アメックスカードで強制解約になる理由とは?滞納したときの対処法について解説

「アメックスカードが解約される理由は?」
「滞納したときはどうしたらいいの?」
「支払いがつらいときの対処法を知りたい」

こんな疑問を抱いていないでしょうか?

アメックスは滞納に厳しいクレジットカードということで知られているので、滞納したら少し焦ってしまいますよね。

強制解約になるまで滞納してしまうとデメリットが大きいため、お金がなかったとしても早めに対処することが大切です。

この記事では、アメックスカードの強制解約について以下のようにまとめています。

この記事でわかること
  • 強制解約される理由
  • 滞納するとどうなるのか
  • 滞納してしまったときの対処法

この記事を読むと、滞納してしまったとしてもスムーズな対処法がわかります。

また、「このまま返済していても完済は難しい」と考えている人は、手遅れになる前に法律相談事務所に相談を行ってください。

 

Contents

アメックスカードが強制解約される理由

アメックスカードが強制解約される理由は、主に以下の3つです。

強制解約される理由
  • 延滞・滞納を続けている
  • 不正なカード利用が行われた
  • その他規約違反が行われた

それぞれ順番に見ていきましょう。

延滞・滞納を続けている

アメックスカードが強制解約される理由の1つ目は、度重なる延滞や遅延です。

多少の滞納や支払い忘れであれば早めに返済すれば大丈夫ですが、過去に何度も延滞していたり、2ヶ月以上滞納したりすると強制解約される可能性があります。

また、滞納を続けるとブラックリストにも登録されるので、滞納が続いてしまう前に対処しましょう。

規約違反を行った

アメックスカードが強制解約される理由の2つ目は、規約に反するカード利用です。

不正なカード利用とは、クレジットカードの現金化や他人に貸し与える行為などで、これらが発覚すると強制解約となります。

上記のような行為は他のカードでも禁止されていて、他のカードが強制解約となった場合はアメックスカードも解約される可能性があるので行わないようにしましょう。

更新するときの途上与信

アメックスカードが強制解約される理由の3つ目は、カードの更新時に条件を満たしていないと判断された場合です。

「途上与信」とはカードの利用状況を審査するもので、アメックスカードでは更新時に途上与信が行われ、カードの会員条件に満たない人は解約されてしまう可能性があります。

自分のカードの更新日を確認して、不正利用や滞納などの信用を損ねるような利用は避けるようにしましょう。

アメックスカードを滞納すると起こること

アメックスカードを滞納し続けると大きなデメリットが生じるので早めに対処しましょう。

具体的には以下のようなデメリットがあります。

アメックスカードを滞納すると起こること
  • 遅延損害金が生じる
  • 強制解約される
  • ブラックリスト入りする

それぞれ順番に解説します。

遅延損害金が生じる

アメックスカードでは1日でも遅延が生じると「遅延損害金」が発生するので注意です。

遅延損害金は実質年率が14.6%で、遅延となったその日から1日ごとに増え続けていきます。

もし支払いが厳しい状態で遅延損害金まで重なると、より返済が厳しくなってしまうでしょう。

遅延損害金を考えると、1日でも早い対処が必要です。

強制解約される

アメックスカードでは延滞を繰り返したり、滞納が長く続いたりすると強制解約となります。

もし解約になると、カードの残債の一括返済が求められるので注意です。

他にもアメックスカードを契約していた場合、1つのカードが強制解約になると全てのカードで一括返済を求められる可能性もあります。

強制解約になるまで放置すると、返済の猶予がなくなってしまうのです。

ブラックリスト入りする

カードの滞納により強制解約になると信用情報機関に登録され、いわゆるブラックリスト入りしてしまいます。

信用情報機関とは以下の3つです。

信用情報機関
  • CIC
  • JICC
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

一度事故情報が登録されてしまうと、5年間は消えずに残ります。

ブラックリストに登録されると、アメックスカード以外のクレジットカードやローンの審査も通らなくなるので、強制解約になる前に対処しましょう。

滞納したときの対処方法

クレジットカードの滞納は個人の信用情報を損ねる原因です。

対応が悪いと今後の利用にも影響が出る可能性もあるので、誠実に対応しましょう。

具体的には、以下のように対処することが大切です。

滞納したときの対処法
  • 連絡が来たら絶対に無視しない
