闇金からの借金を返さなくていい3つの理由!踏み倒しのリスクや正しい対処法も解説

「闇金に借りたお金、返さなくていいなら無視して借り逃げできる?」
「闇金の借金って踏み倒せる?」
「闇金からの借金が返せない、このまま返済しないとどうなるの?」

あなたはネットで「闇金から借りたお金は返さなくてもいい」という情報を見て、もしかしてこのまま踏み倒せるのでは、と思っているかもしれません。または、闇金への返済の目途が立たず、明日にも来るかもしれない取り立ての恐怖に怯える日々を送っている方もいるでしょう。

結論から言うと、闇金そのものが違法業者のため、利息だけでなく元本の返済義務もありません。

しかし、最初から踏み倒すつもりで闇金から借金すると執拗に取り立てられ、まともな日常生活は送れなくなるでしょう。返済できないからといって闇金からの連絡を無視すると、家族や職場にまで迷惑を掛け、精神的に疲弊することになります。

この記事を読めば、

  • 闇金からの借金を返さなくてもいい理由
  • 踏み倒すつもりで闇金から借金したらどうなるのか
  • 闇金業者の取り立て方法と正しい対処法

がわかります。安易に「闇金からの借金は無視して返さなければいい」と思うのは絶対やめましょう。


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闇金からの借金を返さなくていい3つの理由

闇金からの借金は、利息の支払い要求に応じる必要がないだけでなく、元本の返済義務もありません。その3つの理由を解説します。

1. 法外な金利のためそもそも法律に違反している

闇金の金利は法外なため、そもそも法律違反です。利息については、出資法と利息制限法という2つの法律があります。

闇金の利息は、年20%を遥かに超えるとてつもない暴利。出資法では、営業行為で他人にお金を貸す時の利息は、年20%までになっており、違反した場合は刑事罰が科せられます。例えば、

  • 利率が年20%超:5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金または併科
  • 利率が年109.5%超:10年以下の懲役もしくは3,000万円以下の罰金または併科

3年を超える懲役刑が確定した場合、執行猶予を与えられないため、実刑となる可能性の高い重い刑罰が科せられます。

闇金を取り扱ったマンガや映画などでは「トイチ(10日で1割の利息)」という言葉が用いられることがありますね。しかし、実際の闇金は、以下のようにトイチより高い金利であることも珍しくありません。

  • トイチ(10日で1割):年365%
  • トサン(10日で3割):年1,095%
  • トゴ(10日で5割):年1825%

消費者金融の金利の相場は年18%ですから、闇金の金利がどれだけ異常なものかよくわかるでしょう。

2. 最高裁の判例「実際に借りたお金も返さなくて良い」

闇金の利息は明らかな法律違反です。最高裁判所の判例でも「闇金に対しては、実際に借りたお金ですら返さなくて良い」とされています。

しかし、相手が闇金だとしても「借りたお金は返さなければ」と考える人が多いのではないでしょうか。この事件は、闇金の被害者が闇金業者に対して支払った金銭のすべてを損害賠償として請求したものですが、最高裁判所は損害賠償の支払いを命じています。

つまり、闇金からすると法律的には「貸し付けたお金は丸損」も同様です。

3. 闇金からの借金は返さなくても信用情報機関に登録されない

闇金からの借金は、返さなくても信用情報機関に登録されません。いわゆるブラックリストのことですね。

闇金は正規の金融業者ではないため、信用情報機関に加盟できないからです。例えば、闇金からの借入を1円も返済しなかったとしても、信用情報に傷がつくことはありません。

踏み倒すつもりで闇金から借金した場合

前述のように、闇金からの借金は返済する必要がありません。しかし、意図的に踏み倒すつもりで借入した場合はどうなのでしょうか。

1. 詐欺行為で犯罪に問われる可能性がある

闇金からの借金は法律的に返済義務はありませんが、最初から踏み倒すつもりで借入した場合、詐欺行為で犯罪に問われる可能性があります。

刑法246条では「財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者は、10年以下の懲役に処する」となっているからです。相手がたとえ闇金であっても、詐欺罪に該当するケースもあり得るでしょう。

詐欺罪については「借りたお金を返さないのは罪になる?詐欺罪になる可能性と債務整理の有効性」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

2. あらゆる手段で執拗に取り立てが行われる

闇金業者は、あらゆる手段で借金を踏み倒そうとする人を探し出し、執拗に取り立てを行ってくるでしょう。最近では、SNSで個人を特定することもあります。

前述のように、最高裁の判例「闇金から借りたお金は返さなくて良い」ということを、闇金業者もよく理解しています。最初から踏み倒す目的で闇金からお金を借りることは、現実的に不可能でしょう。

自分自身が犯罪者になるリスクがある上、執拗な取り立て行為が待っているのです。借り逃げするつもりで闇金から借金するのは、絶対に止めてください。

闇金業者の恐るべき5つの取り立て方法

闇金業者が返済しない人に対して、どのように取り立てするのかを解説していきます。

1. しつこい催促電話をかけてくる

闇金への借金を返済しなければ、電話で「返さなければ殺す」などの暴言を吐かれることもあります。昔に比べて減っているとはいえ、まだそういった業者もいるのです。

貸金業法では、午後9時から午前8時の深夜から早朝にかけての電話は、違法とされています。しかし、闇金業者そのものが違法であるため、法律は無視して電話をかけ続けてくるでしょう。

