Contents
大阪府で債務整理~200万円の借金を自己破産で解決した26歳男性の体験談
今回は大阪府にお住いの26歳江田さん(仮名)の債務整理体験談をご紹介します。
リボ払いや消費者金融が身近になったこともあり、近年、江田さんのように20代男性の債務整理は増えています。
まだ20代と若いうちであれば、年齢を重ねた後よりも比較的債務整理後の影響は少ないと言えるでしょう。
実際に江田さんのケースでも債務整理を行うことで生活を再建することに成功されています。
参考にしてください。
それでは江田さんお願いします。
大阪府東大阪市で債務整理をした26歳男性の体験談
私は現在26歳の男性です。
会社員として働きながら副業でアルバイトをして生活をしています。
子供の頃から貧乏であったこともあり大人になってからお金の使い方に反動が着たためか、自己破産をすることになってしまいました。
私が自己破産を行なったのは会社員になって間もない23歳の頃です。
その頃にもある程度の収入を手に入れていたため普通の生活を送る分には何も困らない程度の水準でした。
ですが、元々貧乏な家庭であった私は大人になったら一人暮らしをして自分で稼いだお金で好きなものを買って好きに生活をすることを夢見ていました。
その反動か、ほしいものを買って、食べたいものを食べてというのを第一優先にしていると早速一人暮らしのお金に響いてしまうようになりました。
趣味のスロットがきっかけで借金が雪だるま式に増えていった
ギャンブルも多少たしなむ程度にしていたつもりだったのですが、好きなことにお金を使いすぎたときにギャンブルで取り戻そうとしてしまうようになりました。
会社終わりにスロットを打ち、勝ち負けに一喜一憂する日々でした。
そんな中で、ある時急性肝炎になってしまい入院することになってしまいました。
ただでさえ収入を使い倒していたわけですから入院費用もすぐには出せません。
実家もお金がないためどうすることも出来ず、今思えばとてつもなく迷惑をかけた瞬間でした。
それをきっかけに金融業者から借金をするようになったのですが、返済が間に合わず自分のギャンブル癖もなかなか治せないままにいつの間にか借金は230万円を超えていたのです。
さすがに督促などに首が回らなくなり、仕事も増やして自分の時間をなくしてお金の消化を抑えようとしたのですが、どうしても頭にはギャンブルや買い物のことが頭をよぎるのです。
借金が230万円を超え家賃も滞納するくらい生活が破綻していった
そうしているうちに家賃も滞納するようになってしまい、いよいよ生活が出来ないようになるビジョンが手前に見えてきました。
そこでどうすることも出来ず、ネットで対策を調べていたときに市役所での相談窓口を見つけました。
そこでまさしく赤裸々告白でした。ありとあらゆることを全て伝えたうえで、市役所で対応できる範囲を超えているということで弁護士を紹介してもらえることになりました。
そこでも又再び借金の経緯を話しました。気持ちとしてはまるで懺悔のような気持ちです。
自分でお金の使い道と調達方法を話せば話すほど、どんどんと恥ずかしさと後悔に襲われていきました。気づけば弁護士の先生の前で泣いていました。
そんな私にかけられた言葉は、以外にも優しい言葉でした。
「借金の苦しみ方は人それぞれです。致し方ないことで苦しむ人もいれば、正直あなたのように私利私欲のために窮地に立った人もたくさんいます。
ですが、どんな人であれ反省が実を結ぶと思われる人であれば全力で助けます。
ぜひ成功させましょう」
この言葉に救われました。そこからは先生と共に生活再建の計画を立てていきました。
東大阪市で出会った弁護士と借金問題解決へ向け計画をスタート
まずは王道の家計簿です。
私の出費のほとんどは先の通り私利私欲の塊でしたので、それは無駄のオンパレードでした。
もちろん先生には咎められましたが無闇に怒られることはありませんでした。
食費についても自分でカットするための方法であったり、飲み物一つでもどれだけ節約できるのかというのを数字をもって身に刻みました。
後は打ち合わせで必要書類を提示していったりするのですが、私は仕事の合間がなかなかとれず、一ヶ月に一回ほどの打ち合わせで概ね1年ほどの時間を要しました。
まずは手続きをして変わったことは督促を受けなくなったという点です。
私の住んでいる大阪にはそれはたくさんの消費者金融があります。
その中で複数借り入れをしていた私はそれだけの業者から督促の電話がきていまいした。
それがぴたりと鳴り止んだのはびっくりしました。
そして、手続き中に私を激変させたのは以外にも私の友達でした。
自己破産をすると迷惑がかかる人がいる事を認識することで自分自身の生活も変えられる
私の友人の数人には今回の自己破産のことを打ち明けていたのですが、そのうちの一人に実家が自営業を営んでいた人がいました。
しかし、お得意先が急に自己破産をしたため収入に大打撃を受けてしまい、経営が傾きかけたという過去を持っていた人がいたのです。
当然私の話を聞いていて快く思うわけがありません。それでも静かに話を聴いてくれていたその人は最後に、「お前が助かったとしても、お前を信用した人は救われへんねんで。
それをよく考えて反省しなあかんで」といわれたのです。私は強烈に打ち砕かれました。
今までは自己破産が成功しそうな矢先で嬉しいと思っていたなか、その友人の一言でなんて甘い考えを持っていたのかと過去一番の反省をしました。
そこからは生活を改めました。食事は食べたいものは月に一度だけ自由に出来るようにし、買い物もほしいものを二ヶ月に一回だけ購入できるよう目標を立てました。
貯金も必ず行うようにし、家賃も半分の家に引っ越しました。タバコもやめましたし出来る限りお金を使わないようにと気を使うようになりました。
現在はその甲斐もあってか生活は非常に潤ったような気がします。
貯まったお金で弁護士の先生にもすぐに費用を払いました。
借金に悩むきっかけは本当にすぐそこに転がっています。
何でお金に困るのか本当にわからないものです。
私のようにルーズが祟ってしまうこともあれば、急な怪我や病気でお金が入用になることもあります。
どんな場合であれ、誰かに迷惑をかけることは必ずやってきます。
ですが、そこをこうした最終手段を使わずに解消できるかどうかでその人の信用は変わります。
私はその信用を犠牲に許していただきました。それに報いて今後は誰にも迷惑をかけないよう自分にたいする準備を怠らないように使用と思います。
そうする事で生活が豊かになっていくことを身をもって経験しました。
そして、友人の体験談が私の今の生活を今でも支えてくれています。
ぜひ、他の借金に苦しんでいる人にも一度がつんとつらいことにぶち当たっても立ち直っていただければと思っています。
恐れずに行動をすれば人生は必ずやり直すことが出来ます。