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ジャニオタの借金問題を債務整理で解決する方法

ジャニオタとは、ジャニーズ事務所所属の男性アイドルの追いかけのことです。

オリキと呼ぶこともありますね。

「オリキ」というのは「追っかけに力(リキ)を入れる」という意味です。

たしかに、ジャニオタの力のいれぶりにはすごいものがあります。

CDやDVDは全部揃えるのが当たり前、コンサートは、チケットが当たればどこへでも飛んでいく。

コンサートに行くときにはグッズも当然買い込みます。

わたしも、以前出張の際に、某ジャニーズグループと同じ新幹線に乗りましたが、駅のホームは追っかけのファンでいっぱいでした。

これらの出費だけでも、数十万円の単位になることも珍しくありません。

さらに、ジャニーズのチケットはなかなか当たらないこともよく知られています。

チケットを当てるために、ファンクラブの会費を「何口も支払っている人」も珍しくないようです。

毎月のように、コンサートのおっかけをしていれば、仕事やバイトも思うようにならないこともあるでしょう。

そのため、クレジットカード、消費者金融などで、借金をしてしまう人も多いようです。

実際に、ジャニーズやアイドルにはまった事で借金を作り苦しむ方は意外と多いです。

ですが、安心して下さい。

借金やクレジットカードの支払いに行き詰まったときには、「債務整理」で解決することができます。

「アルバイトだから債務整理なんてできない」、「ジャニオタが原因で作った借金なんて債務整理できない」とあきらめる必要はありません。

この記事の解説を参考に、状況がより深刻になる前に、弁護士・司法書士に相談してみましょう。

また、『今もらっている給料から考えて、借金を完済するのは物理的に難しいことが頭では分かっている。』

『毎月の返済は出来ても、結局生活費が賄えずまたカードでしのいだりお金を借りてしまう。』

このような状態の方は、既に黄色信号が点滅している危険な状態です。

特に女性の場合、借金返済の為に風俗で勤めだし30代、40代を過ぎても抜けられず人生そのものを台無しにしてしまう方も非常に多いです。

1人で悩むのではなく手遅れになる前に、弁護士や司法書士に相談を行ってください。

 

それでは解説をしていきます。

ジャニオタの為の債務整理3つの方法

債務整理というと「自己破産」をすぐに思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、債務整理には自己破産以外にも「任意整理」、「特定調停」、「個人再生」という方法があります。

最も簡単な任意整理

任意整理は、債務整理のうちで最も手軽な方法です。

任意整理は、債権者と個別に毎月の返済負担を軽減してもらうための交渉をして、借金を返しやすくする手続きです。

任意整理のポイントをまとめると次のようになります。

・任意整理をすると今後の利息を免除してもらえる
・任意整理後は、借金を3~5年の分割で返済する
・弁護士・司法書士にすべての対応を任せきりにできる
・対象にする借金を選ぶことができる
・個人再生・自己破産よりも費用が安い
・誰からに知られるリスクがほとんどない
・借金の理由は一切問題とならない

最も費用が安い債務整理の「特定調停」

特定調停は、「裁判所が行ってくれる任意整理」とイメージするとわかりやすい手続きです。

債権者と個別に話し合い(調停)をして、「利息免除」、「返済回数の見直し」によって今後の返済負担を軽くしてもらうことは、任意整理と同じだからです。

特定調停であれば、裁判所に選任された「調停委員」が債権者との話し合いを仲介してくれるので、弁護士・司法書士に依頼しなくても手続きを行うことができます。

費用も債務整理の中では最も安く行えます。

しかし、特定調停には、次のようなデメリットがあることに注意が必要でしょう。

債権者によっては、和解に応じてくれないことがある
経過利息(特定調停申立て~調停成立までの利息・遅延損害金)は免除されない
調停成立(や、いわゆる「17条決定」)後に滞納すると強制執行される

任意整理では、経過利息を免除してもらえることも少なくありません。

また、任意整理の場合には、万が一滞納してしまっても即座に強制執行されることは原則としてありません。

その意味では、特定調停は、任意整理よりも不利な内容でしか借金を解決できない場合が多いといえます。

実際にも、特定調停の申立件数は減少傾向にあります。

どうしても弁護士・司法書士費用を工面できない場合に利用は限られるといえるでしょう。

任意整理については下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒任意整理のメリットとデメリット?債務整理で1番多い手続きの注意点

いずれにしても、借金問題は早期の段階で対処することで思っているより簡単に問題解決することが可能です。

1人で悩むのではなく、まずは専門家に相談することをおすすめします。

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借金を一部免除してもらえる個人再生

多額の借金があり任意整理では解決が難しいには、個人再生を利用します。

個人再生が認められれば、借金の一部を免除してもらうことができるからです。

個人再生のポイントをまとめると次のようになります。

・今後の利息は完全に免除してもらえる
・借金の一部を分割で返済すれば、残額の返済を免除してもらえる
・分割返済の期間は原則3年(最大で5年までの期間を認めてもらえることもある)
・財産の処分は不要(担保のある借金を除く)
・すべての借金を対象に手続きをしなければならない
・債務整理のうちで手続きが最も複雑
・住宅ローンがある場合にもマイホームを処分せずに借金を解決できる
・分割払いできるだけの継続的な収入が必要(アルバイト・パートなどでも可)

