
「消費者金融で借金を負ってしまった…」
「どうやって返済すればいい?借金解決した人の体験談を知りたい!」
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
消費者金融は便利ですが金利が高いため、軽い気持ちで借入すると借金地獄に陥ってしまいます。
今回は、消費者金融で300万円の借金を負ってしまい、最終的に任意整理で解決した益田さんの体験談を紹介します。
益田さんは早めに弁護士に相談したことで、自己破産せずに借金問題を解決することに成功しました。
現在借金を抱えて苦しんでいるなら、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
消費者金融で300万円借金をした体験談
益田と申します。
私は、3年ほど前に消費者金融から300万円も借りてしまい、最終的に弁護士に相談して任意整理で解決することになりました。
消費者金融からの借金を抱えて苦しんでいる方に向けて、私の体験談についてお話ししていきます。
1. 軽い気持ちで借入
私が消費者金融で借入したきっかけは、冠婚葬祭です。
友人の結婚式や身内の葬式が続き、どうしてもお金が足りなくなってしまったため、消費者金融での借入を行いました。
その時は、無利息キャンペーンが行われており、翌月には返済したので利息はかかりませんでした。
しかしそれがきっかけで、お金が足りなくなるたびに消費者金融で借りるようになっていったのです。当時の私は、借入分を自分のお金と勘違いしていたのかもしれません。
そのうち、大きな買い物にも消費者金融を使うようになっていました。
2. あっという間に借入限度額に
消費者金融からの借金は、気づくと100万円近くになっていました。
私は毎月の支払いに追われ、返済するたびにまた新たな借入を続ける「自転車操業」の状態になっていたのです。
思えば、この時点で弁護士に相談していれば、借金が大きくならなかったかもしれません。
私は返済のために別の消費者金融からも借入して、そこから半年も経たないうちに、3社から合計300万円以上も借りてしまいました。
3. 法律事務所に相談して任意整理を開始
借金をどうにかしたいと考えていた私は、ネットで情報を調べて「債務整理」という方法があることを知りました。
そして、藁にもすがる思いで法律事務所にメールで相談します。
翌日弁護士から電話がかかってきて、私の場合は「任意整理」という方法が一番良いことを知り、早速手続きをお願いしました。
家族にバレるのではないかと心配でしたが、法律事務所から送られてきた封筒には事務所名を記載しないよう配慮されていたのが嬉しかったです。
手続きを依頼してから3ヶ月程で、弁護士の方が各消費者金融と話をつけてくださり、返済が始まりました。
4. 借金の返済が楽になった
私の場合、借金はすべてチャラにはなりませんでした。
しかし、手続き後は毎月の返済額が9万円から4.5万円ほどになり、ずっと返済しやすくなりました。
債務整理にはデメリットもあり、数年間は信用がない状態になるので、クレジットカードや車のローンも通りません。
しかし、デメリットを考慮しても債務整理を行った方が良い人はたくさんいると思います。
任意整理であれば、持ち家や車を持っていかれることもありませんから、借金額が大きくなる前に相談してみてください。
知らないと危険!消費者金融の返済がなかなか終わらない理由
今回は、消費者金融で多額の借金を負った益田さんの体験談を紹介しました。
体験談からわかるように、消費者金融で借金を抱えてしまう人は少なくありません。
その原因は、金利が高く毎月の返済額が小さいからです。
消費者金融の金利は、一般的に18.0%ほど。さらに最低返済額も低めなので、返済負担を抑えようとすると、利息ばかり取られてなかなか返済が終わりません。
例えば、金利17.8%のプロミスで30万円借入し、毎月12,000円ずつ返済したとしましょう。この場合、完済までに2年8ヶ月もかかり、利息だけで7万円以上取られてしまいます。
消費者金融は気軽に借入できますが、返済計画を立てないと借金地獄に陥りやすいのです。
消費者金融からの借金を解決する4つの方法
消費者金融の借金を抱えているなら、以下4つの方法で解決を図りましょう。
- 収支を見直す
- 身内に助けを求める
- おまとめローンを活用する
- 債務整理を行う
それぞれ詳しく解説します。
1. 収支を見直す
まずは収支を見直しましょう。
返済が終わらないのは毎月の返済額が少なく、なかなか利息が減らないからです。まずは家計簿を付けて、返済に充てられる額を増やすことを心がけてください。
まずは以下のような家計簿アプリを導入します。
- マネーフォワードME
- Zaim
- Moneytree
