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債務整理を弁護士に依頼するメリットとデメリットや特徴って?
借金の返済や金利の支払いが困難になってきて、債務整理を行おうと決めた場合手続きを行う方法として
の3つの選択肢があります。
結論から言うと、債務整理を最初から最後まで、自分で行うのは現実的ではありません。
債権者である消費者金融や銀行、クレジットカード会社は、金融のプロですしメガバンク、中小の企業に関わらず、顧問弁護士が就いているケースがほとんどです。
金融のプロと同様の案件を複数こなす顧問弁護士相手に、素人が戦える筈はありませんので専門家に依頼をするのが、結果的には良い結果へとつながるでしょう。
それでは、弁護士と司法書士どちらに依頼をするのが良いのでしょうか。
今回は、債務整理を弁護士に依頼するメリットとデメリットについて解説をしていきます。
また、重要な事なので結論から先にお伝えします。
もちろんケースによりますが、借金問題の相談をするのであれば専門の弁護士に依頼するのが1番です。
司法書士は本来、不動産や会社の登記などを専門に行っています。
最近では借金問題に着手する司法書士も増えましたが、扱える範囲は決まっています。
現在、借金問題に苦しんでいるのであればまずは専門の弁護士へ相談することをおすすめします。
それでは解説をしていきます。
弁護士に依頼するデメリットは、費用がかかることだけど
弁護士に債務整理を依頼する場合には費用がかかります。
「ただでさえ借金で苦しくて明日の生活費さえ捻出するのが辛いのに、法律事務所にさらに債務整理費用を払わなければならないの?」
という心配もあるかもしれませんが、法律の知識に乏しい一般の方が、債務整理を自力で行うのは非常に難しいですし、費用面を考慮しても金銭的にも結果プラスになります。
自力で債務整理を行った場合には
「本来もっと減額できていた借金が、交渉が上手にできなかったためにあまり減額できなかった」
という事態に見舞われる可能性が高く、そもそも相手にしてもらえないということもあるでしょう。
特に過払い金の利息引き直し計算などは法律知識がない人が、自力でやるのは非常に困難ですし計算しても債権者に相手にされない可能性も十分にありえます。
たしかに弁護士報酬がかかってしまう事は債務整理のデメリットの一つですが、メリットの方が費用対効果を考えても大きいでしょう。
無理して自分で処理して、思わぬ損をしてしまったというケースが本当に多いので注意しましょう。
また、補足ですが弁護士報酬については後払いや分割払いに、対応してくれている事務所がほとんどです。
債務整理の無料相談では具体的にいくらぐらいの費用がかかるのかやいくらぐらいの、借金を減額してもらえるのかを確認してから依頼するかを決めましょう。
現在では弁護士への債務整理の依頼は年々増えています。
無料相談をしてもらったからといって、しつこく営業をされる事はありませんし、専門家はそんな暇ではありません。
司法書士ではなく弁護士に債務整理を依頼するメリット
弁護士・司法書士ともに、債務整理の実績が大きい法律事務所であれば、債務整理を依頼して問題ありません。
テレビCMを出している、アディーレ法律事務所やアヴァンス法務事務所等、大規模な法律事務所であれば所属する専門家の人数も多いので、スムーズに事件を処理してもらえる可能性が高いです。
小規模な法律事務所の場合、手続きを受理してもらえるまで、時間が掛かるケースは少なからずあるようですが親身になって相談に乗ってくれるというメリットもあります。
どちらがよいとは一概にはいえないですしそれぞれの状況によって変わるでしょう。
当サイトでまとめている、法律事務所の評判や口コミを確認することをお勧めします。
司法書士は「簡易裁判所」で扱われる事件のみ裁判手続きを代行することができます。
簡易裁判所は1件あたり140万円を超えない事件を扱っています。
借金の金額が1本あたり140万円を超えるような場合には司法書士に、依頼することはできませんので予め注意が必要です。
詳しくは司法書士に債務整理を依頼するメリットとデメリットをご参考ください。
その場合は、弁護士に依頼することになります。
債務整理を弁護士に依頼するメリットとデメリットや特徴まとめ
債務整理の場合、実際にはほとんどの人が弁護士などの専門家に、依頼して債務整理を成功させています。
借金の問題は自力で解決しようとせず、上手に専門家を利用するのが賢明です。
現在では無料相談を実地している法律事務所がほとんどです。
そもそも「自分は債務整理するべきなのかどうかわからない」という方も一度相談してみると良いですよ。
いずれにしても借金問題は時間との勝負です。
1人で悩み続け取り返しがつかなくなる前に、今すぐ弁護士に相談することをおすすめします。