スマホアプリの課金で作った500万円の借金を債務整理した体験談

今回は静岡県清水市に在住の山口さんです。

山口さんのストレス解消法が今流行りのスマホアプリです。

最初は暇つぶし程度で始めたゲームが、いつのまにか課金を繰り返し月に数万もの金額をつぎこむようになっていたのです。

クレジット払いでつぎ込んでいたお金も限度額いっぱいになってしまい、ついにサラ金に手を出してしまいます。

そうするとあっという間に借金は500万円にまでのぼりました。

事情があり、身内には相談もできない状態でしたので、家族に知られずになんとか債務整理ができないかと相談したのが今回の体験談のきっかけでした。

500万円もの借金はどうなったのでしょうか?

それでは山口さんお願いします。

清水市の法律事務所で500万円の借金を債務整理した体験談

現在29歳、静岡県在住の男性です。

私が債務整理をしたきっかけは26歳の頃に熱中していたスマートフォンのスマホアプリでした。

当時、仕事のストレスを少しでも癒そうと始めたスマホアプリでしたが、そのうち「もっと強く、もっとレアキャラを!」という欲望に駆られるまま月に5万円を平気でつぎ込む異様な精神状態に。

気がつけば、クレジットカードは限度額いっぱいになり、それをなんとかして返そうとしてサラ金に手を出し……

するとあっという間に借金が膨れ上がり、一昨年末に500万円近くまで膨れ上がっていました。

一度借金をすると雪だるま式に膨れ上がる、というのは話には聞いていましたが、まさか自分が体験することになろうとは。

借金の大変さに気づいた時には時すでに遅し

元はと言えば自制心の足りなかった自分が悪いのですが、今度は借金を返す、というストレスが重くのしかかります。

案の定支払いが遅れ始め、督促の電話が日常的にかかってくるようになり、余計にストレスが悪化していきます。

これでは本末転倒です。

気がつけば自分の給料では借金を返しきれなくなり、実家に相談しようとした矢先……

なんと親戚が私の倍の借金をしていたことが発覚し、実家は実家で大騒ぎ。

言うに言い出せなくなりましたし、これ以上迷惑をかけるわけにも行きません。

そこで、どうにか家族に話さずに解決できる方法を探そう、と考えました。

弁護士に借金について相談することを決意

いろいろ調べてみたら、任意整理や個人再生と行った様々な形態の債務整理があり、藁にもすがる思いで司法書士や弁護士さんに相談を繰り返しました。

ネットで広告を出している大手の法律事務所にまずは相談をしたところ以下の通りでした。

「金額から行って任意整理ではあまり減額を望めず、今回のケースでは浪費が借金の起点になっていることから、自己破産は審査に通らない可能性がある。個人再生で減額して返していくのが良いだろう」とのアドバイスをいただきました。

ただ、その場で依頼はしませんでした。

大手の法律事務所は大抵東京や大阪などの都市圏に拠点を置いており、地方在住者も利用できないことはないですが、司法書士さんとの面談のために交通費を出す必要があったりして結果的に割高になることがあります。

また、個人再生の場合、手続きは自分が住んでいる地域の地方裁判所が行います。

細かい制度や進め方は裁判所によって若干の勝手が違ってきますので、その地方のやり方を熟知している地元の弁護士さんにお願いしたほうが手続きがスムーズに行きます。

地元の弁護士からのアドバイスは?

そこで、地元の債務整理に強い弁護士さんを調べて、まずは相談をしてみました。

平日は仕事をしている関係上、弁護士さんとの面談は夜になりましたが、夜7時という遅い時間にも関わらず親身に対応してくださいました。

弁護士さんの見解も同様で、「個人再生であれば、これぐらいの額になりますよ」とその場で計算して、減額後の金額まで提示してくださいました。

個人再生には2パターンあります。

1つ目は法律で決められた最低限の金額まで圧縮するが、債権者からの消極的な同意が必要となる「小規模個人再生」

2つ目は債権者からの消極的な同意は不要だが、減額幅が小さくなる「給与所得者等再生」

弁護士さんとの最初の面談の時点で、この両方のパターンの減額後の金額と、月々の返済額が提示されました。

実際のところ、この2パターンで減額後の金額は思ったほど差はありませんでした。

弁護士さんとの相談の末、小規模個人再生で一旦手続きを進めて、債権者からの反対が厳しそうであれば給与所得者等再生に切り替えて手続きを進める、ということで話がまとまりました。

