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シングルマザーが債務整理をする事はできる?メリットやデメリットは?
『シングルマザーが債務整理をすると、子どもにどんな影響があるんだろう・・・。』
『債務整理をすることによって、生活に影響が出てしまうのは絶対に避けたい。』
このように債務整理をする前に、子どもや債務整理後の生活を悩む方は非常に多いです。
一般家庭に比べて経済的にも裕福とはいえないケースが多いシングルマザー。
実際に、シングルマザーの方で債務整理をする人は年々増えています。
シングルマザー家庭の場合、その後の生活も十分に考えた上で債務整理をする必要があります。
本記事ではシングルマザーの方が、債務整理後に安定した生活を送れるようまとめています。
また、大切なことなので結論からお伝えします。
シングルマザーの方で、既に借金問題に悩んでいるのであれば、1日でも早く法律事務所に相談をしてください。
借金問題は1人で悩んでいても解決することは絶対になく、時間がたてばたつほど状況は悪化するだけです。
『借金の返済をする為に、他の消費者金融やクレジットカード会社からお金を借りている。』
『現実的に、借金返済するのは厳しいのは分かっていなかがらも現実逃避し放置してしまっている。』
このような状況まで陥っている方は、既に黄色信号が点滅している危険な状態です。
あえて繰り返しますが、手遅れになる前に1日でも早く、法律事務所に相談をしてください。
それでは解説をしていきます。
シングルマザーがする債務整理の方法
債務整理のメリットはなんといっても、借金の負担が大幅に減少することです。
債務整理は、任意整理、個人再生、特定調停、自己破産4つの方法があります。
また、テレビCMでよく目にする過払い金請求も債務整理の一つとするケースも。
特定調停に関しては金融のプロである債権者と、債務者であるシングルマザーが裁判所を介し直接交渉を行わないといけないので現実的ではありません。
特定調停に関しては、特定調停って何?で実際の流れやメリット・デメリットについてで詳しく解説しています。
シングルマザーの債務整理の流れ
まず、弁護士や司法書士が在籍する法律事務所に、相談を行い専門家があなたの借金状況や経済状況を把握します。
そして、どの手続きを選択するのが一番メリットがあって、デメリットが少ないかを判断して最善の方法をアドバイスしてくれます。
任意整理の場合は消費者金融や銀行、クレジットカード会社から、利息や遅延損害金を、免除してもらった上で元本部分を分割返済していく事に。
詳しくは、任意整理の特徴とメリット・デメリットで解説しています。
個人再生は借金の利息だけではなく、借金の元本も5分の1程度まで減額してもらう事が可能。
マイホームを手放したくないという方でも、個人再生なら今の家の所有権を失うことなく借金の減額をしてもらえます。
ただし、この場合は住宅ローンについては減額にならないので注意をしておきましょう。
詳しくは、個人再生とは?メリットやデメリットは?で解説しています。
最後に、自己破産は借金全額について免除してもらう為の手続き。
今の収入では借金返済の見込みがまったくないという場合には、自己破産を選択する必要があります。
この手続きを行えば、税金を除くほぼすべての借金をゼロにしてもらえるので生活を再建する事が可能になります。
自己破産については自己破産とは?意外と知らないメリットやデメリットって?で解説しています。
シングルマザーが注意したい債務整理のデメリット
債務整理は経済的に大きなメリットがありますが、手続きを行う事によって影響もあります。
シングルマザーの場合は特に、注意をしておく必要があるでしょう。
それでは順番に見ていきます。
債務整理をする上で一番考えておかなくてはならない事が、ブラックリストについて。
ブラックリストに名前が載ると5年間~10年間はローンを組んだりお金を借りる事が出来なくなります。
銀行の住宅ローンだけでなく、消費者金融からのキャッシングやクレジットカードの審査もパスすることは難しくなると言わざる負えません。
詳しくは、債務整理をするとブラックリストに名前や住所が載るの?で解説をしています。
個人再生や、自己破産の場合、連帯保証人がいる借金はその人に債権が移行する事になります。
この場合、連帯保証人も債務整理を検討する必要がでてくる可能性もあります。
金額の大きな借金で連帯保証人がいる。という人は注意をしておく必要があるでしょう。
詳しくは、債務整理で連帯保証人にかかる迷惑やデメリットについてで解説をしています。
自己破産の場合には一定の士業や警備員など、手続き中は資格が失効してしまう職業があるのにも注意が必要です。
ただし、これは一定の職業だけですし、自己破産の免責決定後は復職することが可能なので気にする必要がある人は少ないでしょう。
シングルマザーの場合、自己破産を行ったことで仕事へ影響がでてしまうと、債務整理をしてもその後の生活に影響が大きいといえます。
あなたや子供が生活をしていくことも、困難になるのでご自身の仕事へ影響はないか事前に知っておきましょう。
詳しくは、債務整理をするとなれない職業と仕事は?で解説をしています。
いずれにしても、影響を最小限にとどめることが出来るのは今です。
手遅れになる前に今すぐに法律事務所へ相談をすることをおすすめします。
債務整理をすると、こどもの将来への影響はある?