催促電話は、返済するまで止まらないと考えてください。

2. 家族や職場にまで嫌がらせの電話をかけてくる

闇金の取り立ての恐ろしいところは、家族や職場にまで嫌がらせの電話をかけてくることです。親や兄弟にまで取り立てするため、家族も恐怖に苛まれる生活を送ることになります。

消費者金融業者とは違い、職場にも正体を隠さず電話してくるでしょう。勤務先の人に、闇金から借金していることがバレてしまうかもしれません。

貸金業法では、勤務先への電話は違法とされています。家族や知人に他の金融機関から借り入れさせ、弁済を強要するのも違法な取り立て行為です。

しかし、やはり元々違法業者であるため、法律は守らないと考えてください。

3. 自宅に押しかけ脅迫される

返済が滞ると、闇金業者が自宅に押しかけてきて脅迫される場合もあります。夜など静まっている住宅街で騒がれると、近所の人に迷惑をかけるばかりか、闇金にお金を借りていることがバレる可能性もあるでしょう。

電話だけでなく、自宅にまで押しかけてくるとなると、緊張感で気持ちが休まる暇もありません。電話と同様、貸金業法では深夜から早朝にかけての自宅への訪問は違法とされています。

4. 消防車・救急車を呼ばれる

最近では減っていますが、嫌がらせのために消防車や救急車を呼ぶ闇金業者は、まだまだ存在します。消防車や救急車は、出動前に事実確認などはしません。人命救助のためのしくみが、嫌がらせに使われるのです。

特に消防車の場合、火事が起こったとなれば周りも騒然となるでしょう。近所の人に迷惑が掛かり、何度もくり返されれば不信感を持たれることになります。

5. 頼んでもいないピザが届く

頼んでもいないピザや寿司などが届く嫌がらせも、闇金の常套手段です。10人前や20人前など、大量の注文品が勝手に届きます。

闇金の嫌がらせの目的は、精神的なストレスを与え借金を返済するよう仕向けることです。お金を返すまでは、非常識な取り立てがいつまでも続くと考えていいでしょう。

闇金の嫌がらせについては「闇金の嫌がらせはいつまで続く?嫌がらせの具体例や4つの対策を解説!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

闇金業者からの取り立てへの基本的な3つの正しい対処法

闇金は絶対に関わってはならない相手。しかし、万一の場合の基本的な3つの対処法を解説します。

1. 闇金からの電話には一切応じない

闇金からの電話には、一切応じないようにしましょう。最近の闇金は顧客と直接会わないケースが多く、いわゆる「090金融」が典型。しかし、必要な連絡は電話やLINEなどのSNSで行われるのが一般的です。

電話の目的は、前述のように顧客を精神的に追い詰めて借金の返済をするよう仕向けること。したがって、闇金からの電話やメッセージには一切応じないのが対策として最も基本的な方法です。

ただし、電話に出なければ自宅に押しかけたり、家族や職場にまで連絡される危険性もあります。

2. 闇金からの嫌がらせは無視する

闇金からの嫌がらせは、無視してください。顧客と連絡がつかなければ、闇金は嫌がらせをするようになります。留守電に物騒な伝言が残されたり、SNSで罵倒されたりすることもあるでしょう。

闇金の狙いは、顧客に精神的なプレッシャーを与えて言いなりにすることだからです。留守電メッセージなどは消去せず、証拠として必ず保存しておいてください。

3. 脅迫や暴力行為があれば警察を呼ぶ

脅迫や暴力行為があった場合、警察を呼んでください。相談だけなら警察はなかなか動いてくれませんが、暴力・暴言の証拠があれば話は別です。

例えば、暴力を受けてケガをした場合、病院の診断書や写真があれば闇金被害に遭っているという証拠になります。暴力は暴行罪や傷害罪など、刑事事件に該当します。

「殺してやる」などと脅された場合は、録音しておくと良いでしょう。生命に危害を加えると脅すような暴言は、脅迫罪に当たります。

一般人は闇金から逃げられない!一刻も早く弁護士に相談して解決を

闇金からの執拗な取り立てに正しい対処法で応戦したとしても、現実的には想像以上のストレスがかかるでしょう。日常生活にも支障が出るに違いありません。

1. 相談前に情報を整理する

闇金から一刻も早く縁を切るためには、弁護士などの専門家が迅速に対応できる状況を整えることも大切です。具体的には、次のような情報を整理しておきます。

  • 闇金との取引の内容(借りた額・利息の条件・これまでの返済額など)
  • 相手の電話番号(番号が変わった場合、わかる限りすべての番号)
  • SNSなどのメッセージ履歴
  • 電話のあった日時や回数
  • ネットのアドレス(URL)
  • 闇金とのやりとりに利用した銀行口座の情報(銀行名・支店名・口座番号)

闇金被害に遭っているという証拠を、しっかり揃えておくことが肝心です。

2. 闇金に強い弁護士に依頼する

闇金に強い弁護士に依頼することで、借金問題の解決も可能です。闇金業者が一番恐れているのは、警察からの摘発だからです。闇金に強い弁護士は、警察とのネットワークを持っているため、摘発に向けて動いてもらえる場合もあります。

闇金から借りたお金を返済する義務はありませんが、取り立てが止まない限り平穏な生活も望めません。弁護士への相談なんて敷居が高くて、と思われる方もいるかもしれませんが、一般の方は闇金の取り立てから逃げるのはまず不可能でしょう。

勇気を出して一刻も早く専門家に相談し、解決に向けて一歩踏み出していただきたいと思います。

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