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長崎県で450万円の借金を債務整理した45歳女性の体験談

今回は長崎県佐世保市にお住まいの南さんです。

南さんは若い頃の飲み会費用に、キャッシングしてまで参加していました。

酔っぱらうと金銭感覚も狂いキャッシング枠いっぱいまで借りてしまいます。

限度額いっぱいになったらまた他の金融会社。

そしてそこも限度額がいっぱいになると、また次という始末。

その後借金について隠したまま結婚をして仕事を辞めます。

妊娠を機に法律事務所で債務整理をお願いします。

そのおかげで月々の返済額は減ったにも関わらず、お子さんが産まれ病院代など何かとお金が必要になり、債権会社や法律事務所への支払いもできなくなります。

そうしているうちに債権会社よる訴訟を起こされて途方に暮れてしまいます。

そして自己破産を経験するのでした。

それでは南さんの体験談についてお話していただきましょう。

よろしくお願いいたします。

長崎県の法律事務所で450万円の借金を債務整理した体験談

私は現在長崎県に住む32歳主婦です。

私が初めて借金をしてしまったのは、今から8年前の24歳の事でした。

当時働いていたにも関わらず、どうして借金をしてしまったかというと人付き合いの為です。

月収20万にも満たない中で、毎週誘われる飲み会に自費で参加していた為、お金が足りなくなったのです。

普通の感覚だと、お金を借りてまで飲み会に参加しないと思います。

しかし、当時は断るという考えは全くありませんでした。

飲み会は好きでしたので、お金さえあれば楽しく参加できると思っていました。

初めはとある銀行から150万円の枠。

金銭感覚が狂い始める

お酒を飲んだら楽しくなり金銭感覚もおかしくなり、150万円の枠もあっという間にいっぱいになりました。

毎月飲み会やらの出費でカツカツだったのに返済額も足され、毎月の給料で生活出来るはずがありません。

他の金融機関から借りました。

次は30万円。

この辺りからちょっとやばいなとは思ってましたが、まだ借りれるはずと思っていました。

もちろん30万円も2ヶ月もしないうちに限度額いっぱい使いました。

次の金融機関では50万円借りれました。

しかし、その次は10万円。

だんだん否決される事も増えてきました。

借金で頭がいっぱいの日々

この頃になると、毎日毎日お金の事を考えるようになりました。

どうにもいかなくなった頃、前から付き合っていた男性と結婚しました。

結婚を機に仕事は辞めました。

実は、付き合っていた頃から結婚してしばらく借金の事は黙っていました。

結婚してすぐ妊娠し、再就職も難しくなりました。

どうにか夫の給料で生活し、返済もしていました。

しかし、夫に借金の事を隠していたので毎日毎日バレるのではないかとビクビクしていました。

今思えばこの時に、夫に正直に話しておけば良かったと思います。

結局子供が産まれる時点での私の借金の総額は、カードローンだけで240万円。

クレジットカードのショッピング枠で100万円。

キャッシング枠で50万円。

トータルで390万円です。

毎月の返済額が10万円を超えていたので、夫の給料で返してはいけませんでした。

債務整理を依頼することに

出産前に法務事務所に債務整理をお願いしました。

この時点で26歳です。

毎月の返済は5万5000円になりました。

今までよりはかなり減ったのですが、出産してから子供へお金がかかったり、病気になり再就職が出来ず5万5000円すら厳しくなってきました。

法務事務所への返済も滞り、最悪なことに放置していました。

法務事務所へは3回程しか支払えていませんでした。

債務整理後も支払いが厳しくなる

法務事務所へのお金と、債務整理のお金を結局は1年ほどずっと払っていませんでした。

しかし、しびれを切らした債権者から訴えられてしまい裁判所から手紙が来ました。

この時点でまた法務事務所へ連絡をしました。

現在の状況なら自己破産がいいと言われ、自己破産をすることにしました。

しかし、自己破産をするとなるとやはり夫には話さない時いけないので、正直に話しました。

最初は夫もかなりびっくりしていて、ショックを受けていました。

しかし、自己破産をしないとどうしようもないので、夫も受け入れてくれました。

自己破産手続き後について

幸いな事に、私の名義のものはほとんどなかったので生活が変わる事はありませんでした。

自己破産手続きへ切り替え時のお金は夫が出してくれました。

自己破産手続きを開始してつ1年ほどかかりました。

毎月の支出を細かく書いたり、反省文をたくさん書いたりとかなり大変でした。

無事に免責が降りると、ホッとしました。

結局、借金をしてから自己破産の免責が降り、全てが変わるまで7年かかりました。

自己破産するまでは、色々と調べて家に闇金から手紙が来るや電話が来るとありましたが、全くありませんでした。

元々カードローンをして失敗したのですから、これから借金が出来ない事はむしろ利点だと思います。

同じ状況におかれている方へ伝えたいこと

自己破産をして生活が変わった事は全くありません。

私が主婦だからだという事もあるでしょうが、今のところ特に変化はありません。

私が借金をして自己破産まで行った立場で言えることは、早めに相談をするという事です。

借金がある時は、本当に死にたくなるくらい毎日が楽しくないです。

いつもいつもお金の心配をしていて心も暗くなります。

元々は自分の撒いた種なので仕方がないですが、周りに相談する事で解決策は増えます。

親や配偶者、その他の人に言うだけで心は軽くなります。

お金がないのと、秘密ごとを抱えて生活するのは本当にしんどいです。

私の場合は自己破産という道に踏み切って良かったと思います。

貸してくれた金融機関には本当に申し訳ないと思っていますので、2度と迷惑かけないようにと心に誓っています。

借金するという事は、簡単にお金が出来てしまい考えを狂わせます。

まるで貯金があるかのように使ってしまいます。

1人で悩んでいると、どうにかお金を作ろうとしていけない事をしてしまう可能性もあります。

闇金なんかに手を出してしまったら本当に終わりです。

そうなってしまう前に早めに周りの人に相談して、解決策を増やすのが1番いい事だと思います。

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