過払い金を自分で計算する方法

過払い金が発生している事は分かったけれど、どれくらいの金額なのか。
把握できている人は少ないです。

消費者金融に問い合わせてもどれくらいの金額というのは教えてくれませんし、自分で計算をするしかありません。

今回は、簡単に過払い金の額を計算する方法を解説していきます。

過払い金がどれくらいかを計算する方法

法律的な争いでは、金額をきちんとだすことが前提となります。

その額が正しいかどうかは別として、計算方法に合理的な理由があり、またこれまでの慣行とかけ離れていなければ、一応話し合いの俎上にのせることができます。

過払金の請求でも事情は同じです。資料として一番正確なのは取引履歴と呼ばれるものですから、取引履歴をもとに過払金を計算します。

過払金の対象となるのは、ほとんどが無担保カードローンという商品です。

利用者の好きなときにお金を引き出し、一定の期間後に返済をするという仕組みになっています。

返済したその日に借入れをすることもできますし、一度に借りる金額もまちまちです。

住宅ローンや自動車ローンのように、はじめに決まった金額を借りて、それを月々決まった金額で返済する場合より、はるかに複雑な計算が必要になります。

計算方法も完全に確立しているとはいえません。

お金を借りた方に有利な計算方法もありますし、貸し手に有利な計算方法もあります。

どのような計算方法を使うかによって金額は異なってきます。

どのような計算方法で過払い金を算出したらいいの?

ここでは、ごく簡略化して考え方を説明します。

計算をわかりやすくするため、ここでは架空の設定で説明をいたします。

まず、法定の上限利息は年14.6%とします。

そして、1年は365日しかないと考えます。実際の利息は29・2%だと仮定します。

法定利息を年14.6%で計算すると1万円を借りたら1日あたり4円の利息が発生することになります。

ですから、10万円を借りて、30日後に返済をしたら1200円の利息を支払わなければなりません。

これが年29.2%になると単純に倍ですから利息は2400円になります。

30日後に1万円を返しても7600円しか元金は減りません。

この時点で、貸金業者は1200円分利息を取りすぎていることになります。

借りている金額が100万円になると1カ月で約12000円も利息を取りすぎることになります。

この状態が数年続いたらどうでしょう。

1カ月で12000円の貯金を70、80回と積み立てているのと同じような現象が起こります。

借りている方は、利息をつけて返しているので、貯金をしている意識は当然ありませんが、法律的には返金してもらえるお金を毎月増やしていることになります。

以上は、極めてシンプルな計算例をあげて基本的な考え方を説明しました。

実際は、金額が日々変動しますし、利息も1日何円ときれいにでるわけではありません。

それでも専門家に依頼を行うと、上記のような計算をするとほぼ正確な金額がでてきます。

貸金業者が計算した金額と大きな違いはありません。

こうなると、貸金業者と事務所の間で、どのへんで和解しましょうか。という交渉が可能となります。

もっとも、前にも述べましたが、先ほど説明した計算方法が唯一の方法ではありません。

過払金をもっと多く出す計算方法もあります。

しかし、その方法で算出した金額での和解は、難しいのが実情です。

多少金額が低くても早く取り戻したいと希望する場合は、ある程度妥協が必要でしょう。

過払い金の計算方法まとめ

いかがでしょうか。実際に過払い金の金額は自分でも計算をする事ができますが、取引履歴をもとに、しっかりと計算を行わなければ正しい金額は算出する事ができません。

また、法律知識のない一般の人が過払い金の金額を正確に計算する事はむずかしいでしょう。

最近ではインターネット上に無料計算ソフトもありますが、実際に使ってみると正しい金額ではないケースがほとんどです。

過払い金には時効があります。放置していて時効を迎える前に専門家に相談を行い払い過ぎたお金を取り返しましょう。

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