「返済しきれない借金を抱えている」
「自分と同じような借金を抱えた人はいる?」
「どうやって借金を返済したんだろう……?」
こんな悩みを一人で抱え込んでいませんか?
自分でも気付かないうちに、返済しきれない借金を抱えてしまう人は少なくありません。
今回は、会社の倒産をきっかけに400万円の借金を背負い、自殺まで考えた末に債務整理で救われた小池さんの体験談を紹介します。
小池さんの体験談を通じてわかることは、次のとおりです。
- 借金が膨れ上がるまでのパターン
- 膨れ上がった借金の解決方法
- 自殺するなら債務整理をすべき理由
この記事を読めば、返済しきれない借金にどう対応すればいいかわかります。
もしあなたが借金に追い込まれて自殺を考えているとしたら、ぜひ最後まで目を通し、正しい方法で借金地獄から抜け出してください。
Contents
【体験談】消費者金融やカードの借金地獄から抜け出すまで
どうも、小池と申します。
お恥ずかしい話ではありますが、私は会社の倒産をきっかけに400万円の借金を背負い、最終的に債務整理で解決した経験があります。
ここでは私が借金を負って、解決するまでの体験をまとめました。
- 借金のきっかけは消費者金融
- カードの現金化でさらに借金が増加
- ついに債務整理を決意
- 任意整理して一気に返済が楽に
現在の私は総額400万円の借金を完済し、普通の生活を送っています。
体験したから言えることですが、二度とあの生活に戻りたくはないし、今借金を抱えている人にはぜひ普通の生活を取り戻してほしいです。
過去の私のように、借金に追われ自殺を考えている人はぜひ目を通してください。
借金のきっかけは消費者金融
私が多額の借金を抱えることになったきっかけは、消費者金融でした。
10年ほど前、不運にも勤めている会社が倒産。
すぐにアルバイトを始めたのですが、住宅ローンと自動車ローンの支払いが毎月80,000円ほどあり、生活難を乗り切るために消費者金融から借り入れを始めました。
お金を借りては返済……
この繰り返しで、3年経った頃には借金総額が300万円近くに膨れ上がりました。
フルタイムの正社員の仕事が決まりましたが、時すでに遅し。
当時の収入15万円に対して、月々の返済額も収入と同額程度になってしまっていたのです。
カードの現金化でさらに借金が増加
借金総額が300万円に達すると、どこの消費者金融会社もお金を貸してくれなくなりました。
そんな状況下で、馬鹿な私は「クレジットカードを作成してキャッシング枠での借り入れをする」という方法を思いついたのです。
当然ですが、クレジットカードの現金化はカード会社の契約違反。
しかし追い込まれていた私は、返済を間に合わせるためなら手段を選ばなくなっていました。
クレジットカードから新規で100万円ほど借りて、借金総額は400万円です。
クレジットカード会社からの請求書などで、家族に借金のことがバレるのも時間の問題でした。
最終的に債務整理を決断
散々借金を膨らませた挙句、私が選んだのは債務整理という道でした。
借金のことはすぐに家族にバレて、すべてを話すことにしたのです。
嫁は私の甲斐性が無いからなのか号泣しており、つられて私も情けなくなって泣きました。
そして家族会議の結果、債務整理をすることになったのです。
弁護士費用は借り入れ1社につき2万円、私の場合は10社からの借り入れだったので合計20万円ほどでした。
任意整理で返済が一気に楽に
債務整理にはいくつかの方法がありますが、私が選んだのは「任意整理」です。
交渉前は借金総額400万円に対し、月々の返済額が約20万円でした。
ですが、過払い金が発生していたようで、借金総額が250万円も減って毎月の返済額を5万円まで減らすことができたのです。
また、任意整理すると借金の利息はなくなります。
つまり毎月5万円返済すると、そのぶんだけ借金の残高が減るので、すごく返済が楽になりました。
その後、約2年ちょっとで全額完済できました。
債務整理体験者からのアドバイス
実際に債務整理を経験した私が、現在借金をしている方へ伝えたいことは次の3つです。
- 債務整理は早めにしたほうがいい
- 弁護士費用がなくても大丈夫
- 自殺するくらいなら債務整理すべき
現在、多額の借金を抱えている人には参考になるはずです。
債務整理は早めにしたほうがいい
結論から申し上げると、自力で返済できない借金は早めに債務整理すべきです。
私は借金を返済しようと借り入れに借り入れを重ねてしまい、その結果多額の借金を抱えることになりました。
しかし、もっと早い段階で債務整理を検討していれば、400万円まで借金が膨らむことはなかったでしょう。
もし借金に悩まれているなら、早めの債務整理をおすすめします。
自転車操業を行ってはいけない理由については、こちらの記事を参考にしてください。
参考⇒借金が自転車操業になっている人が債務整理を検討すべき5つの理由と方法
弁護士費用がなくても大丈夫
弁護士費用がなくても、債務整理できないと嘆く必要はありません。
ほとんどの人は、債務整理を検討する段階で弁護士費用を払う余裕はないでしょう。
しかし、私の場合は任意整理をしたことで過払い金が発生し、そこから20万円の弁護士費用をまかなえました。
もし過払金がなかったとしても、分割払いや後払いにしてくれる法律相談事務所もあるので、諦める必要はありません。
自殺するくらいなら債務整理すべき
最後に、自殺するくらいなら債務整理すべきだということを伝えたいです。
冷静に考えるとわかりますが、自殺するくらいなら、債務整理のほうがまだデメリットは小さいですよね。
確かに、債務整理のデメリットは決して無視できません。
個人の信用情報に事故情報が登録されるので、当面は新しい借金ができず、クレジットカードも使えなくて不便に感じるでしょう。
私も、任意整理の直後は普段使っていたカードが使えず不便に感じました。
それでも、死んでしまうことと比べれば、明らかに小さなデメリットです。
まとめ
結論からいうと、自力で返済できない借金は債務整理で解決すべきです。
借金を借金で返そうとしても、ほとんどの場合、より悪い状況に追い込まれてしまいます。
今回は、400万円の借金を債務整理した小池さんの体験談を紹介しました。
小池さんの体験からわかることは、次の3つです。
- 債務整理は早めにしたほうがいい
- 弁護士費用がなくても大丈夫
- 自殺するくらいなら債務整理すべき
借金問題は、時間が経てば経つほど深刻になります。
もし自力で返済できない借金を抱えている人は、1日でも早く弁護士・司法書士に相談し、債務整理での解決を図りましょう。