ろうきんの借金は債務整理をする事ができる?労金の債務整理4つのポイント

「ろうきん」は、低金利で融資を受けることのできる非常にありがたい金融機関です。

消費者金融やカード会社の借金を「ろうきん」で借り換えて債務整理した方も少なくありません。

しかし、低金利の「ろうきん」からの借金であっても、リストラや減収等の事情で、返済が行き詰まるということもあり得ます。

今回は、「低金利」、「職場と関係の近い」金融機関である「ろうきん」を債務整理する際に知っておきたい4つのポイントについて解説をしています。

また、『返済の為に、他の会社からお金を借りては返すという状態が続いている。』

『今の収入では、自力で借金を完済するのは無理だと心のどこかでは分かっているけど問題を先送りにしてしまっている。』

このような状況まで状態が悪化している方は、既に黄色信号が点滅している危険な状態です。

1人で悩むのではなく、手遅れになる前に今すぐに法律事務所に相談を行ってください。

どの法律事務所に相談をして良いか分からない方は、匿名で利用できる無料シミュレーションサイトの利用が便利です。

それでは解説をしていきます。

「ろうきん」の特徴

「ろうきん」は、労働組合や生協などが資金を出し合って創設した協同組織の金融機関です。

全国に13の「ろうきん」があり、それぞれ別々の運営をしています。

最も大きな「ろうきん」は「中央ろうきん」で、関東の1都7県(神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城・山梨)を営業エリアにしています。

全国の「ろうきん」一覧は、労金協会のページをご覧ください。

「ろうきん」は、一般の銀行や消費者金融と違い非営利の金融機関です。

そのため、「ろうきん」からは、低利率で借り入れることができます。

たとえば、「中央ろうきん」の無担保フリーローンは、団体会員・構成員であれば年5.825~7.0%で借入できます(2017年12月1日現在)。

なお、「中央ろうきん」が提供する無担保ローンの金利一覧は、下記ページで確認できます。

参考⇒無担保ローン金利|中央労働金庫

「ろうきん」を債務整理する際の注意点

この記事では、「ろうきん」を債務整理する際の一般的な注意点についてお話していきます。

なお、全国13の「ろうきん」は、それぞれ別に運営をしています。

提供されるサービスも共通の商品、個別の商品があります。

また、保証会社もそれぞれの「ろうきん」ごとに定められています。

お住まいの地域の「ろうきん」を債務整理する際の個別の注意点については、債務整理を依頼する弁護士・司法書士のアドバイスにしたがってください。

いずれにしても、借金問題は時間がたてばたつだけ事態は深刻化し取れる対応策は減っていきます。

1人で悩み続けていても状況が良くなることは絶対にありませんし、後回しにしたツケはいずれ自分に返ってきます。

問題を先送りにするのではなく、今すぐ専門家に相談することをおすすめします。

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「ろうきん」の債務整理は「勤務先」にバレるリスクが高い

「ろうきん」からの借入は、「給与天引き」で返済することが一般的です。

したがって、債務整理(受任通知送付)すると、「ろうきん」から勤務先に「給与天引き停止」の通知がいきます。

「債務整理による停止」であることを勤務先に伝えるかどうかは、それぞれの「ろうきん」と勤務先との取決めによって異なります。

弁護士・司法書士を通じて、「停止の理由を開示しない」ように求めることは可能です。

心配な方は、債務整理の相談・依頼の際に弁護士・司法書士に確認しておくと良いでしょう。

しかし、債務整理には「天引きの停止」は必要な措置ですから、「何かあったかも知れない」と勤務先に勘ぐられる可能性はなくなりません。

債務整理と会社バレについては下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒債務整理が会社に知られる可能性~自己破産でも勤務先にバレない方法

既にお伝えしている通り、借金問題は時間が経過すればするだけ状態は悪くなります。

早い段階であれば取れた対応も、時間がたってしまっては取れなくなることも少なくありません。

自分1人で悩むのではなく、今すぐに専門家に相談をすることをおすすめします。

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「偏頗弁済(へんぱべんさい)」が生じることもある

「給与天引き」については、「偏頗弁済」にも注意する必要があります。

個人再生や自己破産を利用する際には、「給与天引き停止」の措置が遅れると、危機時期(受任通知送付後)であるにも関わらず、「ろうきんの借金だけ」返済している状態になります。

危機時期中の偏頗弁済は、個人再生・自己破産ともに不利な取扱いを受けます。

個人再生では、「清算価値を上積み」しなければならず、「自己破産では免責調査(管財事件)の対象」となりかねません。

「ろうきん」から借金のある人が「個人再生」、「自己破産」するときには、必ず弁護士・司法書士に依頼し、指示にしたがってください。

個人再生と自己破産については下記ページで詳しく解説をしています。

参考
個人再生は家を残せる大きなメリットがあるが2つのデメリットもある
自己破産はメリットしかない?家族や子供、仕事にデメリットはないの?

債務整理の前に「ろうきん」に相談できる

「ろうきん」では、リストラや給料カットなどで返済が厳しくなった場合に、下のようなローンの返済条件の見直しをしてくれます。

これを勤労者生活支援特別融資制度といいます。

返済額の減額 (毎月・ボーナスとも)
元金据え置き(最長5年まで)
返済条件の変更(毎月返済・ボーナス返済の残高割合の変更等)

上記サービスの詳細は、下記ページでご確認ください。

参考⇒その他 ろうきんの生活応援融資制度|全国労働金庫協会(ろうきん協会)

「ろうきん」は任意整理のメリットが少ないこともある

「ろうきん」の借金の最大の特徴は、「金利が低い」ことです。

そのため、消費者金融やカード会社を債務整理するよりも、「任意整理のメリット」が少ないことがあります。

「任意整理」は「利息の負担を免除してもらう」ことで返済しやすくする債務整理です。

たとえば、消費者金融から50万借金したときの利息は、25万円を超えます(年18%・毎月13,000円返済したとき)。

これに対して、「ろうきん」で50万借りたときの利息は、約7万円に過ぎません(年7%・毎月13,000円返済したとき)。

任意整理では、利息が少なければ免除される支払い額も少なくなります。

また、「ろうきん」を債務整理する際の多くは、「借換え」した借金がさらに返せなくなった場合でしょう。

すなわち、「利息の負担」ではなく「借金が多額すぎる」ことが問題というケースの方が多いのです。

「借金が多額すぎるとき」は、任意整理よりも「個人再生」、「自己破産」を利用した方が、確実に借金の問題を解決できます。

しかし、「任意整理」には、「分割払いをやり直す(返済期間を延ばす)」メリットもあるので、任意整理でも十分に完済できるケースもあります。

任意整理については下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒任意整理のメリットとデメリット~債務整理で1番多い手続きの注意点

弁護士・司法書士とよく相談して、ベストの債務整理の方法を選択してください。

弁護士・司法書士への相談はお早めに

「ろうきん」の借金は低金利です。

「ろうきん」からの借金が返済できないケースは、「ろうきん」以外にも「多額の借金」がある、「収入が激減した(なくなった)」といった難しい問題を抱えていることが少なくないでしょう。

また、「ろうきん」を債務整理する際には、給与天引きへの対応等、消費者金融やカード会社を債務整理するケースよりも手続きが増えます。

「ろうきん」を債務整理する際には、1日でも早いタイミングで、弁護士・司法書士に相談することが大切です。

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