自己破産は恥ずかしい事ではない!早期の対応が大切

「自己破産するのは恥ずかしい」、「債務整理は世間体が悪い」と感じている人は少なくないでしょう。

一般の人は、どうしても自己破産をはじめとする債務整理にネガティブなイメージを持ちがちです。

そのため、借金問題の解決が遅れてしまうことがあります。

日本では毎年何万人もの人が自己破産しています。

この中には、「もっと早く対処していれば」自己破産せずに済んだという人もたくさんいます。

借金の問題は解決を先送りするほど、状況は深刻になっていきます。

「誰にも知られたくない」、「自己破産や債務整理なんてかっこが悪い」という気持ちは誰にでもあるものです。

しかし、借金の問題を債務整理以外で解決することは決して簡単ではありません。

借金の苦しみから解放されるためには、現状と向き合い、債務整理という選択肢を受け止めることもすごく大切です。

また、『自転車操業状態が続いており、借金完済が厳しい事は心の中では分かっている。』

『給料が出ても結局、月末になると借りてしまう生活が1年以上続いている。』

このような状況まで状態が悪化している方は、既に黄色信号が点滅している状態です。

手遅れになる前に、今すぐに法律事務所に相談を行ってください。

どの法律事務所に相談をして良いか分からない方は、匿名で利用できる無料シミュレーションサイトの利用が便利です。

それでは解説をしていきます。

なぜ自己破産を恥ずかしいと感じるのか?

自己破産(債務整理)を「恥ずかしい」と感じてしまう理由としては、次のようなものが挙げられます。

「自己破産」や「債務整理」は悪いことだと思っている
「借金している」こと自体を恥ずかしいと感じてしまう
借金をした理由に負い目を感じている
さらに借金を返せなくなったことに引け目がある

たしかに、ギャンブルや浪費などによって借金を膨らましてしまったときには、「再度同じ状況に陥らないため」に生活を改める必要はあります。

しかし、この記事で解説するように、自己破産や債務整理することを「恥ずかしい」と感じる必要は全くありません。

自己破産は法律で定められた正規の救済手段

自己破産をはじめとする債務整理は、法律が認めている正規の救済制度です。

何かしらの経済活動を行っていれば、さまざまな理由で返済不能な借金を背負ってしまうリスクは誰にでもあるものです。

債務整理や自己破産は罪に問われるべきものではありません。

ところで、世界史を紐解けば、中世イギリスでは「債務拘禁」と呼ばれる制度があったように、懲罰的な措置がとられていた国も過去にはありました。

しかし、現代社会において、自己破産や債務整理を「罰すべき対象」としている国は皆無です。

現在の日本の法律でも自己破産(債務整理)したことで罪に問われたり、罰せられることはありません。

自己破産すると、一部資格や、通信・転居(旅行)に制限が生じることはありますが、懲罰としてのものではありません。

通信や転居制限は、破産手続きにおける財産調査のための措置で、資格制限は、もっぱら第三者(資格者の顧客)の保護を目的としたものだからです。

自己破産している人はたくさんいる

自己破産の申立件数は、年に20万件以上申し立てられていたピーク時と比べるとかなり減りました。

それでも、近年においても年間7万人ほどの人が自己破産・個人再生を申し立てています。

なお、最もよく利用されている債務整理は公的な統計のない任意整理です。

したがって、実際に債務整理している人はもっと多いといえます。

任意整理については下記ページで詳しく解説をしています。

参考⇒任意整理のメリットとデメリット?債務整理で1番多い手続きの注意点

今すぐ借金問題と向き合うべき5つの理由

借金の問題を抱えているとどうしても後ろめたい気持ちになってしまいます。

それは仕方のないことなのかもしれません。

しかし、できるだけ早く債務整理の着手を検討すべきです。

世間体を気にするあまりに、逆に借金が巨額に膨らんでしまったケースはたくさんあります。

借金が苦しくなったらすぐに債務整理に着手しなければならない理由は次のとおりです。

借金問題は解決が遅れるほど深刻化する
延滞が続けば、信用情報にも傷がつく
借金は深刻化すると、ますます負い目・引け目が強くなる
借金問題は債務整理以外で解決することは難しい
早期に着手すれば、自己破産以外の方法で解決できる