法テラスの利用にも条件がある

正式に受任していただくために、まずひとつハードルを超える必要がありました。

法テラスへ費用立て替えサービスを申請する必要があったのです。

これは、弁護士や司法書士に依頼を行うにあたって発生する費用を立て替えてもらい、月々一定の額で返していくというものです。

しかし立て替えを行う場合は、月々の収入や持っている財産が一定の額を超えていない必要がある、という制限がありました。

私の場合、財産は借金をしている以上問題はなかったのですが、所得要件のうち月収が上限額に達するか達さないかの水際だったため、通るかどうかが微妙なラインでした。

結果として申請は通り、まずは一安心でした。

正式に受任していただいたのが昨年12月。

それまで鳴り止まなかった請求の電話は、パタリと止みました。

個人再生申請手続きも簡単ではない

受任後は、裁判所に個人再生の手続きを始めてもらうための申請を出す必要があります。

ここでは各種書類の提出や、これまでの収支報告を行うため、過去にない勢いでボールペンや電卓を酷使しました。

現在の金額はいくらで、何に使用していて、収入はどれだけあるのかを申請書に記載する必要があるのです。

申請書はペラっとした紙が1枚あって……というのを想像していたら、会社帰りにかなり分厚い封筒が郵便受けに突っ込まれており、中には大量の書類が入っていて驚愕した記憶があります。

他にも、銀行の通帳や賃貸の契約書、源泉徴収票や給与明細など大量の書類のコピーが必要になりました。

それらを全て提出したのが昨年5月。

これをもとに、弁護士さんが今後の返済計画を作成し、裁判所に提出しました。

生活を改めないと申請は通らない

これが受理されると、定期的にその後の生活で無駄な出費を繰り返さないか、今後きちんと返していけるのかというテストが始まりました。

この期間は、今後個人再生で減額した借金を返していくためのトレーニングという位置づけです。

月々3万円を指定された口座に振り込み、家計簿をつけ続け、変動が発生しやすい携帯電話の使用明細を提出し続けました。

もう無駄遣いは一切しない、それくらいのシビアな生活を送り、食費も交通費も出来る限り節約を徹底しました。

辛いと思ったこともありましたが、今後はこの生活に慣れてゆかねばなりません。

具体的には、外食が多かった分を可能な限り自炊に回し、交通手段もバスから自転車に切り替えました。

また、スマホアプリも今後は自然と溜まっていく無料のリソースを使ってやりくりする方向に変更しました。

限られたリソースをどうやりくりするか、という新たな楽しみ方が発見できて、ようやくゲームが楽しく思えるようになってきました。

現実でもゲームでも、やりくりは重要だと気付かされたのがこの頃です。

ついに返済計画の審査が下りる

そんな暮らしを続けて7ヶ月後の昨年11月、ついに裁判所に返済計画の審査が通り、債権者に返済計画の判断をお願いする段階に入りました。

ここまでくればもう最終段階です。

事前に弁護士さんが債権者に意見を聴取してくれたので、今回の返済計画はよほどのことが無い限り通ると言われておりました。

ようやく一息つくことができました。

金額も確定し、長い長い手続きは昨年12月についに「個人再生の開始決定」という形で終了しました。

これから先は、3年という短いようで長い期間をかけて返済をしていく必要があります。

先日、減額後の最初の返済分を振り込んできました。

節約生活にも慣れ、徐々に貯金も貯まり始めています。

順調に返済を続けて、3年後には再び借金0の生活に戻れればと思っています。

借金のきっかけになったスマホアプリは今も遊び続けていますが、楽しみ方は大きく変わりまあした。

課金でリソースをつぎ込むのではなく、今あるリソースを大事に使うプレイスタイルになりました。

むしろこちらの方が面白く思えるようになってきたところです。

現状を変えたいなら恐れずに踏み出す一歩が必要

借金なんてしない方が良いのですが、もしも借金をしてしまい苦しんでいる方がいれば、早めに手を打つことをお勧めします。

弁護士や司法書士の方は秘密を守ってくれます。

どんな理由で借金をしていても、それを後悔し、反省する気持ちがあれば親身になって一緒に解決策を考えてくださることでしょう。

大事なのは、「現状を変える」「そのためにある程度の痛みは受け入れる」という強い意志と覚悟です。

精神論になってしまいますが、病は気からという通り、どんな問題も気持ちの持ちようでいくらでも乗り越えられるものです。

気持ちの持ち方1つで、きっと今抱えている問題はすぐに解決すると思います。

まずは勇気を出して、解決への一歩を踏み出してみましょう。

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