個人再生については下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒個人再生は家を残せる大きなメリットがあるが2つのデメリットもある

すべての借金を免除してもらえる「自己破産」

自己破産は、最終的な借金の解決方法です。

年収を超えるような借金を抱えてしまい、分割返済も苦しいときに利用されるのが一般的です。

自己破産のポイントをまとめると次のようになります。

・収入に対する借金額が少なすぎると自己破産できない場合もある
・破産手続き開始決定のときの借金はすべて免除してもらえる(免責を受けたとき)
・免責が認められない可能性がある(免責されないのはかなりの例外)
・破産手続き開始決定から免責までは一定の資格や仕事に制限がかかる
・高価な財産(不動産や贅沢品など)は、差し押さえられ債権者に配当される
・生活に必要な家財道具や99万円までの財産は、自己破産しても取り上げられない

自己破産については下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒自己破産はメリットしかない?家族や子供、仕事にデメリットはないの?

どの方法を選ぶかは弁護士・司法書士に相談

どの方法で債務整理をすべきかは、毎月の収入や支出の状況、借金の総額・件数、所有している財産、就いている職業などの要素を総合的に考慮して判断すべきことです。

一般の人には、正しい判断をすることが難しい場合が少なくありません。

不適切な手続きを選択すれば、不要なデメリットが生じてしまうこともあります。

「借金が返せない」と感じたときには、弁護士・司法書士に相談してみることが何よりも大切です。

あえて繰り返しますが、借金問題は早い段階であればまだ取れる対策は多いですし、手続きも複雑ではありません。

1番怖いのは、借金問題を後回しにした結果、雪だるま式に増え続け、最後は闇金にも手を出してしまうことです。

実際に、闇金にまで手を出してしまった結果、家族を巻き込み全てを失ってしまった方は少なくはありません。

最悪の事態に陥らないよう、今すぐ専門家に相談することをおすすめします。

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ジャニオタが原因の借金を債務整理するときに知っておくべき4つのポイント

ジャニオタが原因で返せない借金を抱えてしまった人には、次のような不安を感じている人も多いかと思います。

・アイドルの追っかけで作った借金でも減額されるなんて都合の良いことがあるのか?
・借金は解決したいけど、オリキはやめられないけど、大丈夫か?
・アルバイトや派遣社員のように「正社員」でなくても債務整理できるのか?
・手持ちのお金が全くないけど、弁護士・司法書士に相談できるのか?

「ジャニオタ」が原因でも債務整理できる?

アイドルの追っかけで作った借金は、「ホス狂い」や「浪費」に近い借金といえます。

そのため、「債務整理をしたくても認められない」のではないかと思っている人もいるかもしれません。

自己破産以外の債務整理の方法(任意整理、特定調停、個人再生)は、借金の理由を一切問いません。

実際にも、ギャンブルやホス狂い、買い物依存などで作った借金を解決している人も少なくありません。

他方で、自己破産する場合には注意が必要です。いわゆる「浪費」によって「多額の借金」を作ったときには、「免責不許可」となる可能性があるからです。

しかし、「ジャニオタの借金でも必ず免責不許可となる」わけではありません。

免責不許可となる場合でも、裁判所の裁量で免責を認めてもらえる可能性があるかです。

実際に自己破産を申し立てる人の多くは、何かしらの免責不許可事由を抱えていることが少なくありませんが、ほとんどのケースで裁量免責が認められています。

ただし、免責不許可事由に該当するときには、必ず「管財事件」となるので、自己破産の手続きはやや複雑になります。

裁量免責を与えるための調査を行うために破産管財人を選任しなければならないからです。

したがって、差し押さえられる財産が全くなくても同時廃止にはならず、20万円以上の予納金を納めなければなりません(予納金を納付できないときには、自己破産の申立ては棄却されます)。

ジャニオタが原因で返せないほどの借金を抱えた場合でも、自己破産申立後(弁護士・司法書士に債務整理を依頼した後)の生活態度に問題がなければ、ほとんどのケースで裁量免責を認めてもらえます。

関連記事⇒ギャンブルの借金は債務整理できる?賭け事での負けを自己破産する方法

債務整理したらオリキはやめなければいけない?

