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元カレの為に借金200万円!自身で背負うことになり熊谷市の法律事務所で債務整理をした体験談
今回は熊谷市に在住の浮田さんです。
浮田さんは、過去にお付き合いしていた恋人から、お金を貸してほしいと頼まれて借金をしてしまいます。
当時は彼を助けたい一心で言われるがままに消費者金融からお金を借りてしまいます。
当初は自分の給料からその借金を返済すると言っていたものの、なかなか返済してくれず、結局自分で借金の返済をする羽目になります。
そうしていくうちに関係もうまくいかずに、恋人との別れを決意。
それと同時に借用書を書いてもらいますが、約束は守られず、終いには音信不通。
合計で200万円もの借金は当時の浮田さんの給料で支払い続けるのには大変厳しいものでした。
常に借金に悩まされる日々に、体調も崩してしまいます。
そんなときお父様に相談したところ、債務整理を勧められて今回の体験談に繋がります。
それでは浮田さん、よろしくお願い致します。
熊谷市の司法書士事務所で200万円の借金を債務整理した体験談
これは、10年ほど前の私の体験談です。
当時、埼玉県に住む20歳のOLをしていた私は、知人からの紹介である男性と出会いました。
彼は車のディーラーで、仕事熱心なところに惹かれて恋に落ちました。
お付き合いを始めて数ヶ月たった頃に、彼は仕事以外でも個人的に車のオークションで車を仕入れ、それを転売する仕事をしていると打ち明けてきました。
その時はおこづかい稼ぎだと言っていたので特に気に止めませんでした。
しかし、しばらくして雲行きが怪しくなってきました。
彼は知人からお金を借りてまで車を購入していたようで、返済を催促される電話が頻繁にかかってくるようになったのです。
彼の為に借金200万円をつくってしまう
実際、購入した車が売れなければマイナスになってしまうので、借金など返せるあてがありませんでした。
その時彼に泣きながら頭をさげられ、消費者金融からお金を借りて欲しい、俺を助けてほしいと言われました。
彼のことが大切だと思っていたので、助けてあげたいと思ってしまい、私は5社から合計200万円の借金をすることとなったのです。
それからというもの、毎月6万円返してもほとんどが利息という状態が半年ほど続きました。
彼は最初こそ自分の収入から借金を返済すると言っていたのにも関わらず、返済をしてくれないことがほとんどでした。
仕方なく毎月自分のお給料から返済していましたが、返しても返しても減らない元金にいつも頭を悩ませ泣いていました。
彼とは音信不通で借金を一人で背負うことに
そんな中でお付き合いがうまくいくはずもなく、私は別れを決意しました。
ですが、別れを決意したところで借金がチャラになるわけでもなく。
彼には借用書を書いてもらいました。
毎月給料日後の月末に返済をするという約束の書面を交わしました。
しかし翌月から、待てど暮らせど返済は無し。
電話をしても留守番電話。
メールも無視されました。
その間は、毎日お金の事しか考えられなくなりいつもイライラしていました。
当時お給料も安かったので、そこから捻出する6万円はとても大きかったです。
悩みすぎてご飯も食べられなくなり、1ヶ月半で9キロも痩せてしまいました。
司法書士に債務整理について相談をすることに
そこからまたしばらく経って、1人で抱え込むことが辛くなり父に相談する事にしました。
父は黙って話を聞き、自分がお金を貸してしまうと何も人生経験にならないから、と債務整理を薦められました。
そこから、弁護士に相談するのが良いのか司法書士に相談するのが良いのか色々とネットで調べたりしました。
手持ちのお金もほとんどなかったので、比較的料金の安い司法書士の事務所を県内で見つけたので、父に同行してもらい話を聞きにいきました。
そこは相談自体は無料でしたが、今の金額からだとこれくらい借金が減るよと提示された金額がマイナス20万円の180万円でした。
そして、先生に依頼をする料金が15万円程でしたので、実質5万円ほどしか借金は減らないということが分かりました。
しかし、今まで6万円払っていたものが5社で2万円程になるとのことでした。
普通の生活ができるように債務整理を決意
私としては日々食べるものを確保することがやっとの状態だったのでそこを抜け出したく、債務整理をお願いする事にしました。
それから何ヶ月かは手続きの為に返済をしない期間が1ヶ月ほどありました。
返済額が決まるまでの1ヶ月で少しお金を貯めることができました。
早く普通の生活に戻りたい一心でした。
返済額が決まってからは、7年間かけて返済をするという生活が始まりました。
最初は7年間という年月がとても長くて途方に暮れましたが、返していくしかありません。
実際に支払いを開始してみると、金額が減ったせいかストレスもさほどたまらなくなりました。
もちろん贅沢はできませんが、友達とランチに行けたり化粧品を買えたり。
普通の女性が普通にやっていることを経験できるようになり、とても嬉しかったことを覚えています。
借金を抱えて学んだこと
私はこの経験を通じてお金のありがたみが分かりました。
人にお金を貸してくれと言ってくるような人とはすぐ縁を切りますし、頼まれたらもちろん断ります。
そんな人は友人でも恋人でも、なんでもないのです。
世の中にはギャンブルや肩代わりや、その他色んな事情で借金をしてしまう人がたくさんいると思います。
1人で抱え込み、苦しくて苦しくてどうしようもなくなったときに、信用できる誰かに相談をしてみてほしいと思います。
話すことで楽にもなりますし、希望の光が見えてくることもあると思うからです。
長い年月をかけて200万の返済を終えましたが、私は債務整理をしたことを後悔していません。
あのまま毎月6万円を支払っていたら、失望して死んでいたかもしれないと思うからです。
彼のことを許せるかと聞かれればノーですし、二度と顔も見たくありません。
少ない金額だと思う人もいるかもしれませんが、20歳だった自分にはとてつもなく大きな金額でした。
でもすべて自分が選択して選んだ道なのです。
借金の金額に関わらず、それが生活のすべてになってしまっているようであれば、債務整理を考えるのもひとつの手段だと私は思います。
その苦い経験があって、成長することもあると思うからです。