  • 滞納に気が付いたらすぐに支払う

それぞれ順番に解説します。

連絡が来たら絶対に無視しない

滞納したときの対処法の1つ目は、アメックスからの連絡を無視しないことです。

支払いを滞納していると電話やハガキ、メールなどで「滞納を確認するための連絡」が届きます。

この時点では「滞納の理由」や「支払い可能な期日」を確認される程度です。

連絡に早めに応じて、支払い可能な期日(だいたい○日くらいではなく明確に)を伝えられれば問題ありません。

滞納に気が付いたらすぐに支払う

滞納したときの対処法の2つ目は、滞納に気が付いた時点ですぐに支払いをすることです。

アメックスは滞納に厳しいカードで、本来の支払日から2週間経っても滞納が解消されないときは「利用継続審査」の対象となります。

つまり、滞納が2週間続くと「強制解約」や「更新拒否」となる可能性が高いです。

滞納後は早急に連絡して支払いを行うことで強制解約は避けられます。

支払いが苦しくてもやってはいけないこと

もし支払いが辛かったとしても、無理な金策をしてはいけません。

支払いが苦しいと無理な手段に頼ってしまいがちですが、最終的には自分の首を絞めてしまいます。

具体的には、下記のような資金調達は避けましょう。

やってはいけないこと
  • 他社借り入れ
  • カードの現金化

それぞれ詳しく見ていきましょう。

他社借り入れ

アメックスの滞納を解消するために、消費者金融やカードローンで借り入れをするのは辞めましょう。

他社借り入れでその月の返済をやり過ごしても、根本的な解決にはなりません。

それどころか、その場しのぎで自転車操業を始めたことで、借金が何倍にも膨らんでしまうケースも珍しくないのです。

また、正規の金融機関から借入できないからとヤミ金に手を出すと、状況はさらに深刻になります。

最悪のケースでは、「いま持っている銀行口座がすべて凍結されて一生口座を開設できない」場合や、「詐欺に関与したことによって実刑判決で懲役」という事態にもなりかねません。

ヤミ金にだけは絶対に関わらないようにしましょう。

関連記事⇒闇金に借りたお金は返さなくて良い?3つの理由とヤミ金の借金解決策

カードの現金化

お金が手元にないからといって、カードで買った商品を支払い前に売却してはいけません。

アメックスカードに限らず、代金を完済する前にカードで購入した商品を処分することは「カードの現金化」になり、利用規約に反します。

カードで購入した商品は、代金支払いまではカード会社が所有権を保有しているからです。

カードの現金化により自己破産に陥った場合は、「免責不許可事由」に該当してしまうので、手続きで不利になってしまいます。

支払いが苦しいときは「債務整理」で解決

アメックスカードの支払いがどうしても辛いときは「債務整理」で解決すべきです。

特に、次のようなケースに当てはまる場合は、無理な金策をする前に弁護士・司法書士に相談を申し込みましょう。

債務整理を行うべきケース
  • 収入が減少し、すぐに回復する見込みがないとき
  • 他社借入ができないとき
  • リボ払いの返済に行き詰まったとき
  • 他社カードの利用残額、他社からの借金総額も少なくないとき
  • アメックスから一括返済を迫られているとき
  • 他社のカードや借金の支払いをすでに滞納しているとき
  • 裁判所から訴状や支払督促が届いているとき

弁護士・司法書士に債務整理を依頼すれば、負担を確実に減らせます。

「任意整理」をすれば利息や遅延損害金を発生させず、1回払いの請求額を分割払いで支払うことも可能です。

利用額が大きすぎたり、他社利用分が大きかったりして任意整理でも追いつかない場合は「個人再生」や「自己破産」という選択肢もあります。

債務整理によって減らせる借金の金額は、匿名・無料で試算することも可能です。

アメックスの返済が苦しいという人は、1度利用してみてください。

まとめ

アメックスカードは滞納に厳しいカードとして知られています。

滞納を続けると状況はどんどん厳しくなっていくので、目を背けず早めに対処することが重要です。

アメックスカードを滞納すると、具体的には以下のようなデメリットが生じます。

アメックスカードを滞納すると…
  • 残債の一括返済
  • 強制解約される
  • ブラックリスト入りする

もし自分の力だけではどうしようもないときは、債務整理を行うのがおすすめです。

滞納が長引くほど状況が悪化していくので、完済が難しいと感じたら1日でも早く弁護士・司法書士に相談しましょう。

傷が浅いうちに対処すれば、低コストで解決できてデメリットも最低限にすることができます。

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