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Contents
車のローンで借金に追われる!久留米市の法律事務所で自己破産をした体験談
今回は久留米市にお住まいの阿部さんです。
阿部さんは、2年前に購入した車のローンをきっかけに借金に追われるようになってしまいます。
というのも元々は給料で順調にローンを返済していましたが、病気を患ってしまったおかげで返済が医療費もかかり返済が難しくなりました。
車を返却しローンを相殺しようと試みますが、中古車だったこともあり全てを相殺できず150万円の借金が残りました。
借金を抱えたまま、医療費や生活費のやり繰りをすることが厳しかった為、自己破産に踏み切りました。
まとまったお金が無かった為、まずは法テラスに相談をすることとなります。
それでは阿部さん、よろしくお願い致します。
久留米市の法律事務所で150万円の借金を債務整理した体験談
私は福岡県久留米市に住む24歳の男性です。
これから私自身が体験した、自己破産についてお話ししたいと思います。
借金をしたきっかけは、22歳の時にとある中古車販売店に立ち寄った時です。
私が住んでいる地域は、鉄道空白地帯であり、バスもさほど多くない地域に住んでいました。
それ故に生活に自動車は欠かせない存在となっています。
店頭で中古車を見ていた時、私の好きな車種が約300万円で販売されているのが目に留まりました。
当時自動車が欲しくてたまらなかった私は、それをローンで購入しました。
これにより借金300万円を背負うこととなりました。
自動車を購入後は仕事も順調にこなしており、全てが順風満帆に進んでいるかのように思われました。
しかしここで私自身が病気を患ってしまったのです。
病気が原因でローン返済が厳しい状態に
普通であれば仕事が出来なくなるほどのものではなかったのですが、私が持っていた持病も相まって長期間仕事が出来なくなってしまったのです。
仕事をしていない期間のローンの支払いは、最初のうちは貯蓄を切り崩して支払いしていたものの、医療費の分を考えると生活が苦しくなっていきました。
このままではローンの支払いが出来なくなってしまうと考え、まずは所有している自動車をローン会社に返却し、ローンを相殺してもらおうと考えました。
しかし元々中古車であった為、ローンを完全に相殺することが出来ませんでした。
医療費や自身の生活費を払いながら、残ったローンを支払い続けることはとても困難な状態であった為、自己破産することを決意しました。
まずは専門家に相談を
自己破産するにあたって弁護士を雇わなければなりません。
弁護士に支払うお金がなかった私は、法テラスという機関に相談しに行きました。
法テラスとは簡単に言うと、弁護費用の支払いが困難な方の為に一時的に弁護費用を立て替えてくれる機関です。
立て替えた弁護費用を、後から分割で返済していくシステムとなっております。
場合によっては返済不要となることもありますが、今回は省かせていただきます。
法テラスに行き必要書類を記入したのち、弁護士を紹介してもらいました。
弁護士に自己破産手続きを依頼
その弁護士曰く、自己破産の中でも同時廃止という処置が可能とのことで、その処置で話を進めていきました。
その後の手続きは弁護士に行ってもらい、最終的には裁判所にて自己破産で良いのかという私の意思を問われ、それに承諾すると自己破産は完了となりました。
相殺した後の残りのローンは150万円ほどでしたが、これが同時廃止により0円になりました。
その後の生活で立て替えてもらった弁護費用を返済し、今は借金に追われることなく平穏に生活しています。
しかし自己破産前と決定的に変わった点が1つだけあります。
それはクレジットカードなどの、金融系の信用機関を審査基準にしているサービスを受けられなくなった点です。
自己破産をすると、7年間は信用機関に破産者という履歴が残ります。
これは俗にいう金融ブラックというものです。
これによりローンはもちろんのこと、クレジットカードや通販の後払い機能が使用不可となってしまったのです。
自己破産後に起こること
現在の月額定額制サービスは、ほとんどかクレジットカードで登録しなければならないものが多く、生活面で少し不便なことがあります。
しかしこの一件で借金の恐ろしさを身に染みて感じたので、金融ブラック期間の7年が終了してもローンやクレジットカードを契約したいとは思いません。
最後に借金に悩む方へ、いくつかお伝えしたいことがあります。
私は150万円で自己破産をしてしまいましたが、自己破産をするとこれ以外にも弊害が多々あります。
金融機関などに務めている方は、自己破産中はこれらの職に就くことが出来ない為、退職もしくは一時的な離職を余儀なくされます。
また、7年間金融ブラックとしてローンやクレジットカードを契約することが出来なくなり、生活に少なからず支障をきたします。
そして破産経歴があると、2度目3度目の自己破産を行うことが大変厳しくなります。
自己破産をするときは最終手段とするべき
自己破産は債務整理や過払い請求など、ありとあらゆる借金減額手段を吟味した上で、どうにもならない時の最終手段として利用することをお勧めします。
借金をした理由がギャンブルや交友費だった場合、自己破産は出来ない可能性の方が高いです。
また同時廃止の他に管財事件という処理もあり、これになると同時廃止よりも費用と時間がかさんだ上、自己破産出来ないということになる場合があります。
これらの判断は弁護士に相談した上で、裁判所が下すものであるため私たちがどうこうできる内容ではありません。
借金を返済するのはとても大変だと思いますが、やむを得ない状況でない限りは債務整理で減額をして、残りを全て支払った方が信用情報に傷がつきにくいです。
一度信用情報に傷がつくと、それを消すのにも弁護士にお願いしなければなりません。
私は今回自己破産についてお話ししましたが、これはどうにもならなくなってしまった時の最終手段として手元に残しておくことをお勧めします。
債務整理や過払い請求などで、減額して残った借金を支払っていった方が、今後の生活に支障をきたすことなく借金を綺麗に返済できると思います。