の債務整理が重要です

トリマーの方には、将来ペットサロンを開業したいと考えている人も多いと思います。

ペットサロン開業には金融機関からの融資が不可欠という場合が多いでしょう。

債務整理すれば、金融機関からの融資が一定期間難しくなります。

独立の予定に関係なく「将来借金できなくなる」、「クレジットカードを作れなくなる」ことを心配して債務整理に躊躇してしまう方は少なくありません。

しかし、借金を長期間延滞すると、債務整理の場合と同様に、金融機関からの融資やクレジットカードの申込みが難しくなります。

「61日以上、3ヶ月以上の延滞」は、信用上の事故として取り扱われるからです。

中小の金融機関には、「過去に債務整理していても融資可能」な業者もあります。

しかし、「延滞していても融資可能」な業者は、正規の金融機関では皆無です。

債務整理よりも長期の延滞の方が「将来の不利益」が大きいのです。

また、任意整理の事故情報は5年で消去されます。

しかし、自己破産や個人再生になれば、銀行からは10年間融資を受けられなくなります。

将来独立を考えている人こそ、1日も早く債務整理して再出発すべきでしょう。

まとめ

本文でも書いたように、トリマーの方は収入に不安があることが少なくありません。収入に不安な方ほど、早めの相談が重要です。

収入が少なくても、「重度の延滞」や「自転車操業(返済のための借金)」に陥る前であれば、任意整理で解決できる可能性は十分にあります。

また、任意整理できれば、他人に知られるリスクもほとんどありません。

債務整理することに不安を感じる人は少なくありません。しかし、債務整理が遅れる方がデメリットも大きくなります。返済が苦しいと感じたらできるだけ早く、弁護士・司法書士に相談しましょう。

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