借金問題は解決が遅れるほど深刻化する

借金問題は「早期対応・早期解決」が非常に重要です。

「自己破産(債務整理)は恥ずかしい」と考えている人ほど、債務整理の着手が遅くなる傾向は強いです。

返済の行き詰まった借金問題を債務整理以外の方法で解決することは、簡単ではありません。

借金は一度延滞に陥ると、金額がどんどん膨れあがっていきます。

延滞が続いても信用情報に傷が付く

自己破産などをするといわゆるブラックリストに登録されます。

実際にも「ブラックリストに載るのがはずかしい」から自己破産はしたくないと考えている人は多いようです。

しかし、ブラックリストの登録されるのは債務整理したときだけではありません。

借金の返済を61日以上、3ヶ月以上延滞したときにもブラックリストに登録されます。

また、保証会社が代位弁済したときや、債権者によって期限の利益の喪失を通告された(強制解約された)ときにもブラックリストに登録されます。

「ブラックリストに載りたくない」からと債務整理を躊躇しても、借金が返せなくなれば、ブラックリストに載ることになるのです。

それならば、1日も早く債務整理した方が、事故情報が消去される時期も早くなります。

関連記事⇒債務整理をするとブラックリストに名前や住所が載るの?

借金は深刻化すると、ますます負い目・引け目が強くなる

借金で悩んでいることを「他人に知られてもかまわない」と思う人はまずいないでしょう。

それだけに、借金の問題は深刻化するほど、相談しづらくなっていきます。

実際のケースでも、「もっと早く相談してくれれば」と感じている弁護士や司法書士は多いそうです。

また、一人で何とか解決しようとすれば、自転車操業などの危険な状態に陥りやすくなります。

返済できるお金が手元になく、延滞も債務整理もできなければ、借金して返済するほかないからです。

しかし、自転車操業で借金問題を解決できることはほとんどありません。その場は返済できても借金は確実に増えていきます。

また総量規制が設けられている現在では、自転車操業は必ず行き詰まります。

自転車操業の結果、正規の金融機関からお金を借りられなくなった末に、ヤミ金に手を出してしまったという人も少なくありません。

以上のように状況が深刻化すれば、「余計にはずかしい」、「怒られるのではないか」とますます相談しづらくなる悪循環が生じます。

借金問題を債務整理以外で解決することは難しい

返済の行き詰まった借金を債務整理以外の方法で解決することは、簡単ではありません。

たとえば、「おまとめローン」での借り換えにも次のようなリスクがあります。

借り換えた利息が思ったほど安くないことがある
利息を下げるために、抱えている借金よりも多額な借入が必要となる場合がある
返済期間が長くなるので、病気やリストラなどの減収リスクがある
借入額によっては連帯保証人や担保の提供を求められることがある
おまとめローン利用後は、借金が一切できなくなることが多い
おまとめローンの返済に行き詰まると自己破産以外に選択肢がなくなることもある

また、延滞を放置して消滅時効で踏み倒すのも現実的ではありません。

消費者金融や銀行といった債権者が消滅時効の完成まで延滞を放置することは、ほとんどないからです。

延滞中に訴訟などの手段をとられれば、消滅時効の完成まで最長で15年必要になります。

15年も借金を全く返済せずに逃げ切るのは、あまりにも非現実的です。

早期に着手すれば、自己破産以外の方法で解決できる

借金の問題は、早期に着手すれば、自己破産以外の方法で解決することができます。

「自己破産は恥ずかしい」と感じるのは、自己破産が「借金を返さずに解決する」方法であることが理由の1つでしょう。

しかし、自己破産以外の債務整理は「借金を返す」手続きです。

たとえば、最もよく利用される債務整理である任意整理は、「借金は全額返済」することが基本です。

将来発生する利息を免除してもらい、返済期間をみなおすことで借金を「返しやすくする」のが任意整理です。

任意整理での解決であれば「借金を踏み倒した」とは必ずしも言い切れないのです。

自己破産は恥ずかしい?まとめ

借金の返済に行き詰まれば、精神的にも大きな負担を背負うことになります。

カッコ悪い状態を「できるだけ他人に知られたくない」と思う気持ちは誰にでもあるものです。

しかし、見栄や世間体・プライドだけでは、借金の問題を解決することはできません。

なによりも大切なのは、あなた自身のこれからの生活です。

どうしてもプライドが許さないというときには、債務整理で借金問題を解決した後に、任意で債権者に返済することも可能です。

借金の返済が厳しくなったときには、1人で抱え込まず、冷静に将来のための判断をすることが重要です。

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