「自分が債務整理をすることによって、子供の将来になんらかの影響が出てしまうんのではないか?」
このような不安を抱えるシングルマザーの方は多いです。
まず、母親名義でマイホームを所有している場合、自己破産を行うと住宅ローンの有無に関わらず所有権を失うことになります。
※任意整理や個人再生では自宅を処分する必要はありません。
詳しくは債務整理をしたら持ち家が競売で没収されて無くなってしまう?で解説しています。
この場合、賃貸アパートやマンションへの引越しを余儀なくされる事に。
子供と同居している方の場合は学校の転校など影響が出る可能性が少なからずあります。
また、家計が苦しい方で都営住宅や県営住宅に住んでいる方は、債務整理をすると公営住宅から追い出されるのではないか。
このような心配をされている方もいます。
ですが、県営住宅や都営住宅の場合でも家賃さえしっかり払っていれば追い出されることはありません。
詳しくは、債務整理をしても市営・県営住宅等の公営住宅に住める?で詳しく解説しています。
シングルマザーが債務整理をする前に考えておく奨学金問題
債務整理をする前に、考えておきたい最後の影響が奨学金について。
母親が債務整理をしていると、子供が大きくなって奨学金を借りるときに連帯保証人として認められないケースが考えられます。
債務整理を行うと、数年間は俗にいう「ブラックリスト」に載っている状態になり、新しく借り入れは出来ないという話は前章で解説をしました。
これは自分の借金だけに限らず、借金をする際に保連帯証人になる事も非常に難しくなります。
シングルマザーの方は、金銭的にとても大変な思いをされている方が多いのも事実。
『子供には同じように苦労をしてほしくない。』と考えている優しい方が非常に多い印象です。
その為、『金銭的に苦しくても、なんとか高校や大学は出してやろう。』と考えている方も沢山います。
将来、連帯保証人になれず奨学金が借りられない事で、子供が進学を断念せざるおえない状況になってしまう。というのは耐え難いものがあるでしょう。
ですが、この点も安心して大丈夫です。
債務整理を行ったあと5年間(自己破産の場合は10年間)経過すると、ブラックリストからはは登録が消えます。
子供がまだ小さい年齢であれば早めの債務整理を行えば信用情報は、消滅します。
結果、高校受験、大学受験を経て無事入学となった際に、奨学金の連帯保証人となることは可能です。
詳しくは、債務整理をすると子供が進学する時に奨学金を受けられない?で解説しています。
シングルマザーと債務整理まとめ
借金問題は時間との勝負ですが、シングルマザーの場合は特に急ぐ必要があります。
特に、既に借金が膨れ上がって返済の目途がたっていない場合には要注意です。
借金は時間と共に状況が悪化し、とれる対策もどんどん少なくなっていくもの。
確かに、債務整理をする事でブラックリストに名前が載って新しく借り入れができない。という問題はあります。
しかし、これは遅いか早いかの違いでいずれ生活が破たんする事は目に見えています。
子供の将来や、自分自身の将来の生活を考えた上でも今すぐに対策をする事が非常に重要なのは言うまでもありません。
1人で悩むのではなく、まずは1日でも早く法律事務所に相談をすることをおすすめします。