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OLの債務整理3つのポイントと注意点

人は、さまざまなことにお金を使います。

大人であればそのためのお金は仕事によって稼ぎますが、稼ぐ以上のお金を使う場合は「貯金」や「借金」が必要になります。

OLは、カードショッピングで多額の借金を抱えてしまうというケースが少なくありません。

この記事ではカードショッピングなどでOLが多額の借金を抱えてしまい、債務整理する時に注意すべきポイントについてまとめました。

債務整理前に収支を見直す
買い物依存症を解消する
家族バレや職場バレしたくない場合は任意整理がベスト

3つのポイントについて、それぞれ理由なども明記してあります。

借金に悩むOLにとっては思い当たる部分も多いと思いますので、是非とも参考にして債務整理の後押しとして活用してください。

また、『すでに複数の会社から借りていて1年以上借金が減っていない』

『借金やリボ払いの為に他の会社から借り入れをしている。』

このような状況まで悪化している方は、すでに黄色信号が点滅している状態です。

特に女性の場合、借金問題によって風俗を始め30代、40代になっても抜けられず人生を台無しにしてしまう方も少なくありません。

手遅れになる前に今すぐに法律事務所に相談をしてください。

 

それでは解説をしていきます。

債務整理を考える前に「収支」を見直す

債務整理にはデメリットも存在します。債務整理を考える前に、まずは「普通に無理なく返済できないか?」を考えましょう。

OLの収入はどれくらい?

OLの年収は、平均すると約280万円ほどであると言われています。

仮に年収300万円として手取り換算では約240万円、月収にすれば月20万円の手取りとなります。

毎月の手取りからは家賃や公共料金、食費や通信費などを差し引く必要があります。

これらが収入の大部分を占める場合、返済など自由に使えるお金は限られます。

「収入を増やす」よりも「支出を減らす」方が現実的

収支を改善する方法は「収入を増やす」か「支出を減らす」ことです。

2つのうち、簡単にできるのは支出を減らすことだと言えます。

必要最低限の支出があるのでゼロにはできませんが、節約できるところは確実に存在します。

例えば「食費節約のために自炊する」「通信費節約のために格安SIMに乗り換える」「定期的に通っているエステを控える」などです。

同じ収入で支出を減らせば、その分だけ返済に充てることができます。

「収入を増やす」ことも視野に入れる

収入を増やす努力をしなくて良い、というわけではありません。

同じ仕事で収入を増やすのは即効性に欠けますので、「転職」や「副業」を視野に入れると現実的です。

ただし転職には失敗のリスクが有り、副業は多くの職場が禁止していますので注意しましょう。

転職も副業もできない、節約して切り詰めても返済に困るときは債務整理を

転職も副業も考えなければ、簡単に収入がアップすることはありません。

節約には限度がありますので、現状ではどうしても収支を改善して返済の負担を減らせない人も少なくありません。

この場合は、素直に債務整理を選択する勇気が必要です。

「買い物依存症」は必ず解消するべし

多額の借金を背負った原因がカードショッピングやショッピングのためのキャッシングの場合、債務整理の有無にかかわらず「買い物依存症」を解消する必要があります。

買い物依存症とは?

買い物依存症とは、文字通り「日常生活において過剰な買い物に依存している状態」のことです。

専門外来も設置されるほどであり、きちんとした治療で克服しなければなりません。

買い物依存症に陥ると、借金してでもショッピングを楽しみたいと考えるようになってしまいます。

「買い物したい」という欲望に促されるままカードショッピングしてしまい、結果として返済困難に陥ってしまうのです。

特に、リボ払いにはまった結果、債務整理をする事になった人は年々増加傾向にあります。

リボ払いについては、リボ払いと債務整理の記事で解説をしています。

債務整理すればカードは使えない、「闇金」のリスクが上がる恐れも

債務整理のデメリットの一つに「ブラックリスト」があります。

数年間、新規にクレジットカードを作ったり既存のカードを更新してもらえなくなります。

今まで借金で買い物の資金源を確保していた人は、相当なストレスになることでしょう。

債務整理する際に個人再生および自己破産を選ぶ場合、「官報」に住所氏名が掲載されます。

官報については官報と債務整理の記事で解説をしています。

いわゆる「闇金」と呼ばれる貸金業者はこれを見て「○◯に住んでいる??という人は自己破産でブラック状態、普通には借金できないな」と考えます。

そこで彼らは官報に掲載されている住所宛にダイレクトメールを送り「ウチなら貸せます」と甘い罠をちらつかせるのです。

買い物依存症を解消しないと、普通の返済が難しくなるだけではありません。

個人再生や自己破産時に闇金からの誘惑に耐えきれず、違法な条件でお金を借りてしまうおそれがあるのです。

闇金については闇金の借金と債務整理の記事で解説をしています。

「家族バレ」「職場バレ」を防ぐためには任意整理を第一に考える

OLとなれば「家族バレ」や「職場バレ」には一層の危機感を抱くことになると思います。

これらを回避するためには、任意整理が最も適しています。

関連記事⇒債務整理は会社にばれる?

任意整理が家族バレや職場バレを防げる理由

任意整理がこれらのリスクを回避できる理由は「裁判外の交渉である」ということです。

関連記事⇒任意整理と債務整理

裁判手続きである個人再生や自己破産の場合、以下のリスクを抱えることになります。

提出書類として夫の給与明細などを必要とするため、そこから家族にバレる
財産処分が必要な場合、それで家族にバレる
会社からの借金がある場合、債務整理の対象になることで職場にバレる
職業によっては破産手続き中は休職しなければならないので、そこから職場にバレる

任意整理には「複数の借金を抱えている場合、交渉する借金を選べる」「自己破産のように仕事の制限を受けない」といったメリットがあります。

もちろん、家族バレや職場バレのリスクはゼロではありませんが、個人再生や自己破産よりは少ないです。

個人再生については、個人再生と債務整理の記事で、自己破産については自己破産と債務整理の記事で詳しく解説をしています。

リスクを減らすためにも、専門家に依頼する

家族バレの主な原因の一つに「債権者からの郵送物」が挙げられます。

金融機関、特に貸金専門の消費者金融から郵送物が自宅に届けば確実にバレるでしょう。

専門家に債務整理を依頼すれば、債権者からの直接の連絡は禁止されます。

専門家からの郵送物に関しては、あらかじめ伝えておけば事務所名ではなく個人名記載で郵送物を届けてくれます。

勝手に開封されない限り、債務整理に関する書類が届いたとは疑われないでしょう。

もちろん、その個人名がどういった知り合いであるかの辻褄合わせは必要になりますけれどね。

OLの債務整理まとめ

個人の収入が少なく、結婚して共働きという事情も考えられるOLの債務整理は何かを気を遣うことでしょう。

影響を最小限にして無事に債務整理を終わらせるためには、相応の知識とテクニックが必要になります。

弁護士や司法書士といった、専門家の助力は欠かせないのです。

とは言え、いきなり弁護士や司法書士にコンタクトをとるのは何かと緊張するものです。

まずは法律事務所などがオンライン上で提供している「減額シミュレーション」を利用して、どういった方法で借金の負担を減らせるのかを教えてもらいましょう。

減額シミュレーションはその人が相談するのに適した法律事務所などを紹介してくれますので、さらにハードルを下げることができるはずです。

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