自己破産以外の債務整理では、「借金した理由」は全く問題とされません。

したがって、オリキをやめなければ任意整理や個人再生が認められないということはありません。

これらの手続きでは、「分割返済」をきちんと行うことが大事だからです。

他方で、自己破産の場合には、「オリキを続けること」は、多少問題となります。破産免責の調査の際には、毎月の収支状況や生活状況を細かくチェックされます。

家計簿や日記の提出を求められることも少なくありません。

債務者にきちんとやりなおす意思があるかどうかを確認するためです。

その際に次のようなことが判明すれば、裁量免責の判断に不利に働く可能性があります。

家族や知人から借金してまでコンサートに行った
DVDやグッズを大量に購入して家計が苦しいのが変わらない
相変わらず何口もファンクラブ会費を支払っている

以上のような事実は、「免責させても同じことを繰り返す」と判断されてしまう可能性が高いからです。

逆にいえば、「家計状況が許す範囲内」で、ファン活動を続けることは、問題ないといえるでしょう。

コンサートに行くことや、DVD・グッズを買うことが禁止されるというわけではありません。

アルバイトや派遣社員とかでも債務整理できるのか?

ジャニオタ・オリキの人には、アルバイトや派遣・契約社員で生計を立てている人も多いと思います。

正社員として働けば、コンサートのスケジュールに合わせて仕事を休めないことも多いからです。

しかし、正社員でなくても債務整理は可能です。

それぞれの手続きで返済するのに必要な収入を確保できれば、アルバイトか正社員かということは大きな問題になりません。

たとえば、200万円を個人再生したときには、「100万円を3年分割で返済」すれば、「残りの100万円の返済を免除」してもらえます(所有財産の総額が100万円以下の場合)。

つまり、「毎月27,000円を返済できるだけの家計状況」であれば、アルバイトでも個人再生を認めてもらえます。

自己破産では、仕事は全く問題となりません。

自己破産では、「保有財産を処分する」以外の方法では債権者への配当をしないので、今後の収入を考える必要がないからです。

なお、債務整理をしたことを勤務先やバイト先に知られることは、勤務先から借金していない限りないといえます。

自己破産・個人再生の場合には、官報に氏名・住所などが掲載されますが、官報を定期的に確認している企業はほとんどないからです。

金融機関や警備会社などに勤務していないかぎり心配する必要はないといえるでしょう。

手持ちのお金がなくても弁護士・司法書士に相談・依頼できるの?

ジャニオタが原因で借金が返せなくなったときには、「手持ちのお金に全く余裕がない」ことも珍しくないと思います。

「弁護士・司法書士に相談・依頼したら高いお金がかかりそう」と債務整理をあきらめている人もいるかもしれません。

しかし、借金や債務整理についての相談は、ほとんどの弁護士・司法書士事務所が「無料」で行ってくれます。

また、債務整理を依頼したときの弁護士・司法書士費用は「分割払い」にすることができます。

弁護士・司法書士に債務整理を依頼すると、消費者金融や銀行、クレジットカード会社への毎月の支払いは「一時中止」となります。

債務整理が完了する前に、一部の債権者にだけ返済があるのは不公平になるので、全部の支払いを停止させるのです。

そのため、毎月の安定収入さえあれば、借金返済が停止されることで、報酬の分割払いに対応できるようになります。

なお、アルバイト暮らしなどで「収入が少ない」というときには、「法テラス」に費用の立て替え払いをお願いすることもできます。

たとえば、賃貸物件で1人暮らししている人であれば、手取り月収が22万5,000円(25万3,200円)以下であれば、法テラスを利用できる可能性があります(( )は東京23区内のような大都市の場合の金額)。

法テラスの利用についても、弁護士・司法書士に相談することができます。

債務整理を依頼すれば「静かな生活」を取り戻せる

借金の返済に行き詰まってしまった人には、金融機関からの取立てに悩んでいる人も多いと思います。

督促状や電話が原因で、「ジャニオタの借金が家族や勤務先に知られるのではないか」と心配に感じている人もいるのではないでしょうか。

弁護士・司法書士に債務整理を依頼すれば、金融機関からの取立ては完全にストップします。

弁護士・司法書士からの「受任通知」を受け取った金融機関は、債務者(やその家族など)に連絡することを禁止されているからです。

借金が返せないことで「気持ちの落ち着かない生活が続いて辛い」人は、すぐにでも債務整理を依頼しましょう。

まとめ

借金の問題は、できるだけ早く対処することがとても大切です。返済に行き詰まった借金を放置すれば、状況は必ず悪化するからです。

「債務整理したら追っかけできなくなる」と思い込んでいる人もいるかもしれませんが、

むしろ、今後も好きなアイドルを追いかけるためにも、早期に債務整理すべきでしょう。

借金を滞納したままオリキを続けることは不可能だからです。

万が一、ヤミ金などに手を出してしまえば、銀行口座が凍結されファンクラブの会費すら支払えなくなる可能性もあります。

また、債務整理を依頼すれば、取立てなどに不安を感じない穏やかな生活を取り戻すことができます。

静かな暮らしが戻れば、好きなアイドルを追いかけることもさらに楽しく感じるようになるはずです。

借金が辛いと感じたときには、実は既に黄色信号が点滅している危険な状態です。

1日も早く弁護士・司法書士に相談して下さい。

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