家計簿を付けるのが苦手な人でも、アプリならクレジットカードや銀行口座を登録するだけで、簡単に支出を把握できます。
何にお金を使っているのか把握したら、まずは固定費を中心に見直しながら無駄を削っていきます。
とくに、以下のような固定費は削減しましょう。
- 携帯の通信料
- 自動車の維持費
- 余計な保険
- 子供の塾や習い事
- その他サブスクリプション
お金に余裕ができたら、どんどん返済に充ててください。
2. 身内に助けを求める
自力返済が難しいなら身内に助けを求めましょう。
もし少しでもお金を貸してくれれば、トータルでの支払い利息を大きく減らせる可能性があります。
ただし、信用を失わないように必ず「借用書」を書き、いつまでに返済が終わるのか明確にしておくことが大切です。
確かに身内に頭を下げるのは恥ずかしいかもしれません。
しかし、債務整理をしてブラックリストに載るよりマシだと言えるでしょう。
3. おまとめローンを活用する
複数の消費者金融から借入しているなら、おまとめローンの活用も検討しましょう。
おまとめローンで複数社の借入をまとめれば、返済が楽になる上に借金の残高も把握しやすくなります。
また、消費者金融はかなり金利が高いため、乗り換えることによる金利の引き下げも期待できます。
おまとめローンにも審査が必要ですが、これ以上借入する前に是非検討してみてください。
4. 債務整理を行う
どうしても返済できないなら、債務整理を検討しましょう。
債務整理は、借金を返済できない債務者を救済するための制度で、大きく以下3つの手続きに分かれています。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
それぞれ借金の減額範囲が異なります。
任意整理の場合は利息のみですが、個人再生は元本の一部、自己破産はそのすべてが免除の対象です。
ただしデメリットもそれぞれ違うため、収入や借金額に応じて自分に合った手続きを選択しましょう。どうしてもわからないなら、弁護士や司法書士に相談してください。
消費者金融からの借金を債務整理するときの3つのポイント
消費者金融の借金を債務整理する際は、以下3つのポイントについて知っておきましょう。
- 多くの場合は任意整理で解決できる
- 過払い金があれば借金が減る
- 借入やカードの利用ができなくなる
それぞれ詳しく解説します。
1. 多くの場合は任意整理で解決できる
消費者金融からの借入なら、多くのケースでは任意整理で解決可能です。
消費者金融の返済がなかなか終わらないのは、金利が他のローンよりも高いのが理由。任意整理で利息をなくすだけで、完済までの道のりはグッと楽になりますよ。
今回紹介した益田さんの例でも、300万円の借金を任意整理で解決することに成功しています。
ただし、自動車ローンや住宅ローンなど多額の借金が絡んでくると、任意整理での解決は難しいです。
任意整理については「任意整理のメリットとデメリット~債務整理で1番多い手続きの注意点」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. 過払い金があれば借金が減る
過払い金があれば、借金を減らすことも可能です。
そもそも過払い金とは、貸金業者に払いすぎた利息のことで、以下の条件をすべて満たしていれば返還請求できます。
- 2010年6月17日以前の借入であること
- 金利20.0%を超えた貸付であること
- 完済から10年以内であること
もし過払い金が借金額を上回っていれば、債務整理することなく借金を解決可能です。この場合、ブラックリストに載ることもありません。
心当たりがあれば、ぜひ弁護士や司法書士に相談してみましょう。
3. 借入やカードの利用ができなくなる
債務整理を行うと新たな借入やカードの利用はできなくなります。
なぜなら、債務整理を行うと信用情報機関に「事故情報」が登録されてしまうからです。俗に言うブラックリスト入りですね。
借入やクレジットカードの利用には審査が必要なので、信用情報に傷が付いていると、極めて高い確率で審査に落とされてしまいます。
債務整理を行う際は、このリスクについても理解しておきましょう。
消費者金融で借金を負ったら弁護士・司法書士に相談しよう
消費者金融で借金を負ったら、弁護士や司法書士に相談しましょう。
消費者金融は気軽に借入できる分、金利が非常に高く設定されているため、もし借金地獄に陥ってしまうと自力での脱出は困難を極めます。
今回紹介した益田さんも、消費者金融で300万円の借入をした結果、債務整理しなければなりませんでした。
益田さんの場合、早めに弁護士に相談したので任意整理で済んでいますが、これ以上放置していれば自己破産になっていた可能性も十分考えられます。
借金問題は時間との勝負ですので、一刻も早く弁護士・司法書士に相談してください!